なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

バレエ公演

2006年08月27日 | 
を観る。「東京小牧バレエ団」なるところの公演のチケットが当たったのだ。場所は新宿文化センター。ここ、来るの何年ぶりだろう?もしかして20年ぶりくらいかも?と思いつつ西武新宿駅から歩く。新宿や渋谷に行くと、いつもいつも人がメチャクチャ多いのに驚くんだよね。で、なぜか、店がどんどん変わっている。表通りにコンビニかあ。やっぱ、都知事の方針って奴ですかね。
 バレエや芝居みたいな舞台物って、テレビで見るとちいっとも面白くないんだよね。直接鑑賞するのとのその差はなんだろう?「その場で生きた人間が動いてる」というのが印象強いんだろうか。
 公演はなかなか面白かったんだけど(このバレエ団は古典物より「ペトルーシュカ」みたいな近代物の方が得意そうだった)それはともかく。席でぼうっとしてたら、前の座席に陣取り始めた皆様、揃いも揃って和服&コテコテ結い髪集団!!で、席でせんべいなんか回して食べたりしている。あのう、相撲の桟敷席じゃないんですけどー。こういう集団とバレエ、似合わないなよなあ。どうも知り合いというか、なにかの会のメンバーらしい風でもある。旅館の女将軍団?それとも水商売軍団?気になってしまったが、結局正体は分からなかった。
 この集団の皆様のお陰で助かったこと。あっしは公演中に余計な光が目に入るのが大嫌い。ケータイ画面がぺカペカ光るのも嫌で、「ケータイ閉じてください」と前の席の奴に言ったこともあるくらいなのだ。今回は「非常口」の明りが眼の端に入るので嫌だなあ、と思ったんだけど。前のおば様達の巨大なコテコテ結い頭がちょうど被さってくれまして、明りを気にせず舞台を楽しめた、というわけ。うーむ、ああいう頭ってどうやって結うんだろう?それ、聞いてみたかったんですけどね。
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子猫殺し

2006年08月25日 | 仕事
をベラベラエッセイに書いた作家がいて、それをヘラヘラ公共の紙面に載せる新聞がある。
 ねえ、日本の物書きの「知的レベル」がこういうとこではっきりするわな。
 この作家さん、とりあえず日本の動物愛護法違反ですよ、書類送検されますぜ、と言っておこうかなあ。
 要するに糾弾されたいんでしょうね、こういう輩って。んでもってナルシスティックなヒロイン気分を満喫すると。おぞましいね、キモチワルイね。
 「父と暮らせば」を観つつ思う。この作家みたいに「社会に対する責任として」なんて言って原爆だって落とせるんだよな。社会なるものと自分の気分を分離して考えられないガキみたいな奴が、最近どんどん増えてる。結局「社会とは何か」が見えてないんだよ、自分の都合のいいように解釈してるだけだろ。物書きなんて所詮そんなもんだよな。
 「生と死」を深く考えたけりゃ、看護師の資格でも取ったらどうですかね。3年も勉強すりゃ取れます。でもって、どっかの病院で働いてみるといいよ。現実は勝手な妄想からかけ離れてると思うけど。
 
 
 例えばこういうことだ。
 あっしは、独り者だから、年金も払ってるし、税金も納めてる。で、専業主婦連中の「第3号被保険者」とかいう制度(つまり、年金を払わないのに受け取れる)というシステムには激怒している。一方、結婚したら最後「扶養控除」とかなんとかいうシステムのせいできちんとした仕事をさせてもらえていない女のこき使われ方(108万/年という所得制限は、人を馬鹿にしている。生活できないだろ、そんな収入じゃ)にも頭にきている。
 けどね、あっしの友人はほぼ全員専業主婦なんだな。そうなったいきさつにも、色々それぞれ事情がある。
 つまり、個人的な事情と社会の問題、というのは分けて考えるべきものなんだ。

 そこんとこを混同するとどうなるか、例えばこうなる。「北朝鮮がミサイル発射しやがった。だから朝鮮人学校の生徒を殴ってやる」。社会の問題って簡単に個人の鬱憤晴らしに利用されるんだよな。で、最近は小ざかしい奴が増えてきた。自分のやってることに社会的な何かをまぶしつけて自己正当化する輩。それを助長するのが、今回の作家みたいな奴とか、小林よしのりとかさ。
 こういう連中は所詮物書きです。そういう連中の受け売りをして偉そうにするな!!自分の頭で考えて、せめて自分で体験したことを元に話をしろ!と思うんだけどねえ。
 
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惑星

2006年08月23日 | 
の定義がどうなるか、結構やきもきしてたんですが。
 いくらなんでも、12個ってのはないよなあ、と思ってんのはあっしだけじゃないだろう。天文学者さん達って、一番浮世離れしてる人達っぽい感じもしてて、巷のこういう「ちょっとヘンなのでは」という感想(科学的論拠はないですもんね)は聞き入れてもらえないよなあ、とがっかりしてたんだ、試案を読んで。
 それがどうやら大逆転!海王星までが「惑星」になる、でもって冥王星は格下げ、という修正案がいきなりメインの案になっちゃってる。とっても嬉しいけど。
 これねえ、意外とねえ、この曲が影響大かもしれないわねえ。
 一昨年だったか、流行った曲に「ジュピター」ってありましたね。この「惑星」つう組曲中の「木星」のメインメロディーをパクっておるのだよ。初めて「ジュピター」を聴いた時にはちと唖然としましたが。「ジュピター」が好きな方は、この元ネタ曲も聴いてみて!と勧めたいなあ。すごーくいい曲だから、こっちも。
 で、この組曲はホルストという人がこしらえたんだけど、作曲年代が1910年代だったもんで、「水金地火木土天海」でオシマイなの。1930年代に発見された「冥王星」は曲に入っていない。せっかくの名曲なのになあ~、と子供の頃はがっかり気味だったんだ。だけど、今回もし、惑星が「海王星」どまりになれば、この曲は晴れて格好がつくってもんじゃないか?と思うわけ。

 この件に関して困る、と異議申し立て(但しあまり科学的じゃないなあ)しそうな方々は、星占い師の皆様かしら?「冥王星人」とかつくっちゃってるしなあ、どうするのかなあ?面白そうだけど。
 
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夏祭り

2006年08月20日 | 
である。狭山乗馬センター恒例のやつ。先週は合宿並みに通ったもんだ。夏休みだってのに、こんな事やってるのか~~、と思いつつ、しかし、台風が来てたし、天気は荒れてるし、家にいれば電話がかかってくるし(いや、これは別にいいんですけどね)、しかるに馬とワイワイやってるとなんか、スカッと忘れてしまうんですよね。
 最近分かってきたんだけど、乗馬はヴァイオリンに似てる。単純なことをやってるようで、次々課題が押し寄せてくる。野球とかだと、やる動作に色んなバリエーションがあるもんね。こういう「バリエーションをこなしまくる」のが向いてるのか、「細かいことをあれこれ改善する」のが向いてるのか、スポーツ等々、なんかこの辺りに相性の良し悪しがありそうだ。こういうのは、やってみないとわからないよね。
 このお祭に参加するのは今年で2度目だけど、また去年とは演目が違ってて、あれこれ面白い。でも、やっぱ、競馬がサイコーでしたね!馬っこも久しぶりに全力疾走したあ~!って感じで楽しそう。去年は単純に面白がっていたのだが、今年は障害なんかを始めちゃったせいで、インストラクターの皆様って、実はスゴイ事をやってるんだなあーと感心、というかびびる、というか。はだか馬(つまり鞍なし)で全力疾走して、でもって障害を飛ぶんだもんなあ、うーむ・・・・・・。
 という訳で、去年勝ったアレグラールは負けちまった、その理由。一緒に見てた高校生が指摘してました「この馬太ってる~~」。うむ、競馬評論家だったら「馬体が絞れてませんねえ」という所か。だから負けちゃうんだよ~~。残念じゃ。
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輪ゴム

2006年08月15日 | 
ってどうしてますか?
 これさあ、「ついつい貯め込んでしまうどーでもいいアイテム」の代表って感じがするんだが。
 以前勤めていた病院で、同僚が(男)何かというと、輪ゴムを水道の蛇口に引っ掛けて貯め込むのだ。といって、何に使う、というアイディアはなし。かねがね不思議で、聞いてみたこともあるのだが、当人も「なんか習慣ですかね」でオシマイ。変なの~と思ってたんだが、いつの間にか、その癖がこっちにも伝染ってしまったのかなあ?気が付くと、あっしもかつて豆腐が入っていた竹ザルに輪ゴムを貯め込んでいる。水道の蛇口だと、不便+水道水の塩素のせいだか、結局輪ゴムは劣化する、で、ベタベタしてきて、収拾がつかなくなる、ということが分かったし。
 しかしだなあ、こんなもん結局何に使うのだ?と思ってて、最近ようやくこれこれ、というのが見つかった。台所の排水口に引っ掛けとくゴミ取りネットね。この一番安いタイプって、ビラビラして使うのも取り替えるのもめんどくさい。で、輪ゴムで留めてみたら、実に具合が良くなったのよ。捨てる時は輪ゴムごとポイすりゃいいし。
 しかーし、これ以外使い道を思いつかん。ので、輪ゴムは減らず、増えてゆくのだ。困ったなあ。
 そうね、この「どーでもいいアイテムを貯め込む」癖があるかないかって、貧乏人出身かどうかの踏み絵かもねえ。あっしは、思いっきり貧乏人生まれですけどね。
 
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王さん

2006年08月02日 | 
が退院された!!ホッとしました~~。
 「お菓子のホームラン王」からの王さんのファンとしては、いつまでもお元気でいていただきたいんです。手術を担当した慶応医科大の先生方の会見を見たとき、表情が晴れやかでらしたので「これは、かなり上手くいったのではないか?」とホッとしたんだけど。今日の、ご本人の会見を見て、更にホッとしました。
 ただし、胃の全摘は、これからが大変なんだ。今まですごーく健啖家でらした王さんにはこれからがおつらいだろうな~~。ので、ゆっくりじっくり養生なさってください、と心からお願いいたします。あんまし生き急がれないで下さい。

 で、同じ日に埼玉医科大の元教授が業務停止の処分を受けた、とのニュース。
 この事件が明らかになった当時から、医者どもの所業&言い訳に同業異種業者として、本当に憤っている。抗癌剤の使用法は、私だって知ってます、原則を。あっしが学生だった頃、癌疾患の診断も治療も全く教えてもらえなかった。ので、癌患者がどんどこ増えるに当たって、とにかくまずは、抗癌剤の性質から勉強したのよ。で、抗癌剤を自信を持って扱えるようになったのだ。けどさ、こんなのプロなら当然だろうが。ただ、ちょろっとマニュアル読んで治療するなんて、安易に過ぎる。シロートか、あんたらは。でもって将来のある若人を殺しといて「責任なし」なんて主張する、厚顔に過ぎる。
 プールの事故もそうだけど(また、子供が犠牲者だ。じいさんばあさんならまだマシだったのに)、とにかく「何が一番重要か」に対する意識が欠落してるのはどういう訳なんだろうか?ドミニカ移民の方々に小泉さんがお詫びした中でのコメント「真面目で勤勉な日本人」が、他ならぬ本国で消滅し始めているのだ、としか思えない。
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