チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

カヌーと船団で海上ボーリング調査のスパッド台船に抗議。第2ゲート前では機動隊の暴力的な規制

2015年05月29日 | 沖縄日記・辺野古

  5月29日(金)、那覇から4名を乗せて辺野古へ。船団4隻とカヌー15艇で、昨日入ってきた海上ボーリング調査のための大型クレーン船への監視・抗議行動を行った。私は、Hさんと「平和丸3号」を担当、マスコミの方々に乗ってもらった。他には、「平和丸1号」「美ら海」、そして海保の指揮船に追突されて大破していた「不屈」が、やっと修理が終わり久しぶりに海に出た。 

 昨日入ってきた大型クレーン船は、シュワブ基地のレジャービーチ前に停泊し、スパッド台船の組み立て作業が始まっていた。

 カヌー隊は、瀬嵩の浜から出た8艇が弾薬庫の下でフロートに取り付いて大型クレーン船への抗議を続けた。辺野古の松田ぬ浜から出た7艇は、長島の間を抜け、航路入口付近で監視行動に入った。

                   (後ろに見えるのは、辺野古弾薬庫)

(海保の指揮船に高速で追突されて大破した「不屈」も、やっと修理が終わり、久しぶりに海に出た。)

       (航路の入口はオイルフェンスで封鎖されていた。)

(カヌーや船の進入を阻止するため、フロートが何重にも張られている。こうしたフロートやオイルフェンスは、県への埋立承認願書には記載されておらず、全くの違法行為だ。)

金井 創さんの写真(この写真は金井さんのFBより借用)

(フロートが3重、オイルフェンスが4重。これはもう常軌を逸している。Sさんは、なんとオイルフェンスの上に乗り込んでしまった。)

 

(防衛局が許可区域外にコンクリートブロックを投下してもう4ケ月。藻や貝などが張り付き、薄黒くなっている。)

(カヌー隊の動きを見ながら、コソコソとフロートの補修や、ブイの設置作業を続ける防衛局の作業船。「平和丸3号」のマイクで、「これらのフロートは、県への手続なしに設置された違法なものです。作業員の皆さん、違法な行為に加担するのは止めてください!」と訴え続けた。)

 最近は北の風が続いているため、航路入口付近に張られたフロートやオイルフェンスは、風に流されて臨時制限区域を示す黄色いブイ(上の写真の中央部。下はその部分を拡大した写真)の外側に大きくたわんでいる。海保のゴムボートが近づいてくるが、この辺りでは、フロートやオイルフェンスは臨時制限区域の外側に設置されている。フロートを超えても、臨時制限区域に入ったことにはならない。)

 

(強い北西の風のため、臨時制限区域を示すという黄色いブイよりも外側にフロートやオイルフェンスが漂っている。)

**********

 京都の友人らに会うため、昼過ぎに船を降り、シュワブのゲート前に行った。ちょうど第2ゲート前では、海保の車に抗議するため、大勢の人たちが集まっていた。

(第2ゲートに入ろうとする海保の車(左側)。皆で抗議するが、駆けつけた機動隊が暴力的な規制を始めた。)

(結局、7台の海保の車に入られてしまったが、皆、機動隊の規制にも屈せず頑張った。)

 

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