なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

電子楽譜

2018年08月28日 | 
というやつ、ずうっとどうしようかと考えていたのだが、システム構築がほぼ完成、じゃないかと思う。ハア~~~~、大変だった~~。カネもかかった。

 譜めくり機は以前購入した。おっかなびっくりPCに接続してみたら、簡単にできる。で、確かに踏むと画面がスクロールする。やった~~、ってところで止まってしまった。ディスプレイの画面サイズがネックになったわけ。

 これ、若い皆様は、軽くipadを使っている。いいなあ~~若いって、と思うのは、こっちはでかいディスプレイじゃないと譜面が全く読めないのだ。ipadのサイズは12.9インチ。無理!で、他のタブレットを探してみたのだが、世の中、なんでも小さけりゃいいことになってるんだか、アンドロイドなんかは8インチ以下が主流、ウインドウズもいいとこ13.5インチで、相当特殊な目的でないと大型のタブレット端末って存在しないらしいんですよ。しかも、めちゃくちゃ高い。こういう需要だってあるんだから(まあ、少数でしょうけどさ)多機能でなくていいから、シンプルな機能に絞った大判を作ってくれてもいいのになあ。

 ということで、がっかりしていたのだが、そこへ朗報。DELLコンが、15.6インチの2in1タイプノーパソを発売したのだ。Dellコン、昔はよかった、しかーしここんとこ購入した2代目&3代目はどっちもしょーもないPCで、すぐぶっ壊れる。3代目なんか、しょっちゅう画面が真黒くなっちゃう、最初はそれをいちいち再起動して直していたのだが、ある時、叩くと直ることが判明。それからこっち、2・3年くらい叩きまくってて。PCとしては壊れないから恐れ入るのだが・・・・・・。これじゃあ、ミレニアムファルコンと一緒だ、いずれは引導を渡さんと、次は別のメーカーにしよう、って思ってたのに~~~。しかも、こんな高いPCなんか購入したことがない。大丈夫か?と思いつつ、仕事でも使うんだし、ここは飛び降りよう、ってことで購入。

 購入してみて、たまげたこと多し。なんとまあ、このノーパソはUSBケーブルが使えないのだ!!全部ミニUSBになっちゃってる。LANケーブルなんか刺す場所すらなし。全部wifiが前提になっちゃってるんですねえ。CDスロットもないし・・・・。これじゃあ、前のPCをすぐポイすることもできない。使えなくなってるソフトも多数。ウインドウズのliveメールが使えないのは分かってたんですけど、その代わりのメールアプリでPCメールを送受信できるようにするのにまーた大汗かく始末。なんというか、結局PCの世界も着々と進展してて、それに追いついてたり、全然追いつけてなかったり、してるのね。その混沌ぶりを見せられてもなあ・・・・・。高い金払った割に、どうも納得感がない。こんなもんなんでしょうか??

 でも、2in1パソにせざるを得なかったのには訳があって、要は縦置きができないと、譜面として成り立たないからなんですよね。タブレットがない以上、苦肉の策というわけだ。
 これで一応ディスプレイの問題は解決した、ことにする。

 お次は譜面のアプリ。最初はadbeのリーダーでいいやとも思ったんだけど。譜面のスクロールがぱっとしないもんで、なんかアプリがないか、探してみた。これ、ウインドウズのストアで「電子楽譜」で検索しても出ない。「楽譜」で検索してやっと出てきた。のが、「モバイルノート」。楽譜アプリとしてはほぼ完璧じゃないかと思う。ウインドウズでもアンドロイドでも動いてくれて、同期もするらしいし、譜めくり機もバッチリ使えるし。で、肝心の譜面なのだが。これはタブレットのアプリでスキャンして取り込むことにする。やってみたら、それなり。

 ということで、なんとかなりました。あとは、演奏中に譜めくりする、フットスイッチの扱い方に習熟することですな。

 それにしても、どれも以前なら数万~数十万くらいかかるシステムのはずなんだけど、それから考えたら全然ちゃらいお値段、と言えないこともないんですよ。「以前」=数年前、程度の話なんだから。
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2018年08月24日 | 
が痛んできたなあ~~。どーしよー?昭和の建物だからしょうがないんですけども。

 今年の夏のきつさが家に相当ダメージを与えちゃったみたいだ。廊下の床がヤバい。以前から床鳴りしていたのだが、なんだかこのままだと踏み抜いてしまいそうだ・・・・・・。

 それと、外壁。というか、屋根&雨戸というか。2階がやんなるほど暑い、その理由は雨戸にある。鉄製だから頑丈なのはいいんですけどね、日光が当たると猛烈に熱くなる。これが輻射熱になって屋内に入っちゃうわけ。毎年、そのせいで死ぬんじゃないかと危惧しているんだが、今年はとりわけひどい。屋根も然り。トタン屋根だからねえ・・・・。熱風が吹き込んできちゃうんだもの。

 ということで、これを打開するにはどうする?

 床は、張り替えるしかないんだろうな。あーあ。

 屋根と雨戸は、遮熱してくれそうな塗料を塗る、しかないんだろうなーー。しかーし、その辺の塗料じゃ全く意味なし。どうしたもんか?

 塗料については、以前から「ガイア」という、断熱塗料が有名で、これを塗ればOK的な話はよく聞くんですけど、なんか今一つ釈然としない部分があって。というのは、夏はいいけど冬はどうなの?という。夏は厄介者の太陽熱だけど、冬は貴重な暖房になる、遮熱や断熱の機能のみだと困るんですよ。

 そしたら、最近「熱交換塗料」というものが出てきた。暑い時は遮熱してくれるけど、一定温度以下になると、その性能が薄れるという、都合の良すぎる塗料。本当なんだろうか?でもまあ、試してみる価値はありそうなので。検討してみましょう。

 この件については、例のオリンピックの暑さ対策として、ある程度色々話題になったりするんじゃないかと思ってたんだけど、都が言い出したのが「打ち水」だの「ミスト」だの、竹ヤリかよと言いたくなるような対策ばかりで呆れている。金がないのが理由なんでしょうけど。膨れ上がった予算、どうやって回収するつもりなんだろう?ホントばからしい。運動しやすい季節にすれば、それで済むのに。
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「空とぶタイヤ」

2018年08月03日 | 
という映画を観る。いつも映画の話は「シネマ日乗」のほうに書いてるんですけど、ちょっと色々考えちゃって。

 というのも、そこに出てきた「ホープ自動車」の取締役のオッサン(を、岸部一徳さんがふてぶてしく演じておられましたね。ホントに憎々しいんだよ)と、日大の理事長の田中氏やら、日本ボクシング連盟の山根会長やらが、思いっきりかぶるから。映画の中の人物と全く同じ奴を現実に何匹も見せられる、一体全体、日本のオジサンたち、どうなっちゃってるの?

 まず思うのは人相の悪さ。その筋の人、と思われてもしょうがないレベル。なぜに?と思うのだが、そうやって睨みを利かせてれば周りが勝手にヘイコラするから、そういう顔が染み付いちゃったんでしょうね。今までの人生が悪い意味で顔に出ちゃってる風。次は、口のきき方。何様だよ、とフツーの人は思う、そういう言い方が染み付いてる。誰にも是正されたことがないんでしょうね。周囲5㎞は腰ぎんちゃくばっかり、というのがよく分かる。

 で、言ってることもホントに同じ。まずは全否定、お次は逃げを打つ。だから、その後にあれこれ言っても全然こっちに響かない訳。本当はそう思ってなんかいないんでしょ、と勘繰りたくなる。とにかくオジサンたちの言い訳は、もはや感心する域に達しているよなあ。その方面にはオツムが回るのか。そのオツムを、別の方に使えばいいのにさ。周囲がべんちゃら軍団だと、当人の頭はどんどん悪くなる。使わなくて済むから。廃用萎縮ってやつです。

 日大アメフト部については、調べるほどにろくでもない事実が明らかになって、教育機関としてやる気があるのか?と心底疑ってしまうのだが。加害選手の方に対する脅迫なんか論外。成程、これなら記者会見でもするよりほか打開策がない。よくまあ勇気をもっておやりになったと思いますよ。そこまで選手を追い込んだ奴、クビじゃ済まないと思いますけどねえ。で、こんな目に遭って、その上でアメフトを続ける気になるわけがないよね。脅迫の内容は、アメフトをやってる限りいついつまでもついて回りそうなものだったし。やめちまって正解だと思います。

 そういう現実の話が、映画の中で繰り返されるさまがデジャヴでねえ・・・・。「組織の論理」というけど、そうじゃない。その組織の「ボス」が安泰でいるための論理なんですよね。組織内の地位がそんなに大事か?引退して5年もたちゃ、ただの迷惑ジーサンになり下がるだけ。自営業のこっちとしては、バカバカしくて。

 てなことを考えていたら、今度は日本医科大の女子受験生差別。これには本当に激怒している。日本医科大の2011年以降の男子学生は、全員不正合格者と見てもいい気すらする。そんな医者に診察されたくありませんよ。「女が医者になると、使えない」ってか、失礼な!!ふざけんじゃないよ!!
 というか、受験に限って言っても、これは「詐欺」ですよね。本来合格していた人を勝手に不合格にした挙句、受験料は懐に入れちゃってさあ、どういうつもりなんだ?

 「必要悪」とかなんとか言ってた奴の発言を毎日新聞が紹介してて、その書き方が「必要悪でしょうがないところあります」風だったので、ますます激怒。
 女が医者やると、途中で離職したり休職するから使えない、というのは、男どもの尻ぬぐいをやらされてるからじゃないか。女が働きづらい職場って、男は働きやすいですかあ?あり得ないでしょうが。男にはブラックな働き方を強要して「医療者はそのくらいやるべき」なんて正当化して、医療者をそうやってすり減らして、まともな医療を提供し続けるなんて、できるわけがない。

 簡単に言っちゃえば、システムを変えりゃいい話です。離職も休職も自由にできて、別に誰も困らない仕組みを構築する、そんなに難しいとも思えないんですけどね。ちょっとオツムを使えば済む話。そう考えない=横着という事。

 あ~~こういうオジサンたちが、もうちょっとすると介護施設に溢れかえる。そんな場所でもえばりくさって毛嫌いされる。しまいに施設の窓から突き落とされますよ。
 
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