ってNHKの番組、面白いですね~~~。経営者としてはまことに参考になるし。どうやって他人に仕事を仕込むのか、という点で。「保育業界の巻」なんか、相当面白かった。似ているんだ、動物業界と。ただ、動物がかわいいから、動物が好きだから、じゃあ、
はっきり言って使い物にならない。やってくる動物どもは、我々なんざ、どーでもいいのだし、安直に関わろうとすると、場合によっては大怪我をする恐れもある。そこらへん、分かってなさそうな人、多し。その辺が同じだなあ、と。ふうん、こうやって指導するのか、こりゃ、指導する側も大変だ。勉強になった、かなり。
昨日は「コンビニ」でしたね。シニア層の客を開拓するのにどうするか?というのが後半のメインのお話だったな。
見ていて、うーん、やっぱり、どこか、ずれてるような・・・・・・。
日々の買い物、コンビニをおばさんがあんまり使おうとしない理由、おばさんの一人である、あっしの診たてによるとだ。
やっぱ、コンビニって、「男仕様」なんですよ。なにが?男の人って、必ず「目的」があって来店するでしょ。あれを買いに来ましたって。で、それを購入する、パッと。で、おしまい、店にウダウダしてる時間って、本を立ち読みでもしない限りは短いでしょうね。そのための利便性をコンビニは磨いてるんだ、と思う。
ところがですね、女は違うのさ。特に目的がなくたって、行っちゃうんだよ、スーパーなんぞへ。一種のレクレーション的なところがある。でねえ、スーパーには、そういう人間を引きつける「エサ」があるのだ、「本日のお買い得」って名前の。
女の頭を悩ませる日々の献立のヒントが、「本日のお買い得品」を中心にして組み上げられる、という仕組み、で、パズルみたいに自由自在に頭が動く、こういうの、男は分からんでしょうなあ。
お買い得品は、なにも、チラシだけじゃあないのだ、突然もらったクーポン券、パックに張られた「半額」のシール、日々、なにが「お買い得」なのか、実は分からない。で
、おお!凄いものが「お得」になってる って思った時の優越感ときたら、タマラン!!
こーゆう「周りを出し抜いた」感、が買い物の醍醐味なんだよな~~。
これが、コンビニでは全く感じる事がないのよ。買い物の面白みがない。「便利」ってちっとも面白くないのさ。いつでも同じもの、同じ値段、だから、どこでも同じ値段になるビールとかをチョロっと買うだけになっちゃうんだ。
それにねえ、オバサンって、実は、買い物に凄くシビアなんだぞ。価格だけじゃない、品質もチェックチェック!で、金がなきゃ安いもの、でも、金にゆとりがあれば、ちょっといいもの、っていう風に買い分けもしてる。そういうのにコンビニは全然対応できてない。
男に買い物頼みたくない、というおばさん達の気持、凄く分かるんですよ。男って、頼んだものしか買ってこないか、あまりにも余計なものまで買っちゃうか、どっちかなんだもん。