なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

ヴァイオリンの持ち方

2023年06月12日 | 

について、いろいろ考えてるんですが、やっぱり動画の方が説明っしやすいんですよね・・・・・。文字で書くのはまあだるっこしくて。

 ということで、動画で解説する下書き的な感じで。

 そもそもよく言われている(なぜか、常識みたいになってる)「ヴァイオリンは、肩に乗せて顎で挟んで持って、楽器を水平にしなければならない。そうやって楽器を固定しないと弾けるようにならない」これ、真っ赤っ赤な嘘で~~す!

 楽器を肩に乗せる(まあ、左肩ってことですね)ための補助として顎当てがあるのなら、楽器の左側にくっつけるのが正解、じゃないでしょうかねえ?でないと、肩にのっける具体的なスペースがなくならないですか?なのになんで右側?そこからおかしい。それを無理して載せるとなると、体をひん曲げて、ついでに首も弾いてる間中ねじったままの状態にしなければならなくなる。頸椎障害が起きて当然。

 それを解決するために肩当てを使う、のが間違ってます。もし「肩に載せる」のが目的なら、肩当ては、それこそ楽器からはみ出て肩をホールドするような形にしなくちゃならないはず。
 実際、そういう肩当てを使ってる方もいて、ヒラリー・ハーンさんはその一例。現代の巨匠のお一人といえる方ではありますが。

 しかし、持ち方を間違ってるよ、と思ってしまう。スーパーテクニックの持ち主でいらっしゃるから、弾けるんでしょうけども。

 しかし、実際に売られている肩当てでこういう構造をしているものは、ほぼ0。だもんで、肩当てをどーしよー、って次々買い替えることになってしまう。しっくりこない、そのうち体が痛くなっちゃって・・・・。という悪循環が始まるわけ。演奏が苦痛になってしまう。これ、プロでも多いらしいんですけどね。

コメント
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