が解雇されましたね。クビってやつ。
まあしょうがないでしょう、最近の「強化試合」は全く強化になってない感じで、いったい何をどう「強化」したいのか、見えない状況だったし。W杯でなんとか勝ち上がりたい日本サッカー協会としては、クビしかないなあ、という感じでしょうか。
10年以上続いてきた公民館の太極拳サークルがいよいよ崩壊寸前になってきた。それには色々と「積年のなんとやら」もあったみたいなのだが、事の発端は極めて単純で、「参加メンバーが少なくなっちゃいました。ので、指導謝礼を払いたくても、今の料金は払えません。ない袖は振れまヘン」ってだけだったんだけどね。ところが、それに対して指導者がぶんむくれてしまった。なにやら、自分は頼まれてやってたんだとかなんとか、で、受け入れられないということらしい。じゃあ、どうしろっていうのかなあ?
今回の件は、そもそもの話の持っていき方の段取りの悪さだの、生徒側の内輪もめチックなことだのも絡んで面倒なことになっているのだが。指導側について絞って言うと。
日本では、全般的に「指導側」がえばり過ぎだ。
その理由は、生徒側から「あんた、使えないからクビ」と言われるかも、という危機感がない、からだ。
日本では、「センセーは敬いましょう」みたいな話がまかり通っている。これはおそらく儒教の影響だと思うんだけど、こういうのは、今や条件付きですよ。「まともなセンセーなら敬ってもいいでしょう」って言い換えるべきじゃあないかな。
カネの件は確かに難しいが、そもそもメンバー数がジリ貧になっていった理由として、指導者が新人や、なかなかうまくならない人に対して態度が冷たいというのが一つある、と考えている。指導内容は生徒がフォローできることじゃない。もっとまずいのは、そういう事について、生徒側から意見を述べて指導の仕方について考えてもらうことができなかった、という点。要は「人の話を聴く」姿勢が指導者にない、ということ。
「相談してくれればよかったのに」とか言われたが、何を相談すればいいのだ?とこっちは思うわけでしてね。話を聴く気がない、生徒側に問題がある、という結論に持っていかれる、のであれば、諦めるか、やめるか、どっちかの選択肢しか生徒側は持てないわけで。
自分もプロの技術を患者さんに売るという仕事で食っているので、自分の仕事がうまくいかない理由を相手に求める、という時点でプロ失格だと。これは断言できる。よくある話だが、影で生徒やら患者やらの悪口をコソコソ言ってる指導者ってのは、もうその時点で3流以下よ。自分はあっちこっちでこういう努力をして、こういう指導者について、大会で優勝して、とかの話もね、だからどーした、のレベル。カネ取って人に教えるんだから、当たり前、以前の話じゃないでしょうかね、そんなの。
というわけで、ハリル監督をクビにした日本サッカー協会や、浦和の監督をクビにしたレッズのフロントなんかは、指導者側の緊張感を高めるという点で画期的だよなあと思うわけ。日本人は師弟関係なんかを美化しすぎですよ。テニスなんかもシビアだもん。どんなレジェンド選手だったとしても、コーチとなると、下手すりゃ数週間でクビ、なんていうのはざら。選手側から、指導を受けるに値しないと判断されればそこまで。そういう緊張感がないと、指導技術だって伸びないでしょう。指導者側にあぐらをかかせないシステムを作らないと、スポーツ大国なんかなれるわけなし。
まあしょうがないでしょう、最近の「強化試合」は全く強化になってない感じで、いったい何をどう「強化」したいのか、見えない状況だったし。W杯でなんとか勝ち上がりたい日本サッカー協会としては、クビしかないなあ、という感じでしょうか。
10年以上続いてきた公民館の太極拳サークルがいよいよ崩壊寸前になってきた。それには色々と「積年のなんとやら」もあったみたいなのだが、事の発端は極めて単純で、「参加メンバーが少なくなっちゃいました。ので、指導謝礼を払いたくても、今の料金は払えません。ない袖は振れまヘン」ってだけだったんだけどね。ところが、それに対して指導者がぶんむくれてしまった。なにやら、自分は頼まれてやってたんだとかなんとか、で、受け入れられないということらしい。じゃあ、どうしろっていうのかなあ?
今回の件は、そもそもの話の持っていき方の段取りの悪さだの、生徒側の内輪もめチックなことだのも絡んで面倒なことになっているのだが。指導側について絞って言うと。
日本では、全般的に「指導側」がえばり過ぎだ。
その理由は、生徒側から「あんた、使えないからクビ」と言われるかも、という危機感がない、からだ。
日本では、「センセーは敬いましょう」みたいな話がまかり通っている。これはおそらく儒教の影響だと思うんだけど、こういうのは、今や条件付きですよ。「まともなセンセーなら敬ってもいいでしょう」って言い換えるべきじゃあないかな。
カネの件は確かに難しいが、そもそもメンバー数がジリ貧になっていった理由として、指導者が新人や、なかなかうまくならない人に対して態度が冷たいというのが一つある、と考えている。指導内容は生徒がフォローできることじゃない。もっとまずいのは、そういう事について、生徒側から意見を述べて指導の仕方について考えてもらうことができなかった、という点。要は「人の話を聴く」姿勢が指導者にない、ということ。
「相談してくれればよかったのに」とか言われたが、何を相談すればいいのだ?とこっちは思うわけでしてね。話を聴く気がない、生徒側に問題がある、という結論に持っていかれる、のであれば、諦めるか、やめるか、どっちかの選択肢しか生徒側は持てないわけで。
自分もプロの技術を患者さんに売るという仕事で食っているので、自分の仕事がうまくいかない理由を相手に求める、という時点でプロ失格だと。これは断言できる。よくある話だが、影で生徒やら患者やらの悪口をコソコソ言ってる指導者ってのは、もうその時点で3流以下よ。自分はあっちこっちでこういう努力をして、こういう指導者について、大会で優勝して、とかの話もね、だからどーした、のレベル。カネ取って人に教えるんだから、当たり前、以前の話じゃないでしょうかね、そんなの。
というわけで、ハリル監督をクビにした日本サッカー協会や、浦和の監督をクビにしたレッズのフロントなんかは、指導者側の緊張感を高めるという点で画期的だよなあと思うわけ。日本人は師弟関係なんかを美化しすぎですよ。テニスなんかもシビアだもん。どんなレジェンド選手だったとしても、コーチとなると、下手すりゃ数週間でクビ、なんていうのはざら。選手側から、指導を受けるに値しないと判断されればそこまで。そういう緊張感がないと、指導技術だって伸びないでしょう。指導者側にあぐらをかかせないシステムを作らないと、スポーツ大国なんかなれるわけなし。