なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

小泉内閣

2006年09月29日 | 
が終わっちゃって残念だ。あーあ。
 まあ、色々批判的なことばかり言われているけど。的外れなことが多いんじゃないの?と思ってしまう。
 そうね、例えば「格差社会」というが。おそらく格差は以前から相当あったと思う。けどね、ついこないだまでは「一億総中流」なんてまことしやかに言われてたんだよ。これもマスコミが流布したコピーですがね。こんなことを言われてた頃って、格差の下に位置してた人達って「我々は中流どころじゃありませんよ!」と主張できなかった、単にそういうことじゃないのかな?
 当時、車は白色ばかりだった。なんでもかんでも周りと同じでなくちゃならん。でも、こんな見せ掛けの平均社会じゃ、平均から外れると生きていけないくらい抑圧が強かったんだよな。従って、子供はいじめられても学校に行かない、という選択すら持たせてもらえなかった。
 それが、「格差はあるんだよ!」と主張できるようになった、そういうことが表沙汰になってもやっていけそうな世の中になったんだ。風通しが良くなった、つう訳で、これはいいことだと思うんだけどなあ。
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毎日新聞

2006年09月22日 | 仕事
に坂東氏の文章が。訳分からん、どーして、日経じゃなくて毎日に掲載してもらうわけ?日経の読者から逃げたか。
 読んでみると(文章の全体はこちら)。結局、自分の社会性のなさ、幼稚さを動物に八つ当たりしてる、そいつを正当化する、全く根拠のないことで。そういう言い訳を綿々と臆面もなく書きやがって、どうかしてるんじゃないか?
 問屋さんに読ませてみた。「どー思う?」「なんか、これ、怖いですよ」。極めてまっとうな意見だよな。
 一つだけ。「陰のうと子宮は、新たな命を生みだす源だ。それを断つことは、その生き物の持つ生命力、生きる意欲を断つことにもつながる。」について。別につながりません。去勢しようが避妊しようが、動物は生きる意欲満々に生きてますよ。勝手に憶測するな!!
 なんだってんだ、我々獣医をナチスと同等だってか?
 まあ、一万歩下がってそうかも知らんよ、去勢・避妊を金儲け目的でやってる獣医もいるだろうし。けどさ、あんたはどうなんだ?勝手に自分の自己満足だかなんだかのために動物を慰みものにしてるわけだろ、この文章からすると。
 虐待をしてない、とは片腹痛い、あんたには動物を飼う資格はない。
 
 それから、毎日新聞に言いたい。
 こんな下らない文章を「一理あるかも」風になぜ、へっぴり腰に紹介するんだ?
 かつて、オウム真理教がジャーナリズムにもてはやされたことを、私は忘れてない。だから、ジャーナリズムはあのアホ宗教の暴走を止められなかった。奴らの屁理屈に簡単に言い負かされて、チヤホヤした挙句だ。
 なのにまた、こーんな屁理屈自己正当化文章にコロッと迎合してへいこらする。「毅然とした大人の姿勢」つうものが感じられないのよ。反省つうもんがないのかよ?

 ほーんと腹立つが、とりあえず、繰り返しになりますが、獣医としての反論はこちら。特段書き足すこともないけど、まあ、お読み下さい。
 ご自分の猫や犬の健康を守るために、去勢・避妊手術は大変重要です。安心し、確信をもって去勢・避妊手術を受けさせてあげてください。シロートの言う事なんか気にする必要はありません。

 それにしても、物書きって本当に無責任だなあー。
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雨水浸透桝

2006年09月16日 | 
の説明会へ。会場の久保稲荷公民館に着いたのは開始時刻ギリギリ、参加者があっし一人とかだったらどーしよ、と思ってたんだが、ミニホール(ここには、普段ダンスレッスンもできるようなフロアの広い部屋があるんだけど、必要に応じて段々の客席がせり出してきて、ホール風になっちゃう仕掛けがあるのだ。最初に見た時はたまげてしまったんだよねえ)の2/3位が埋まっている。へえ~~、と思いつつ。 
 これは県の事業ということで、県職員さんがまずはビデオを見せてくれた。でもって実際の設置についての解説。職員の方が言う事にゃ、この入間市久保稲荷界隈は高台で土壌も関東ローム層の下に更に礫質、と非常に水が浸透しやすい、従って浸透桝の設置効果が高い土地柄である、とのこと。職員さんは更に「ここの自治会の方は非常に反応が良く、既に調査依頼のハガキを29軒頂いております」なんて言う。へへ、やっぱ、この界隈の皆様は(含あっし)貧乏だけど民意&好奇心は強いんだよな。水は高きから低きへ流れるから、この界隈の水をちょっとでも地中に押し込めれば(職員さんは「飲む」っつってましたね。なるほど)川越辺りの土地の低いとこが洪水になり難くなる、というわけだ。
 但し、この事業、年々県の予算が先細ってて、どうも早いもん勝ちっぽいらしい&なるべく調査や設置コストを下げるために、ちまちま自治会ごとに募集をかけて、1地区で一斉に行う、という方法を取っているとか。あー自治会に入っててよかったァ。でなきゃ、こうした情報が手に入らないものね。

 さて、質疑応答である。途端にオヤジ軍団が手を挙げて愚にもつかん質問を発する、のはどうしてなんだろう?一人なんか、シロートのくせしてプロを捕まえて「私んとこの庭は雨樋の水をちゃんと吸ってる。この辺にこんなの設置しても意味ないんじゃないか」とかなんとか、自分ちを引き合いに出して全体の話にしようとする。アホか。思わず「全然吸収なんかしてねーよ。オヤジイ!」とわめいてしまう。「だから男はダメなんだ!」と怒鳴ってしまう。あーあ。
 なーんか、こーいうおっさん、会社でも会議のたびに、こういう下らん言いがかりをつけては部下をイラつかせてるんだろーなー。でも批判されない。で、どんどん馬鹿になる。こーいうのが退職して野放しになるのが来年かぁ。コワイゾ!!
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坂東眞佐子氏

2006年09月15日 | 仕事
のエッセイをようやく読む。いやあ、呆れたよ。
 しかるに、こうした話に感情的に反応するばかり、というのはもっと気になる。ので、一応、こちらに獣医としての反論をまとめておきました。

 文学賞ってセックスか、暴力が書けてりゃ取れるのかなあ?だって、そんなテーマばっかりじゃん、いつも。ホント、物書きの知的レベルの馬脚が知れる、という感じだなあ。
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ビーフシチュー

2006年09月14日 | 
って、材料が高級なくせして、あれこれ手をかけてもどうも美味しくならない料理なんだよなー。
 最近は諦めて「ビーフシチューのルーの素」を使ってしまう。さっさとできるだけじゃなくて、なあんかこの方が美味しいんだよなー。手をかける意味がないじゃん。
 で、このビーフシチュー、いつも思うのは、作りたてじゃなくて翌日の方が美味しい、ということ。この場合、いつもやってる食べ方。
 蓋付きのグラタン皿にシチュー&飯を入れて、上に卵を落としてそのまま蓋閉めて、レンジでチンする。かつて「試してガッテン」で、卵をほぐさずにレンジでチンすると、卵が爆発する、とやってたけど。そうなっても大丈夫なように蓋を閉めるわけ。今んとこ、爆発に至ったことはないけれど。
 こうすると、卵が半熟やら生状態やら固ゆでやら、妙な状態にはなってる、それをぐちゃっとスプーンで混ぜて食べる。ウマイ!と思うんだけど。
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ミト・デラルコ

2006年09月10日 | 
の演奏会を聴く。久しぶりに満員の盛況、でもって客層も老若男女様々。こういうのを見ると、まだクラシックも捨てたもんじゃないかな、とやや安心するのだけれど。
 この演奏団体、古楽器のスペシャリストとして国内では有数のメンバーから構成されてる。で、モーツァルトの四重奏がメインだったので、楽しみにしてました。
 古楽器って、モダン楽器とは音の同質性が桁違いなのね。チェロから1stVnまで、違和感なくなだらかに音が繋がる。一般の弦楽四重奏団の演奏では、かなり上手なところでも「お、このフレーズはヴィオラが弾いてるな」って分かるんだけど、古楽器だとそれが全く感じられない。本当の意味で、「4つの楽器が1つの楽器のように響く」というのが成り立つ。ので、和音がホワーンと豊かに響くわけ。ちょっと驚きでしたが。やっぱねえ、近代以降、コンチェルトとかの影響かな、一つ一つの弦楽セクションの音が独立しすぎちゃってるきらいがあるかもわからんわねえ、モダン楽器って。
 本日のメインはモーツァルトの「プロシャ王第2番」だったけど。この曲、超ムツカシイ~~~!ということを理解。ベートーヴェンどこじゃないわ。最低でも、全員が相当達者な方でないと、曲が成り立たなさそうだ。シロウトが手を出せる曲じゃなさそう。ハア~~。

 こうして聴いていると、日本の演奏家のレベルの高さって相当なものである、としみじみしてしまう。わざわざ外国から演奏家を引っ張ってくる必要性ってあるのかなあ?
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雨水利用

2006年09月02日 | 
をずうっと検討してきてたんだけど。病院という施設である以上、災害時水はとにかく確保しておかなくちゃならないし。その時には雨水タンクが一番有用であろう、と思ってるわけ。でもね、雨水タンクってただ設置するだけじゃあダメらしいんですよ。必ず(なのかな?)雨水浸透桝なるものと組み合わせないと、オーバーフローしたときに大変なことになっちゃう。で、この雨水浸透桝、結構本格的な工事が必要だってんで、諦めてたんですが。
 市報がやってきた。例によって舐める様に熟読してしまう、と、妙なチラシが挟まっている。読んでみてオドロイタ!なあんと埼玉県が工事費を全額出して雨水浸透桝を設置してくれる、とゆうんだ!太っ腹だなあ~~。
 勿論色々制限はあるみたい。「既存の戸建」が最低条件。あとは、事前に調査して、その結果OKがでれば、という。なんでもいいや、とにかく調査してもらおうではありませんか、とゆうことで、応募ハガキを早速切り抜いて投函。久保稲荷公民館でやる説明会にも参加しなくちゃ。我が家の「ジャングル化してる庭をどうにかする」事業が本格化する可能性が出てきたんだ、なんとかしてもらおうじゃない!
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