真面目

って怖いな。
　どーすんだろな、生き延びてしまったおっさん。犬まで殺すなよ～～。
　と思ってるうちに、あっという間に2月が終了であります。毎年、2月ってバタバタしているうちに終わってしまう。なんか、へばってしまう。

ヨークマート

の店長から電話。ビックリするじゃないですかあ。なんだっけ？といぶかしく思いつつ、お話したら。
　そうそう、こないだ「店長直行便」だったっけ？ご意見投書箱というの？それに書いて放り込んでおいたのだ。「包丁を、子供も手に取れる場所に陳列販売しないで欲しい」。
　だってなあ、セラミック包丁をレジのすぐ手前、それも低い場所にぶら下げて売ってるんだもんな。セラミック包丁って、みったくれは優しげだが、やたら切れ味は良い、というトンでも刃物なんだが。
　店長さん曰く「店員の目が届く場所で販売しようという事になりまして」だって。だから「いや、とにかく簡単に手に取れる場所じゃ、意味がないと思いますよ。だって、一端刃物を手にしちゃったら、店員ったって女の方じゃどうにもならないでしょ」と話してみた。「丸広なんかじゃ高級刃物だとカギ付きガラスケースに入れて、対面で販売してますよね」とか提案。そしたら「じゃ、サービスカウンター内に置いて対面販売にしてみます」だって。よろしくお願いしますよ、店長様。
　対面販売なら、その時点で刃物を手に入れるのを諦める奴って多いと思うんだ。大体、包丁なんてしょっちゅう買い換える代物じゃないもの。販売方法に因縁つけて暴れる奴がいたら、その場で警察に突き出せばいい。少なくとも、人が死ぬことはない。

ワイパー

をようやく交換。車関係ってすぐ忘れるから。
　雨の日に車に乗ると、外が見づらくてイライラする。後ろなんか「キイイ、キイイ」ってうるさくてたまらん。で、なのに、晴れると、この不快感をコロッと忘れてしまうのよね。
　しかし、この間はさすがにひどかった。このままじゃ、事故を起こしちゃう、と思ってジャパンホームセンターへ。まあ～、ワイパーって色々あるのねえ。値段も色々。どうしたもんか？
　しかるに、やっぱ、ゴムだけ交換なんてせこいことは止めとこう＋けど、なんかやたら高機能つうのもなあ、ということで結局一番安いワイパーを3つ購入。
　このくらいの部品なら、交換取り付けは簡単なんですよね。屋根になると大変だが。
　さて、本日はトマトハウスさんが屋根の下見に来てくれた。職人さんとガタガタ、で、降りてきて「トタンの色どうします？」。例によって「色見本見せてくれなくちゃ、決められない」と言ったら「じゃあ、切れっ端を持ってきますよ。大した種類はありませんけど」だって。黒・青・シルバー・灰程度かあ。なんだかなあ。ま、しょうがない。

武満徹

さんの命日だったんですよ、昨日は。
　毎年、色々考える日にしたい、と思ってるんだけど、結局いつもいつも「それどこじゃない～～～！！」という状態でバタバタしてて終わっちゃう。大体、命日だっていうことを忘れちゃうことも多々ありだしなあ。武満さん、申し訳ないです。
　尤も、こういうのも武満さんの差し金かも、と思うことにしてるんですけど。メソメソしてる暇があったら働け！つうことか。
　亡くなった日に、我が家の購入手続きがすべて済んだのだ。だから、毎年、この家買ってもう何年って否も応もなく分かっちゃう仕組みになってる。
　お葬式の日は寒かった。2月29日。
　すぐそばに「死」がある。そんなことは、仕事柄分かっているのだが。

ホリエモン

な～んて、あっという間に面白いあだ名が付くなあ。
　ライブドアの株価はガタガタと下落している。プロ野球機構はさぞかしホッとしてるでしょうね。楽天サマサマだよねえ。
　それにしても、今回のライブドアの株下落って、普通の時と下がってる仕組みが違う。なんか、みんなの倫理観を刺激しちゃったみたいなのね。札束でほっぺたを叩くようなやり口に、なんとなく「イヤだな」と思ってて、そこへ、ドカンとトドメを刺してしまったような。こういうこともあるのか。

　最近は、久しぶりに物欲に振り回されてて困ってる。物欲対象が「服」だから、まことに困る。折悪しく、今は冬物バーゲンの真っ最中。いいな、でも高いしな～と思ってたのが、それなりにお安くなってるのを見ると、思わず手に取ってしまう。だーかーらー、丸広に行っちゃいけないんだってば。のにノコノコ出掛けてしまったのは、いつも使ってる化粧品がなくなっちゃったから。で、物欲をとことん刺激されて帰ってくる。あーどーしたもんか、あの服もこの服も欲しい欲しい、となっちゃって。

京都議定書

が本日発効である。あ～これ以上省エネするのかあ。キツイよお。
　尤も、省エネ＝ケチ生活ということで、これは普段のあっしの生活そのものでもあるのだが。つまりまあ、省エネ＝省家計ですな。
　でもなあ、最近は色々難しい。防犯を考えたら、やっぱり部屋の電気はつけっぱなしにしておきたいしさ。

内容証明

の書き方って簡単なんですよ。別に弁護士なんか頼む必要はない。困ったときは、まず、図書館へ！！ぜ～ったい「内容証明の書き方」みたいな本があるはずなんだ。で、そういう本に書いてある通りに書けばいいんですよね。
　この本、あっしは図書館の「年一回、古本あげますサービス」でタダで入手した。以来、愛用してるの。
　内容証明って、実は、法的拘束力ってないのよね、全く。しか～し、「証拠作成」に関しては、これほど強力なものも少ない。郵便局が書いた内容を保管してくれる＋確実に相手に届いた、と証明してくれるから。
　そうね、郵政民営化、この、内容証明みたいな書類に関しては、どうなるのかな？証拠能力が落ちると実に困る場合や仕事って多くなると思うんだけど。民営化とは関係ないのかしら？

クーリングオフ

の仕方ってご存知ですか？ってゆうか、内容証明郵便の書き方。
　こないだ大騒ぎして書いた、屋根の顛末なんだけど、その続き。あ～あ、結局クーリングオフしてオシマイである。騙されてた、ということなのか？持つべきものは、冷静な知り合い＆患者さんですね。
　メールを頂いたり、「ヘンだ」と言われたり、そうなのかなあ？と思って、段々心配になってきた。ので、ネットで検索。「屋根　工事　料金」なーんて入れて検索すると、まあ出るわ出るわ、トラブルの数々。驚きましたね。知らなかったんだも～ん、というか、こりゃ、一体誰を信じればいいのか？
　どーしよー？しょうがないので、患者さんネットを活用することに。「トマトハウス」に電話した。早いとこ見てもらわないと、クーリングオフの期限が来ちゃう、と泣き付いたら、すぐ見に来てくれた。で、衝撃の事実があれこれ明らかに！！「トマトハウス」さんを信じるならばね。
　分かった事。病院の雨漏りは、増築時の工事がずさんだったから。らしい。何回も「雨漏りする」って訴えてたんだが、わからなかった、というか、認めてくれなかったんだな～。で、屋根の話は、２階に関してはほぼ嘘っぱちらしい。よくまあ、ああベラベラ喋れるなあ～～。なんか、「振り込め詐欺」も、こういう感じでつけ込まれるのかなあ・・・・・・。
　やっぱり、こういう場合、冷静な人＋中立＆信頼できるプロか。
　でね、こういう話、よく聞くんですよ、他ならぬ「動物病院」業界でさあ。ここんとこ、ずうっと料金の話を書こうかどうしようか、と思ってたんだけど。集中して書いてみます。「ペットトラブルA]へ。

申告相談会

へ。はあ～ようやく申告終了である。
　実は、申告相談会に行くのは、今回が初めて。相談の仕方もよく分かってなかったんですね。でもね、税理士さんをタダで使えるいいチャンスだし。
　今回は、償却資産についての質問をして、表の書き方を教えてもらった。「償却資産がどんどん増えて、書ききれなくなったらどーしたらいいんでしょーか？」
「あ～それは、この紙をコピーしたりして、別表に書き足せばいいんです」そっかあ。
　償却資産がどんどこ増えるって、そんなに金持ち？違う違う、この「病院」という仕事、やたら高い機械が多いから、こういう話になっちゃうんですよね。
　でもって、今年の所得税が決定しました。でも、更に「予定納税」なるずっこい取り立てられ方をするから、全体がどうなるかは分かんないな～。どーなるんだろ？
　いずれにせよ、こうやって、毎年納税額を否も応もなく見せ付けられるから、政治に関心を持たざるを得なくなるんですよね

一大事

である。あーどーしよー・・・・トホホ・・・・・。
　事の起こりは昨日。呼び鈴が鳴ると、とりあえず出る。呼び鈴の9割は、勧誘か、工務店の呼び込みか、しょうもない用事なのだが、1割は患者さん。だから、出ることにしてるんだけど。
　出たらやっぱり、「近所で工事やってますんで、ご挨拶に～」と言う。「ハイハイ」と応じて切ったら、再び「ピンポーン」。「あの～言い忘れたんですけど、屋根の瓦が落っこちかけてるンで～」。いつもなら「あ、そう」で切っちゃうんだけど、その時はどういう訳か、話を聞いてみようという気になった。
　立ってたのはヒョロっとしたお兄ちゃん。なんか、頼りなさげだなあ、と思ったんだけど。「どこ？」「あすこですよ」「どこどこ？」とまあ、あれこれ説明してもらった。そしたら、お兄ちゃん、「もしなんでしたら、とりあえずボンドで止めときましょうか？仕事の合間に」って言う。「いいんですか？」と聞いたんだけど、「いや、ちょっと梯子かけてやるだけだから。まあ、千円くらいでいいっす」なんて言う。「じゃあ、お願いします」。ところが。
　梯子を上がってあれこれやってたお兄ちゃん、「あのう、瓦がなんか全体的にずれちゃってるみたいなんで、親方呼んできます」と言う。やってきた別のお兄ちゃんが言うことにゃ「瓦を止めてるのがプラスチックで、そこから水が漏れ込んでる。漆喰で固めれば、もうしばらく持つと思うんです」って。「料金は？」「17万くらいでやります。うち、下請けなんで。ブランドを気にされるんでしたらあれですけど」「ブランドって何？」「だからテレビでやってる奴とか」「あ～そんなのどーでもいいわ。お願いします」と簡単に決めちゃった理由は、漆喰で固める、というのはおそらくかなり本格的な屋根工事だろう、それを20万以下、と言うのはおそらく相当安い、と思ったからだけじゃない、なんか、お兄ちゃんたちが一生懸命丁寧に説明してくれたもんだから。信頼に足るか、と思ったんですね。
　で、本日その工事をしてもらった、んだが。「あのう、全体的に瓦の隙間が空いてるんですよ。屋根裏見させてもらっていいですか？」慌てて２階を片して屋根裏を見てもらったら。「雨漏りしてるんですよ。親方呼んできます」。更に上のお兄ちゃんがやって来た。彼の説明によるとだな、二階の屋根裏の断熱材に雨漏りの後がそこらじゅうあるそうな。んで、柱を止めてる鎹がねじれてきてる！！要はほっとくと、湿った柱にがたが来て家がぐら～っと傾いてしまいかねない!と言うのだ！！！
　「え～どーしたらいいんでしょ？」「屋根噴き替えるか、瓦を剥いで防水シートを敷き直すか、でも、噴き変えるのが一番だと思うんです」「値段は？」「120万円でいいです」。卒倒しそうになってしまったよ～。昨日の今日で、千円が百万円越えになっちゃうなんて～～！！！
　結論。頼むことにした。大変苦しい家計で、またこうなっちゃうの、苦しいよ～。でも、しょうがない。「今日の工事の料金はなしっつう事でいいです」と言ってくれたし。
　この話、客観的には「騙されてるんじゃないの？」と思う方もいるかも。うん、それは絶対にないと思う。誠意を強く感じたから。だから、全部お任せする、とお話ししておいた。そういう自分の感覚は信じたい。
　それにね、このお家、実は築21年！瓦は緑色に変色してきてて、「ヘンだなあ」と思ってたんだ。それも説明してもらったんだが、当家の瓦はセメント瓦というやつで、今はもう製造中止になってる代物なんだって。セメント製だから水を吸う、それを防止するために何年かに一回表面塗装をする、ことを知らずに使ってる人が多いんだってさ。だから、塗装が剥がれて水が染み込んで、コケが生えてしまったんだと。ね、分かり易い、しっかりした説明でしょ。外壁のクラックも気になってたんだけど、結局それが雨漏りの証拠らしい。そーかそーか。納得しちゃう。
　しかし、お金って、どうやっても出てっちゃうのね～～。あ～ついこないだ、「平成の大修理かア」と唐招提寺修理の図をしみじみ見てたのに、我が家も「平成の大修理」になっちまっただよ～。

上野

へ行く。お目当ては「唐招提寺展」。今、上野の展示はどれも観たいな～と思わせるものばかり。科学博物館では「翡翠展」。都美術館では「ミュシャ展」。目移りしそうだったんですが。
　日本のお寺でどこが好き？と聞かれたら「唐招提寺」になっちゃうんですよ。東大寺も戒壇院とか正倉院とかは大好きなんだけど。

　昔、国家試験がもうすぐだっつうのに、ふらふら奈良に旅行に行ってしまったもんだ。今の時期を逃したら、もう旅行はままならないのでは？という危機感があって。本当にそうなってしまったから、その判断は正しかった。しかし、旅行したのは2月。寒いの何の、展示室も冷え冷え、観に来てる人なんか誰もいない。だから、じっくり観て回ることはできたんですけど。
　唐招提寺に着いた頃は雪が降り出していた。雪景色の金堂が素晴らしく綺麗で。カメラを持ってこなかったのを後悔しましたねえ。この話には翌日の落ちがある。そのまま雪がどんどん積もって大雪！になっちゃって、泊まったユースホステルでは道がすっぽり埋まってしまって雪かきする始末。電車も止まっちまうわ、もう少しで帰れなくなっちゃうとこだったんだよ～～。危なかった。

　本日も冷え冷え、しかし、さすがは国立博物館、中はしっかり暖かい。展示も以前に比べて随分工夫されている。嬉しかったのは、展示されてた各仏像の周囲をぐるっと回って見ることができたこと。なかなか後姿って見られないものね。東山魁夷さんの襖絵も表裏全てがきちんと展示されてて大変嬉しかった。鑑真和上像は、いつも厳しい表情と思っていたのだけれど、この襖絵に囲まれていらっしゃると、なんかお姿も和らいでみえる。
　唐招提寺はただ今平成大修理の真っ只中。だから実現した展示の数々、やっぱりこれを選択してよかった。修理の終了は2009年だそうです。そしたら、奈良に観に行きたいなあ。そうできればいいんだが。

タクシー代

な、なんと43億円っすかあ！！！あっきれたぞお！
　前、日記（1/29)にちょろっと書いておいたNHKのギモンに麻生総務相がお答えして下さいました、のはいいんだけど。実にふざけた話だ、30年前にあれほど「暮らしの手帖」にこき下ろされてた悪習、未だ治ってないとはね。受信料さあ、NHK交響楽団のために我慢して払ってやろうかと思ってたけど、やっぱ止めようかなあ、あっしも。N響の連中もタクシーで豪遊してんのかいな、と思うと腹が立って仕方がない。お客様にタクシーを出しなさいよ、遠くから聴きに来たり、会社の帰りに聴きに来たり、してる人もいっぱいいるんだよ。

　テレビの取材って、色々おかしなところがあるとかねがね思ってるんだ。まず、取材された人がよく言うのは「あんなに撮って、写るのはほんの2・3分」てやつ。清水義範さんも書いておられたが、あっしの父親も言ってた。取材内容は全然違うんだけど。清水さんはきちんとしたドキュメントをNHKが撮影、父親は「保育園のクリスマス会でサンタになりすました園長の図」を地元ケーブルTVが撮影。クリスマス会の間中延々撮ってて、結局放映時間は3分程度だったってさ。清水さんの場合はね、確か3日くらい張り付かれて、多少演出気味の絵まで撮られて、結局15分、演出部分は放映されなかったって書いておられた。そのフィルム代はどうなってるのかなあ？いや、今はDVD録画かなんかでたいしたことはないのかもしれないが、じゃ、その間の人件費は？「節約してたらいい画は撮れない」とか反論が来るかもしれないが、プロなら、「いい画」を短時間でビシッと撮る、なんて当たり前じゃない。タラタラリール回してるなんて、ヘボのすることだと思うなあ。