なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

生ごみ

2021年08月18日 | 

を消滅させるという「キエーロ」。7月末に作成して、運用し始めて約3週間。どうでしょうか?なんか、調子いいです。いささか驚いてる。

 運用方法は、土にスコップをぶっ刺しといて、その箇所をほじくり返して(なるべく深めに)生ごみを投入したら、スコップでガシガシやって生ごみと土を混ぜ合わせる。この作業が存外楽しい。力任せにガシガシやるのが気分いいんですわ。土をかぶせて、次に埋める場所にスコップをぶっ刺しといて屋根かけて終了。生ごみは、以前からステンのザルに入れてるんですが、1日程度だと、野菜くずって腐らない。そりゃそうで、奴らはなかなか死に絶えないみたいなんだな。おおむね1~2日分を投入するんだけど、埋める場所は、リンゴ箱一個で8~10日位のローテーションでぐるぐる。生ごみなら何でもOKらしいんですけどね。ほぼ野菜くず&卵の殻かなあ。

 で、ぐるっと1周すると、あら不思議、こないだ埋めた筈の生ごみが消滅してるんだ。そこにまた埋めると。最初の頃は表面が湿ってたせいか、虫が寄ってきたんだけど、しばらくして土表面が乾燥したら、一切来なくなってしまった。表面を乾燥させて管理するのがコツ1みたい。

 ここんとこの雨で、土の表面にカビらしきものが生えたこともあったんだけど、どうやら放線菌らしい。これはOKだそうなので。全く臭わないしなあ・・・・・・。

 最近はさすがに土の奥も乾燥気味になってきたもんで、生ごみと一緒にちょっと水も埋めてる。生ごみの水っぽさをそのまま、って感じでしょうか。

 可燃ごみは、明らかに減ったし、軽くなった。今捨ててるのはほぼほぼ要らないレシートと猫砂位だものね。

 家族が多いと、大きい奴で運用しないとまずいかもですけど、1・2人程度なら、リンゴ箱で十分そうですな。冬場がどうなるか、続くか?

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刈払機講習

2021年08月04日 | 

を受ける。ずっと気になってた講習内容で、1日がかりだし、休診日じゃないと、そしたら、こんなクッソ暑い日に当たってしまったが。場所はコマツ教習所埼玉センタ。主に建設業や製造業で重宝されそうな、ローダーだの玉掛だのフォークリフトだの、の取り扱い講習を行っている場所である。実は割と近場(車で10分しない)だし、なにかと商工会の広報に教習内容チラシを入れてくるもんで、気になってました。こういう建設系の教習を受けとけば、なんか潰しがききそうな・・・・・・。刈払はその中でも、一番楽っちゃ楽、1日で終了する講座ではあるんだけど。

 知らなかったのだが、こうした仕事の技術系講習って法令がしっかりフォローしてて、ちょっとでも遅刻や早退すると、もう、終了証がもらえない、そう。いい加減な知識内容では困る、という事なんでしょう。しかし自分は遅刻魔、近場でよかった・・・・・。で、予想通り、ちゃらっと草刈って終了なんてもんじゃありありません、でした。

 着いたら、まずは、自動証明写真撮影機で写真を撮る。それが終了証の写真になってしまう、のなら、ちゃんと化粧すりゃよかった、と思ったが遅い。肌色を綺麗に、なんてモードがあるはずもなく、寝起きのぼーっとした顔を撮影されてしまった。なかなかにスゴイシステムだなあ~~、と感心しつつ、教室へ。生徒の椅子が座り疲れしない、いい椅子なんですよ。で、8:20amからきっちり60分ずつ講義。刈払機の取り扱い法・チームで草刈りをする際の注意事項・上手な刈払法とその根拠、危険がどう起きるのか、対処法、そっかーと思わされたのは、毒虫やマムシ。確かに。林業で刈払の仕事をする時なんか、山の中だし、スズメバチに刺された!!たって、じゃ救急車、ってわけにもいきにくい、やはり、仕事としてやるのは大変です・・・・・。

 あと、振動病について。この辺は労働災害というか、労働衛生管理というか、この辺が絡んでくる。刈払機も、連続いいとこ30分、その後は5分は休む、1日の総仕事時間は2時間程度に収める、ようにしないと、振動病が発症する恐れが出てきてしまうんだとか。YOUTUBEにやたらある草刈動画ですけど、かなり危ういよね、こういうのを知ってしまうと。やっぱり、自己流でテキトーというのはまずいんだな。ただ、そういうのをYOUTUBEに挙げちゃう、というのも問題だよなあ・・・・・・。いつか事故るんじゃないか?

 関係法令は「労働安全衛生法」ですわね。この法律を読むと、人を預かって仕事をしてもらう管理者責任は相当重い、と感じる。まあ、労災なんか、ましてや死亡事故なんか、起こしたら、今どきは、社の存続にかかわる。今のコロナについていえば、行政の「お願い」を無視して営業するというのは、従業員を危険にさらす、ととられるわけよ。客じゃなくて。だから、30万の罰金(または6か月の懲役)というのは、この労働安全衛生法から引っ張ってきてるんでしょうね。

 今日はメチャ暑くて、屋外実習はほとんどできなかったが、まあ、しょうがない。実習には

を使いました。これ、バッテリーが2個だからか、結構重かったですけど、さすがと言おうか、静かだし、サクサク刈れるし。面白かったなあ~~。
講習ではエンジン式を主に習ったんだけど、やっぱり、取り扱いが面倒、電動式の方がいいと思う。それか、カセットガス式の奴

か。多分、こういうタイプの方が、整備も簡単なんじゃないかな。

 コマツ教習所は、女子トイレがキレイでした。高級トイレットペーパーだし、ナプキンを無料で置いてるし、なんと、ポーション容器に入ったマウスウオッシュまで!やはりと言おうか、女性参加者は少なかったけど、少ないからテキトー、という扱いじゃないと思ってホッとしました。

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狭山市立博物館

2021年08月03日 | 

へ。市立博物館としてはかなり思い切った展示です。つまり「恐竜」。このテーマの常設展がある博物館といえば、なんてったって「神流町恐竜センター」がめっちゃ面白いんですけど、まさか狭山市がこんな企画展をやるとはねえ・・・・・・。感心しつつ。

 入った途端にレプリカとはいえ、大迫力のトリケラトプスである。でかい。。。。うーむ、子供の頃は、これに乗っかって地球上をのしのし歩いてみたいと思ったものだが、やれないこともなさげではあります。

 で、恐竜といえば、こういう全身骨格標本がずらずら並んで、というのが通常だけども、今回の企画展は「歯」に焦点を当てたもの。歯ねえ、仕事で歯牙疾患につくづく困らされているのもあるし、消化器官中、唯一化石として残ってるものでもあるし(歯をみれば、食生活がおおむね予測できる)、全身骨格ばかりだと、まず見逃す部位(解説もほぼなし)なので、楽しみにしてました。

これは海竜の一種の下顎骨の歯だが、こんなキノコ型をしている。こんな歯の持ち主は、現世にはいないわなあ。この歯で、アンモナイトなんかをゴリゴリすり潰して食べてたんじゃないか、と考えられてるのね。

こちらは、シロナガスクジラみたいに、これでもってプランクトンを濾して食べてたんじゃないかって。

 これは草食恐竜の歯なのだが、「デンタルバッテリー」なる仕組みでもって、固い葉を食べ続けて歯がすり減っても、次々に歯が生えてきて摩耗に対抗する、とのこと。現在の草食哺乳類も、ほぼ歯が伸び続けるのだけど、同じような(むしろ、より進んでいる)仕組みが恐竜にあった、というのがね、面白い。それにしても、健康そうな歯ですこと・・・・・。

 色々考えてしまうのだが、当時、これだけのガタイの生き物がウジャウジャ生活できてた地球のポテンシャルってどうだったんだか、と。どんどこ雑草が生えて生えて、ちょっと油断すると草ボーボーに今だってなるんだから、暑かった当時(なんで暑かったんだろう?自分の予測としては、地球の自転軸が太陽に対してまっすぐだったんじゃないかと思ってる。で、彗星がぶつかった衝撃でかしいで、現在に至ると)は、植物の勢いって猛烈だったんかなあ。だからこれだけの巨大獣をホイホイ飼っていられたのかもなあ。

 ということで、かなり面白かった。もう一回くらい観に行こうか。なんてったって入場料¥300ですからねえ。安すぎ。

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