が自動的に「顧問」なるとは、随分テキトーな人事だなあ、とNHKの騒ぎを見つつ思ってたんですが。結局新顧問軍団がこぞって退任してケリがついたようだ。なんだかね。
今回の騒ぎ、発端は不正支出でしたね。憶えてますか?いつの間にか「海老沢おろし」になる、日本人って、本当に個人をこき下ろすのが好きだよね。基本的に「いじめ国家」なんじゃないか?
でも、ホントに海老沢さんが退任に追い込まれたその理由は「受信料不払い」がやたら増えたせいでしょう。
この受信料、「皆様のNHK」の根拠なんだけど、その徴収法がね、やっぱり「納得いかないなあ」と皆が思ってる所が、もともと大いにあったと思う。私もここに引っ越してきて、テレビを置いた途端「受信料を払うのかア~」と釈然としない思いがしたものだ。当家は上を通ってる高圧線のせいで電波状況がてんで×だったのに。
けど、結局払うじゃない。集金屋が来るし。「払いたくない」とはっきり意思表示できる尤もな理由を待ち焦がれてた人、多いと思うのよ。
黙ってても金が入ってくるシステムの中で組織が動くと、努力しなくなるのは当然ですわね。金の使い道も、使い方も。
これも「暮らしの手帖」が大昔に書いて批判してたこと「NHKの職員は、残業して帰る際いつもタクシーを使う。無駄遣いでは?」って。随分豪勢な話だな、と子どもながら思ってたんだ。ところが、自分が働き始めた頃、NHKの職員だったかな?になった人とちょっと話したことがあって。そしたら、彼女「帰りが遅くなったらいいのよ、タクシー使うから」とケロッと言うのだ。驚きましたよ。まだ、そういう風習があるわけ、と思って。彼女が言うには、タクシー代は全額NHKから支給されるんだってさ。スゴイ話だよね。今はどうなんですか?NHK様?