沖縄平和市民連絡会の申入れにより、8月13日(土)、玉城デニー知事、照屋義美・池田竹州両副知事との意見交換が行われた。
選挙まですでに1ケ月を切った多忙な時期のはずだが、知事と両副知事がそろって市民グループとの話し合いに応じてくれたのだ。
我々が事前に伝えていた話し合いのテーマは次のようなものだった。
1.辺野古・設計変更申請をめぐる国との争いに勝利するための課題
2.南部地区からの遺骨混りの土砂問題(熊野鉱山の「合意案」受諾、遺骨保護のための条例制定問題等)
3.辺野古への土砂海上搬送を加速させている本部塩川港のベルトコンベア設置許可問題
4.「台湾有事」を理由とした「日米共同作戦計画」問題
5.PFAS問題について
6.国葬への対応
いずれのテーマについても、十分な時間がなく話を詰めることができなかった。知事や副知事の説明にも、まだまだ不十分な点が多かった。しかし、こうした県民が疑問と思っている課題について、市民らが直接、知事らと意見を交わすことができたのは大きな成果だと考えている。それぞれの項目について、我々から詳細な資料も直接、知事らに手渡したので、目を通してくれるだろう。
知事が所用で退出した後も、両副知事との話し合いは続いた。そこでも、今後、具体的な内容については、それぞれの担当部局との話し合いを設けるよう強く要請した。知事ら三役とのこうした話し合いを今後も続けていこうということになった。
午後は、沖縄平和市民連絡会の知事選の地域ビラ入れ活動を行った。30名ほどの人たちが集まり、那覇市内の担当地域をまわった。地域ビラ入れは、毎週、週末の活動となる。
また、月曜日からは市内2ケ所(旭橋、古島駅下)で、朝夕の街頭情宣活動も始まる。デニー知事再選のために全力をあげたい。