なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

1か月

2014年12月23日 | 
といっても、週1なんだから、結局4回か。テニスやって分かってきたこと。

 やっぱり世の中、即効性を求める人が多いんだなあ。それに対応しないと生徒が辞めちゃうから、どうしても「試合に使う」技術を教えることになっちゃうのか。

 それが悪いとは思わないが、色々なことを習ってきている自分としては、物事そう簡単に上手くなるわけないじゃないか、というのが骨身に沁みてるので、上手くいかないもうやだ、とはならない。そういう発想になるのは、結局ガキですわ。

 そんなことよりか、ちょっと困ったこと。

 最初は古いラケットを借りて使って、次の練習はスクールにある試打用ラケットを使ってみたら。その練習中に、もう肘が痛くなってきた。そんなバカな・・・・・・・。

 肘というよりか、肘関節に近い多分橈骨の筋付着部が痛くなったんだと思われる。ちょっと待って下さいよ~~。
 「テニス肘」なるものの話は山ほどネットに出ている。手作業ができない、みたいな深刻な話も。ウソでしょ、それじゃあ、仕事にならんではないの。

 にしても、スクールのラケットでこうなるってこりゃいったいどういう事なんだろう?と思ってラケットを調べてみた。まあ~~~、今のラケットって機能満載なんですわねえ~~。で、その機能の方向性が間違ってる、というか、初心者向きでないのだ。やれスピンがかかりやすいだの、ショットがよく飛ぶだの、そんなことどーでもええわい!!
 一方、初心者向けのラケットはちゃんと選ばないと、みたいな話も。それも結局は「良いラケットを使わないと上達しません」という、何かを始めるたびに必ず聞かされる話に落ちる。こういうのにダマされて、使えもしない高級ラケットを買わされる羽目になるんだよなあ。

 テニスっていうのはしかし、競技人口がやたら多い(少なくとも乗馬よりははるかに多そう)からかラケット販売サイトによっては「初級者向け」とかいうラケットを提案している。それを見ると、もっぱらラケット面が広くて、軽い、という奴。違う・・・・・。
 初級者というか、基本的にはこれはどんな立場の競技者でも同じだと思うんだけど、一番重要視するべきなのは「故障を誘発しない」機能じゃないでしょうか?それをないがしろにする故障してしんどいからやーめた競技人口を減らすことになっちゃうのでは?乗馬なんかケガだらけ(しょっちゅう落馬事故が起きるから)だから、どんどん競技人口が減っちゃってるんだ。

 なぜ肘(というか筋付着部)が痛くなったのか?多分ラケットがダイレクトに腕に打球の衝撃を伝えてしまうからでしょう。球の当て方も振り方もヘタなんだから、自分側の修正なんか当面不可能。となると、ラケットをどうにかするのが手っ取り早い。

 古いラケットで大丈夫だったのは、おそらく、ガットがゆるゆるになってたせいが大きいと思う。しかし、古ラケットは譲ってもらえそうもないし・・・・・・。
 とりあえず、イメージとしては「太極拳みたいなラケット」となる。衝撃をきちんと吸収して、それをこっちの打つ球の速度に載せ返せるような。ありますかね?探したらありました。

 ということで、2社。購入したのはこの会社の奴。
 テニス肘対応ラケット、ということで、ドイツで認定されているらしい。

購入した奴は中古でえらく安かった。それにガットもゆるーく張ってもらって(43ポンド)、使ってみたら具合がいいこと。こんなんで沢山ですよ。

 将来は(というか、もし続けてりゃの話ですけどね)これかな。

 凄くしなるラケットだという。振らないと飛ばない(らしい)。こういうのでないと上達なんかするもんか。



 ということで、今まで色々騙されてきたから、もうダマされんぞ!!と決意しております。 
コメント
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