なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

今年のまとめ

2020年12月31日 | 

 とりあえずは、1月にホースメッセをやれてよかった~~~~、って感じですか。その後の社会情勢はまあ、なるほど「疫病」とはこういうものか、という典型みたいになってしまったから。ただ、仕事としては、別段特に変化なし。馬について、更に考察が深まった、というのはあります。

 抗真菌薬(テルビナフィン)を1年以上飲ませて、蹄病はやっとこさ落ち付いてきたのだが、しかし、薬をいつ投与中止にするのか、を悩んでました。やめたら即再発しそうで。けど、一生飲ます訳にいかないし。

 どーしよー、と思ってた時にみつけたのが、これ。「活性誘導水」というもの。なんかアヤシそうでしたけど。

 試しに飲ませてみたら、おそらく大当たり。やはり草食獣は、腸内細菌叢に尽きるんですね。それがいい感じに安定してくれることで、動物自身も安定する。勿論、食餌等々も重要なんですけど。この水は、ウサギにも必要に応じて出そうと検討中。

 あとは、行政というより、メディアに腹立つことが多かった。コロナウイルス感染症については、結局感染しても症状に差があり過ぎる、のが食い止められない大きな原因。インフル等だと、まずたいてい感染寝込む、ここで止まるケースが多いと思う。のに、感染普通だったり、感染お陀仏だったり、とにかくバラバラ、こうなると、政策だけでどうにかするのは不可能でしょう。解決に「正解」はない。朝令暮改も当たり前、に対して一々ブウブウ言うマスゴミには本気で腹が立っている。

 思うんだけど、男どもって、とにかくケチ付けて、自分の優位性を保ちたがる所があるでしょ、特に行政に対しては、なまじ「批判するべき」みたいな「批判中毒」に陥ってる奴が多そう。どーだまいったかあ!とやってドヤ顔という。こういう連中が集まってるのが新聞社なんでしょうかね。

 今、毎日新聞に2つばかり記者の体験談が連載されてるんだけど、そのマッチョ思考にうんざりしてるのね。1つはヒマラヤに登った話、も一つは腎臓移植を受けた話なんだけど、二人とも「仕事が仕事が」って二言目には書いてて、だから1つ目は「休暇が取れない」とか言ってるし、もう一つは全身がむくみまくるという、冗談事じゃない状況になってるのに、まーだ「仕事が」とか言ってる。毎日新聞社は、自分とこの社員の健康管理もまともにできないのかよ!!と上司を問い詰めたくなるんだが、それだけじゃなくて、そうも仕事がどうしたって、どうかしてんじゃないの?あんたが記事書かなくたって、誰かが書くよ、別に紙面に穴なんか開きませんて。こんなんでよくまあ「仕事の仕方を変えるがどうの」みたいな特集が組めるよなあ。自分とこをまず、どうにかしたら?と言いたくなる。毎日新聞社の産業医にも色々聞きただしたいのだが・・・・・。

 ということで、来年はオリンピックなんかやらんでください。

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ヴァイオリン

2020年12月30日 | 

って楽器を弾いてると言うと、大概「凄いですねえ~~~」系のリアクションをされる。ただの楽器なんですけどね。

 ヴァイオリンの経緯としては、大学のオケで始めて(つまり、大人になってから始めたことになる)、レッスンについてはみたものの、先生とケンカ、というかパワハラをやられて、疲れ果ててやめちゃって、で、その後はほぼ独習、弾いたり弾かなかったり、上手くはならない、4年前に手術して、その後、ヒマでしょうがない、馬にも乗れないし(自馬の奴は、こっちが弱ってることに気が付いたらえばりくさっていた。動物なんかそんなもんです)、そういやヴァイオリンを教える人も、最近は色々変わってるかもしれないしなあ、ヒマだから再開してみようか、いやんなったら、即切りゃいいのだし、で、ネットで先生候補を探して、なぜかそこそこ近所に発見して、チャリで通える、という理由で通い始めて、成り行きでバッハを6曲全部やったろう、となって、2回くらい通った頃、今度は左手首を骨折するという、こりゃもう、演奏は無理かなあ、と思いつつその5ヶ月後に痛いよう~~~と言いつつ再開、で今日に至る。なんだかんだで6曲終了でございます。その他にドボルザークだプロコだ、よーやるわあ。

 練習については、いくつか決めてることがあって、

  1. 1時間前後くらいしかやらない。かつやって週4回程度。
  2. 練習曲・音階練習はやらない。
  3. 暗譜しない。

とまあ、通常レッスンで要求される、またはやらないとイケマセン、と言われていることを全部吹っ飛ばしている。①の練習時間は、こう短いと結局練習曲だの音階だのなんかやる時間が取れないから②になっちゃうんですよね。短時間というのは骨折の影響が大きい。これ以上やると手が痛くなっちゃうからやめる。しかし、それだけではない。自分位の年齢になると、指を酷使したら、速攻ヘバーデン結節だのバネ指だの腱鞘炎だの、という手系の傷害を発症することが多くて、この手の病気になると、マジで弾けなくなるだけじゃなくて、手が変形して仕事に差し支える。手術できなくなったらオシマイですからね。これはね、真剣に考えるべきことだと思う。

 ②については言いたいことがある。

 今一応やってるのは、ウームアップにハ長調のみ、ロングトーンの音階、だけ。色んな音階っていいますけど、正確な音程が分からん状態で音階練習やったら、耳がアホになるだけで逆効果でしょう。いわゆる「絶対音感」がある人ならいいでしょうけど、シロートでそんな人はほぼ0でしょ。ハ長調って実はヴァイオリンでは難しい音階で、しかし、開放弦を頼りにヴァイオリンにとっての「正確」な音程をつかむことができる。ヴァイオリンの音程における「正確」さというのは、結局楽器が倍音で鳴るかどうか、だから。チューナーで音とってもしょうがないんです。
 あと、練習曲。人生先が短いのに、下らん曲なんぞやる気ありません、とセンセに言い放ったんだが、それだけじゃない。例えばカイザーだのクロイツェルだのが「やれ」という技術って、実際の曲で使う事が、実はあまりないのだ。というか、その手の技術は弾きたい曲に出てきたときに、その曲で練習すればいいじゃん、と思うわけ。ああいうのやカールフレッシュの音階本は、将来演奏で金を取ろう、というレベルを目指す人には必要なんでしょうけど(例えばプロオケだと初演の曲でも練習3日で本番ですから)、シロートがやる意味は、ほぼない、と思う。「練習のための練習」に陥りかねない。

 とにかく練習に時間がさけないのは、今は子供だってそうなんだから、いい加減もっと効率のいい練習法を考えればいいのに・・・・・。

 ③はですね、電子楽譜のアプリ

 

みたいな、足踏み式譜めくり機の恩恵があります。というか、暗譜って、音楽の能力と関連性はない、でしょ。

 なんかね、ことヴァイオリンに関しては「練習中毒」みたいになっちゃう人が多そう、かつ、そうしろ、というセンセーも多そう。で、練習曲で挫折とか。自分もかつてはそうで、そんなことやってると、実際自己満には浸れるし、しかし上手くならないもんで、自己卑下にも繋がるし、精神衛生上問題が起こり過ぎましたよね。それにパワハラが加わると天下無敵って奴で。で、レッスンやめて自分で技術を洗い直したら、教わった(らしい)ことが、多分全部大間違い、らしい、というバカげた発見。金&時間の無駄だったんかい、という。これは乗馬も同じですけどね。教える側の硬直ぶりが凄まじいんですわ。幸い、今のセンセはその辺について、意見はあろうけど、こちらを尊重してくださるから、やれやれなんですが。

 そうですね、ごく初歩の場合はこうも言ってられないかもしれないけど、その場合は、むしろ、楽典をちゃんと理解できてるか、とか、持ち方が正しいかどうか、が勝敗を分ける気がする。そう、ヴァイオリンの「持ち方」って、体の健康に直結するから、油断ならないんですよね。

 次回は来年。

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ピアノ開放デー

2020年12月24日 | 

というのがあるんですよ。入間市民会館(ドリフの頃からある建物ってことで、かなりヤバくなっている。近々取り壊しは確実だろうな~~)にスタインウエイが置いてあって、年一回、11月~1月あたりで建物が空いてる時に、1時間¥1,000という破格のお値段でピアノ&舞台を貸してくれるのだ。それを利用して、知り合いのピアノ弾きの方とアンサンブル大会。曲はドボルザークの「ソナチネ」。これは、ヴァイオリン弾きにとっては、比較的簡単、とされている(そうなのか?疑問はあるんですけど)割に、曲としてはとても人気があるし、いい曲だと思う。しかーし、ピアノは大変なんですよ。これをやりましょう、と言った時は、多分ピアノも簡単なんだべ、と勝手に思い込んでいたのだが、トンデモナイらしいのだ。ので、恐縮しつつ。
 今年はコロナウイルスの影響で客席に降りちゃイカン、とのこと、しょうがないので、防犯カメラみたいな奴を舞台上に置いて適当に録画してみたんですが、ぼろいカメラで、音と画像がずれてやんの。昨今UPされてるYoutube画像のクオリティからするとしょーもないんですが。聴いてみると、意外と面白い(多分自分だけ)。前半と後半があるのだが、まずは前半。

で、後半。ヴァイオリンの先生に来ていただいて、色々教わりつつ。

 ヴァイオリンて楽器は、原則誰かと合わせるのが楽しい楽器なんですよねえ。というか、ほとんどが他の楽器と組んでやる曲ばかり。だから、「ヴァイオリンを弾きたい」という場合、何を目的にして考えるのか、は結構重要なんじゃないかと思うのね。

 このV、聴き始めた時は、「うわ~~~ヘッタクソ!!」と自分に思ったのだが、いつの間にか耳が慣れてしまった。なんなんだ。。。まあ、去年やった時よりかはマシといえよう。ヴァイオリンって、結局音程がはっきりしないとひたすらヘタクソに聴こえるって奴で、それを音階練習もせんと改善しようってんだから。しかし、音階練習なんぞ、やる気もそのヒマもありません。

 マシになった理由は、要するにギアペグを使って調弦がきっちりできるようなった、というのがとにかく大きい。開放弦の音程が間違ってたら、そこから総崩れですもん。ホント、これは買ってよかったグッズだわあ。こんなに調弦が楽勝になるとは思わなかったから。

 ヴァイオリンについては、最近ちょこちょこネットを覗いて調べてみると、いつの間にかやたら「弾き方講座」だの「教室」だのがごろごろあって、教えるのに自信ありげな人達が、まあおっかない事を言っている。「きちんとしたきれいな音で、美しく弾けるようになる」レッスン、という奴で、なんか読むだけで暗くなる・・・・。今習っているセンセは、そういう煩そうな人達からどうやら外れてる方のようで、しかし、全く諦めないので、基本「あーもうめんどっちい、一音くらいまけてんか」と考えがちなだらしない生徒である自分が引っ張られるのだから、相当な馬力の持ち主なんだな~~。今回だって、普通はこんな事お願いしたってやってくれません。

 それにしても、ネットを見てると、ヴァイオリンについてのあーだこーだ理論が、乗馬と似てますわね。乗馬も、知ったような事を偉そうにぶちかます人って多いからさ。で、生徒側がへいこら、というのも、よく似てます。ヤナ感じ。ちょっと、生徒側からの発言というのをやってみましょうかね。

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小林化工製の薬剤について

2020年12月21日 | 仕事

 この製造会社の薬剤について、当院では現在使用しているものはありません。また、回収情報も来ておりません。ご安心ください。

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/nation/ntv_news24-790524

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パーソナルカラー診断

2020年12月20日 | 

というものを受けてみた。受けた場所は「眼鏡市場」。なぜ、メガネ屋さんでこういうサービスをやっているのかは、謎なんですけど、こういうの一回は受けてみたかったので。

 変な話ではあると思うのは、半世紀以上生きてて、なのに、自分に似合う色だの柄だのが分からないってどーいうこと?なんですが。しかし、「印象」っていうのは自分では大体分からないもので。分かってるのは、好きな色≠似合う色ってことと、肌色の分類って、従来の明度・彩度とかではなくて、イエローベース・ブルーベースっていう分類に則って判断した方がいいらしい、ことくらい。一応この辺の話は本で読んでたんですけど、読んだって、結局自分のことは判断できなかった。

 予約して行ってみたら、本格的な色見本の布を使った診断でした。ハイネックの服は着ていかないのが正解。顔周りに布をかけて、顔映りを見て診断するので。店員さんが1時間近くかけて丁寧に診断してくれました。

 さて、診断結果。イエローベースだという事は、以前からまあまあ分かってたんです。ファンデの色がそうだ、とカバーマークで診断してもらってたので。日本人は黄色人種だからイエローに決まってる、訳じゃないらしい。で、他には「季節」で分類する。春夏秋冬という事で、夏&冬がブルー・春&秋がイエロー。自分はどうかというと、イエローの春&ブルーの冬、これはどちらもぱきっとしたはっきりした色調ということらしい。くすんだ色がNG.と。秋なんか全然ダメらしいのだ。成程。

 以前、イエローなら、とくすんだ系統の茶色ブラウスを通販購入して着てみたら、鏡に老けたオバハンが出現して仰天!して即しまい込み、結局着もせず捨てちゃったんだけど、似合わない色を着たからダメだったってことか。通販で服を買うのはリスキーだなあと思った次第ですけども。

 という事で、なかなか楽しい&参考になりました。家に帰って服を見直してみると、なんか色とかめっちゃくちゃ。結局基本的なこと(似合うデザインだの色だの)が分かってないから、無駄な買い物をしちゃうんだ。かつ、結局「用途」で服を選んでるフシもあり。ちょっと考え直さないと。店員さん曰く、特に上半身に来る色に似合う奴を持ってくるといいとの事。これは、男性もやる価値のある診断だと思います。そうすっとネクタイだのを選びやすくなるんでしょう。

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メタボ検診

2020年12月16日 | 

へ行く。今までは個人病院的なところに行ってったんですけど、どうも断られ率が高くなっちゃって。めんどくさいんですかねえ・・・。しょうがないので、結局豊岡第一。ああいう総合病院はあまり好きじゃないんだけど・・・・。

 総合病院ってもそんなに巨大な病院ではないのだが。。。。毎度慣れない。へどもどしてしまう。言われた通りにウロウロして、2時間程度で終了。心電図が気になる、以前異常波形が出たこともあったっけ、てことで、一応確認。「異常なし」だって。血圧も相変わらず低い。つまりは「コロナ」のストレスなんかなんもない、っていう事なんでしょうか?困るのは体重。また増えてるってどーゆーこと???納得できないよ~~~。

 うーん、どうすりゃいいんでしょ?別に間食が多いわけでもない、ご飯を一回炊くと、割といつまでも残ってるし。酒も全然飲まなくなっちゃったしなあ。今年は糖分を警戒して梅シロップなんかも作ってないし。「食べる量が多いからじゃ」と言われそうだが(まあそうなんでしょうけど)でもねえ、んなこと言ったって。なーんか、腸内細菌がやたら吸収力あり過ぎ、なんじゃないか、って気もする。

 結局何も思いつかず。これ以上生活習慣の改善なんかしようがない。ので、「改善する気なし」とアンケートには書いてしまった。とりあえず、筋トレを続けることにはしましょう。ジムだのカーブスなんぞに行かなくても、自重トレで十分キッツイ。

 筋トレ、最近よくやってるのはこれ。

 始めた頃は、つっかえつっかえの上にラスト10秒辺りでバッタリ、ムリ~~~~!!だったんだけど、最近はなんとか通しでできるようになった。これ、元々は去年参加した馬術練習会のコーチさん(総合馬術のオリンピック代表で、その時は「来年はオリンピックとの練習会と2回来日になりますねえ」なんておっしゃってたのに、ぜーんぶパアになってしまった。無理して参加して正解だったといえる)が勧めていたトレーニング。乗馬というか馬術というかの競技としての本質って結局「動く、丸い物の上で上手い事バランスを取り続ける」に尽きるわけで、それには、とにかく体幹がないと、全然ダメなんですよね。この方法が一番手っ取り早くなんでも強化できる感じがする。これやるようになってから、まあ上達したと思うし。

 筋肉がないと、体の柔軟性も上がらない。その理由は、腱は伸びっこないから。伸びる可能性がある臓器って筋肉だけですもん。だから、ある程度筋力をつけないと、体を動かす能力が上がってこない。今はYOUTUBEで色んなスポーツ上達のコツを何でも教えてもらえる(テニスなんか凄いですよ。マジメにやったら全日本位行けるんじゃないかと思うくらい)のに、その通りにできないのは、教えてくれる人って、基本的な筋力ががっつりある人ばかりだから。だから、その辺のシロートが真似しようったって、体がついてこない、のはむしろ当然なんですよね。馬もねえ、あーだこーだ馬に要求するヒマがあったら、自分をどうにかした方がいいんじゃないかと思うんですけどね。だれもやらんでしょ。

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