なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

上田

2015年09月20日 | 
に行った。めんどくさいが、「法事」という行事に付き合うため。

 法事&それにまつわりついてくる諸行事が終わって、新幹線の時刻まで何時間もある。しょうがないので、上田城でも見物に行こう、と。

 以前(といっても何十年も前だが)行った上田城跡は、まさに「跡地」で、なんだか暗い公園だなあ、という印象しかなかった。別段見るべきところもないし、と思ってたんだが。

 今回行ってみたら、


 とまあ、こんな調子で山盛りに人はいるわ、おかしな十勇士パフォーマンス軍団もいる(一緒に写真に写ってくれます)し、大分違うなあ、とやや呆気にとられる。

 公園内に市立博物館がある。とりあえず入ってみた。要するに真田家とか、その後の上田藩主とか、百姓一揆とか、という上田の中世あたりからの歴史を展示しているんですね。

 まあ、百姓一揆が多い・・・・・。そんなにかつかつの生活を強いられてたんだろうか?このあたりの人達って。それって凶作のせいなのか、藩主が愚か者だからなのか、両方って感じもするが・・・・。

観てて、なんとなく納得しちゃったこと。
 政治家の皆様方をはじめとする「責任取りたがらない病」って、もしかして百姓一揆のせいかなあと。
 百姓一揆って、いくら一揆を起こした側に理があっても、首謀者は捕まるし、散々な目に遭わされた挙句公開処刑でしょ。日本ってやたら同調圧力が強いし、その中でそういう目に遭わされる事に対する恐怖ってとびっきりじゃあないかしら。そんなのが300年は続いてたわけで・・・・・。
 で、この手の公開処刑は今だって形を変えてしっかり続いてる。昭和は週刊誌がよくやってましたね。今はネットでお手軽にできちゃうし。コワイよ・・・・・。
 だから、そういう目に遭わないように、「責任ありません」って逃げ道を10個くらい作っちゃうのかもしれないな・・・・。

 それにしても観光客多し。来年の大河ドラマのせいでしょうか?今からこれじゃあ、先が思いやられる。まあ、地元はウハウハなんだろうけども。
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マイナンバー説明会

2015年09月14日 | 仕事
へ。商工会女性部の主催。で、会場はいつもに比べて圧倒的に女多し。珍しいな、と思いつつ。

 しかーし、講師の先生(税理士の方でしたが)が説明するほどに、訳わかんなくなるのだ・・・・・。

 マイナンバーを使うことによって行政が効率的になるっていうんだけどさ・・・・・。

 聞いてるうちに眠くな~~る、眠くな~~~る、のも、肝心の運用がさっぱり分からんから。

 っていうか、めっちゃめんどくさくなるじゃないですか、結局としか思えない。

 そのうち、質問が出始めた。「認知症のお年寄りのマイナンバーカードは施設が管理しなくちゃならないんですか?」「基本的にはご本人が・・・」って、ご本人が訳わかんない状態じゃないですかあ?

 じゃあ、住基カードはどうなるの?「順次廃止になります」。はあ~~?というのも、入間市で住基カードを作った時、担当の方が「1枚発行するたびに500円赤字なんですよお」って嘆いていらしたから。そこまで負担を強いていた仕組みをあっさりポイ捨てですか・・・・・。なんなんだ????

 とにかく年末調整の時が大混乱になりそうなのは、従業員本人だけじゃなくて、例えば扶養控除を取るというと、その扶養家族のマイナンバーが必要で、その時はマイナンバーを本人確認してどうこう・・・・。ええ~~???扶養家族を一々面通しするの?それともそのたびにパスポートだなんだって、本人確認書類を家族分持ち歩くのかい?と聞いたら、そうじゃないって言うんですけどね。じゃあ、マイナンバーのなりすましって結構簡単かもしれないなあ、と思う。扶養家族の本人確認を従業員がやる(まあ自分の家族を間違える可能性はかなり低いという前提ね)、でも、その従業員が全然カンケ―ない他人のナンバーを「扶養家族でーす」って申請しちゃっても、通りそうでね。

 ところが一方、マイナンバーを税務申告書に書き写すときに、番号間違えた!の場合どうなるんですか?と聞いたらどうもならないらしいのだ。別に罰則もないとか。じゃあ、テキトーに「123456・・・・」みたいな番号を書いちゃって申請してもいいわけ?いいらしいんです。なんじゃあそりゃあ?全然「行政の効率化」にならない気がするんですが・・・・・・・。


 というわけで、説明会は紛糾、講師の先生はしどろもどろ、女軍団が放つ質問は現実に即しまくってて、しかし、そりゃそうだよね、という内容ばかり、それに対して全くと言っていいほど「決まってません」事項が多過ぎる!!

 で、決定打。このマイナンバー、監督する所轄省庁がないんだそうな・・・。

 おいおい、それじゃー、まるで先の国立競技場じゃあないですかあ!!

 ということで、呆れた空気の中、説明会は終了。実際にマイナンバーを取り扱わされる、我々にして理解不能、普通の国民の皆様方はどうするんだろ?

 10月、もう郵送されてくるらしいんだけど(というか、先の大雨で家を流されちゃった人達にはどうするんでしょ?)3日後くらいには「失くした」って話が出てきそうでコワイ・・・・。失くしちゃったら、行政&警察に紛失届を出して、付き合わせた上で改めて再発行なんだそうです。すごーく大変そうだ、というのだけは分かる。

 感想。要するにこういうのを決めるのに女を入れてないから訳わかんなくなるんだ。女が政治に入ってない=オジサンの狭~~~~い発想の範囲内だけで物事を決めちゃうから、おかしな仕組みになっちゃう。なんとも馬鹿らしい。
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東京五輪

2015年09月07日 | 
の雲行き、怪しすぎ。

 そもそも、1年で一番熱い時期にどうしてスポーツ?連日「運動中止レベルです」なんて言ってるのにさ。客なんか誰も来ないよ。来たって、シニアばっかり、バッタバッタ熱中症でなぎ倒されますぜ。外国の方も危ない。で、JRの架線事故なんかが故意に起こされでもしたら、大変なことになるのは目に見えてる。殺人五輪、と呼ばれる可能性すらあるよね。

 つくづく縁起が悪い、と思っちゃうのが会場の問題と、ロゴマークの問題。「エンブレム」とかいってますけど、要するにロゴマークですよね。そのうち、ロゴについて思う事。

 報道が一段落して、こういう事だったのかなあ、と整理してみた感じだと。

1)デザインを公募。ただし、受賞歴等々に条件を付けたから、人も作品も最初からある程度絞り込みができてたんでしょう。それでも104人・104作品、日本のデザイナーの実力って相当なものだと思う。

2)で、一等を決めて組織委員会に送ったんだけど、待てど暮らせど発表にならない、というのは審査委員長の方の証言。その間、実はIOCからデザインに文句が来て、修正せざるを得なくなった、らしい。

3)で、2回も修正した、応募作品とはほぼ別物のデザインが、ロゴとして発表になっちゃった。

ということかなあ・・・・・。

 発表のとき、なんとなくパッとしないデザインだなあ、と感じたのは、修正のせいだったんだな。

 そしたら、ベルギーのデザイナーが「自分のデザインをパクった」って言い出した。

 その後の騒ぎは。佐野さんは記者会見で反論したんだけど、ネットで佐野さんを吊るし上げて溜飲を下げる奴が続出して、撤回に追い込まれちゃった、という次第。

 けど、問題は五輪のロゴデザインであって、他の作品の件はまあ、どーでもいいことじゃないか、と自分的には思う。非常に問題だと思うのは、あれが2回も!!修正されたものだったという事。言っては何だが、まるでセンスのなさそうなオジサンたちが修正に関与した、のが大問題じゃないかなあ。だから、一番最初に記者会見を開くべきだったのは佐野さんじゃなくて、組織委員会じゃなかったのか?と。順番が逆なんですよ。佐野さんは最初の記者会見で、決定デザインが修正されたものだ、とは言わなかった。多分組織委員会に遠慮されたんでしょうね。それ言ったら今度は「そんなこと言って責任逃れだあ!!」ってなるのも目に見えてたし。日本では、責任を取る=吊るし上げを食う、という事なんですかね。魔女裁判みたいだな。

 審査委員会も分からないんだけど、たとえ1等を取っても似たロゴがあるという指摘がIOCから出たらその時点で取り消しして、2等で考え直し、位の決定権があってしかるべきだったのでは?でないと、審査の意味がないでしょう。というか、応募の段階で、いわゆる「ググッて画像検索」なんぞいくらでもできるんだから、応募作品にする前にその程度の調査をしておいてくれ、と注釈を付けてもかまわないとも思う。

 にしても、ネット上の安っぽい正義感振り回し連中にはげんなりします。何様?そこまで「俺様はすごいんだぞ~」と言いたいのかねえ?佐野さんのご家族にまで累が及ぶ事態というのはつくづく異常。凄いんだぞ~とかやりたいなら、応募して1等でも取ってみなさいな。
 
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「四季」

2015年09月06日 | 
のレコード、結局3枚全部捨てることになった。盤の質が悪すぎ。針飛びしまくるし。どういう管理をしてたんだろうか?自分が買った奴じゃないから・・・・・・。

 このレコードの山、基本的には伯父の遺品を受け継いだ感じになんとなくなっちゃってるんですけどね。もういいですよね。誰かが整理しないとどうにもなんない。

 ということで、捨てずに残したレコードを聴いてるんですけど。
 
 いや~~、レコードって、こんなに音が良いもんでしたっけ???

 っていうか、音がキンキンしなくて、耳あたりが凄く柔らかいんですわ。ピアノの細かい音なんか、綺麗だわ~~。ヴァイオリンの音も何となく柔らかい。

 今までも時々聴いてはいたんだけど。片面がすぐ終わっちゃうもんで、めんどくさくなってCDが中心になってしまってましたけど。ちょっと考え直すべきじゃないか・・・・・・。
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2015年09月02日 | 
の塗り替え続き。今回は和室。

 そもそも引っ越してきた当初からムカついてた。じゅらく壁っていうんでしょうか?(おそらく)吹き付け塗装のざらざらした奴で。色はヘンな緑色だし。
 この家は元々建売だったらしいんだけど、間取りもへんちくりんで、まあ、そのおかげで病院を建て増しで作れたわけだけど、内装のセンスが「昭和の工務店のオヤジが思いつきそうな」というので溢れかえってた。それを順番に潰していったんですけどね。最初は台所の床、次がトイレで、その次が風呂場、とうとう和室にたどり着きました!!まあ、まだあるんですけども・・・・・・。

 じゅらく壁、もう寿命ですよ。ボロボロ剥がれ落ちてきてるし。

 ということで、やっぱり漆喰がいいかな、と。またしてもを使用。これ、実は近所のケーヨーD2で売ってるんですね。知らんかった。

 結局夏休みはこれを塗るのに費やされたのでありまして・・・・・・

 出来上がり

 壁の色が違うのは、トイレを塗った残りをつい塗ってしまったから。ま、別にいいんじゃないでしょうかね。

 しかーし、これを部屋全部というのは家具大移動もしなくちゃならないし、えらく大変でした。。。

 家具というけど、TVとか、その配線とか、もうこんがらがってるし。で、配線部は埃が山盛り・・・・・。危ないよ、これ。ここがスパークしたら即火事じゃないか。そういうのも全部掃除しなくちゃだから。どんどん時間がかかっちゃう。

 今回はついでにレコードの山も仕分けして処分することに。針飛びしたり、CD化とっくにされてます、みたいなのはいらないですよ。調べてみたら、なんとヴィバルディの「四季」のレコードが3枚も!!なんだこりゃあ~??ということで、そのうち1枚だけ残すことにする。どれにするべえか?
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