なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

カラー診断

2015年11月19日 | 
というのを受けた。今時カラー診断って色々ある。気味の悪いのは「カラーセラピー」とかなんとか、スピリチュアルがどうこうって奴ですな。そういうのは全く興味なし。要するにこの手の奴って一種の「占い」なわけでしょ。占いは原則当たらないもんだ。

 今回受けたのはシンプルに「いったい自分には何色が似合うのか」を教えてもらうやつ。以前から困っていた。自分の皮膚の色って、一般的なファンデーションのカラーに全然合わないのだ。かつて「キューサイ」なる会社がTVでやたらファンデを宣伝してて(シミが消えるとか言ってたな)ついふらふら購入してしまったんだけど、もうぜーんぜん色が合わない。能面でもかぶってんのか?状態になっちゃって、やむなく返品しようとしたら、しつっこく理由を聞かれてキレそうになったもんだ。返品OKとかいっといて、ウソかい!!

 ファンデの色は、じゃあ、資生堂とかのカウンターで聞けば分かるのか、というと分からないのだ。いつも「これで、しょうか・・・・」みたいに自信なさげに勧められるから、やめとこう、になっちゃう。ちゃんと診断してくれたのがカバーマーク。そこでは「イエローベース」だ、と言われて、勧められた色が確かに合う。カバマのカウンターは入間まるひろになぜかあるから、すぐ買いに行けるし、入間に越してきて以来ずう~~っと同じファンデになってたわけ。

 しかーし、ファンデが決まったから、じゃあ他が分かったかというと分からない。困ったのが服。いったいどんな色の服が合うのか?分からないから買うのが面倒になる。結局セールだ売れ残りだ、というのを買っていって、洋服ダンスがゴタゴタするし。色みの統一感がないからコーディネートなるものができない。

 ので、そういう診断をやってもらうことにしたのだ。ノエビア。行けばどうせこのメーカーの化粧品も買わされるんだろうけど、ま、それはいいでしょ。

 結論から言うと、受けて正解だったんじゃないかな。なぜって、プロが悩んでたから。カバマではイエローベースだと言われたんですけども・・・・・。と言ったんだけど、彼女は「違うような・・・・」と言って、30色もあるファンデの色見本をあれこれ突き合わせて、困ってる。その辺で売ってるファンデの色味は確かに合いにくい肌色なんだそうだ。ビックリしたんだけど、ピングがかった色味なんだって。自分的には肌色にピンクが入ってる感は全くなかったのになあ。
 で、合う色はブルーがかかった色で、特に濃い紺だとか紫だとかが肌色がぐんと冴える、らしい。赤もブルーがかった濃い赤とか、ピンクとか。ダメなのがオレンジ。困った、冬に着てるダウンの上っ張りはオレンジなんだけど。まあ、普段着だからしょうがないか。なら、首に紺や紫のマフラーでもすればいいか。

 帰宅して、改めて洋服ダンスを見る。なるほどなあ、分からないなりになんとなく合うっぽい色みの服がやや多いのだ。嫌いだし合わないなと思ってるベージュ系は0。濃い色が多いなあ。真っ赤なコートだの、ブルーグレーのスカートだの。凄いのがお水系のド紫色のスーツ。30年も前に、しかもリサイクルショップで購入したのに、いまだ捨てられないのは、とにかくそのスーツを着ると、ばあっと自分が映えるのが分かるからで、その理由が今回証明されたわけです。
 そういや、この手の色って、合う人があまりいないんだろうけど、そのせいだか大安売りになることが多いのだ。で、そういうのにちょっと興味を持ってる風にしようもんなら、すぐさまサメに捕まって食べられちゃうのは、合う人間がやっと見つかった、ここではけなきゃどーもならん!!という売り手のごり押しという奴なんでしょうなあ。

 なんだかんだで予想通り(?)化粧品もしっかり買わされてしまったが、まあいいです。
コメント
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