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チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

卑劣な日米政府には負けない! 普天間基地ゲート前での抗議行動は続く(追記あり)

2013年07月27日 | 沖縄 オスプレイ

 参議院選挙が終わった後、週初めから沖縄を離れていたが、26日(金)から大山ゲート前での抗議行動に復帰した。

 22日(月)の夜、防衛局は、普天間基地野蒿ゲート前にフェンスを設置し、わずかにあった空地を使えなくしてしまった。いつも、ゲート前での抗議行動やなどに使っていたところだ。8月上旬のオスプレイ追加配備に向け、抗議行動の締め出しをはかったのだ。選挙が終わったとたん、夜に工事をするという日米政府の卑劣さにはあきれるほかない。

 こんなこともあって、皆、怒りに燃えているのだろう、大山ゲートにはいつもより多くの人たちが集まった。終了後、野蒿ゲートにもまわりたかったのだが、普天間爆音訴訟団が防衛局に対して抗議の申入れをするというので、嘉手納に向かった。急な呼びかけで参加者はそれほど多くなかったが、防衛局前で怒りのシュプレヒコールを続けた。

  (普天間基地・野蒿ゲートへのフェンス設置に対する抗議行動(嘉手納・沖縄防衛局)     

  防衛局の抗議行動の後も、今日は、スケジュールがいっぱい。弁護士さんとの打ち合わせ、県庁での、高江、辺野古埋立申請に関する公文書公開請求の開示---しばらく沖縄を留守にしていたこともあって、休む間もない忙しさが続いた。

 

*************

 以下、参考までに普天間爆音訴訟団の抗議文を転載する。

 

 沖縄防衛局長 武田博史殿              普天間爆音訴訟団 団長:島田善次

 米軍普天間海兵隊基地の野蒿ゲート鉄柵設置工事について(抗議)

  沖縄防衛局は参議院選開票日翌日の7月22日午後8時過ぎから、夜陰に紛れて、住民の抗議を弾圧しながら、米軍普天間海兵隊基地の野蒿ゲート付近の芝生地をフェンスで囲いこみ、翌日の23日未明までに鉄柵設置工事を完了した。基地用地への立入禁止の境界線としてきた黄色ラインを1.5mも国道側歩道にはみ出して引きなおし、芝生地を囲い込むフェンス新設は、市民の抗議行動のスペースを奪い、市民の接近を締め出すものである。

 これは昨年の10月1日から始まった欠陥機オスプレイの強行配備に対し、普天間基地ゲート前において沖縄県民の総意を体現して抗議し、撤回を求めている市民住民に一切の事前説明もない、工事の公示すらない有無を言わさぬ抜き打ちの暴挙であり、8月上旬に計画されている12機の追加配備に対する事前弾圧である。沖縄を愚弄し市民の正当で自由な表現活動を暴力的に奪うものであり、民主主義と人権を破壊する行為である。

 普天間基地は近年、とりわけオスプレイ配備をめぐるこの1年の間、市民住民の怒りに包囲されて、24時間の警察の警備なしには基地機能が維持できない窮地にある。今回のフェンス設置強行は、私たちの怒りの火に油を注ぐものである。

 私たちは、オール沖縄の「建白書」の精神で、墜落死亡事故を繰り返すオスプレイの追加配備を許さず、全機を追い返すためにゲート前行動を一層強化していく。

                    記

・事実上の基地拡張である徹夜のフェンス突貫工事の目的を明らかにせよ。

・なぜ、事前の説明なく市民のアピール行動の場所を奪ったのか。

・沖縄防衛局(業者)と警察が設置作業を協力した法的根拠を明らかにせよ。

・オスプレイ追加配備を断念し、世界一危険な普天間を即時閉鎖せよ。

  

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