3月19日(土)~21日(日)、東京から信州・上田をまわって先ほど沖縄に戻ってきた。
19日(土)は、午後、日比谷野外音楽堂で、安保関連法の廃止を訴える「戦争法廃止! 安倍政権の暴走許さない3.19総がかり日比谷大集会」が開かれた。羽田空港から直行してなんとか楽屋での事前打ち合せに間に合った。参議院選挙の野党共闘の動きを受け、枝野民主党幹事長、小池共産党副委員長らも参加されている。ステージに出て驚いた。会場は超満員、すごい熱気だ。野外音楽堂に入りきれない人たちが外まであふれている。主催者発表で参加者5,600人という。枝野幹事長、小池副委員長の力強い挨拶の後、日弁連代表、日本医師会会長ら5名に続いて私がアピール。こういう場所での演説は苦手なのだが、もう腹をくくる他ない。「『和解』『工事中止』は県民と全国の支援者が勝ち取った勝利だ。また米兵による暴行事件が起ったが、辺野古新基地建設阻止だけではなく、沖縄から全ての米兵を退去させよう!」と訴えた。
(枝野民主党幹事長の挨拶。一番右の椅子が私の席)
19日(土)夜は、沖縄一坪反戦地主会関東ブロック、辺野古リレー、FoE Japanらの共催で「辺野古報告会」が開かれた。100名ほどの参加。今回の和解の意味、そしてこれからの課題等について説明する。船長仲間やカヌー隊メンバー、そしてゲート前の座りこみなど、いつも辺野古に来られている人たちも多く、鋭い質問が相次いだ。後の交流会で、今回の「和解」を受けて、早急に防衛省との交渉を追求しようということになった。また4月に東京に来ることになりそうだ。
20日(日)は、新幹線で信州上田市へ。遥か雪の残った山並みが懐かしい。午後から伊波敏男さんが主催されている信州沖縄塾での辺野古報告会。120名ほどの参加。尊敬する伊波敏男さんや横田弁護士さんなどの前で、沖縄の話や裁判・和解の話をするのは恐れ多くて緊張した。
(冒頭、挨拶される伊波敏男塾長)
(信濃毎日新聞 2016.3.21)