の裁判、そもそも設定が無茶だと思ってたんですが。どうして「和解」しなくちゃならんのか、冗談じゃない、絶対に屈するべきでない、と厚労省に対して思っていたので。
今回の「和解拒否」は当たり前だと。で、判決が厚労省側敗訴だったら直ちに上告するべきである。
これが和解になっちゃったら、ちょっとでもチャレンジャブルな治療・投薬ができなくなります、それでよろしいんでしょうか?患者の皆様は。で、医療というのは、基本的にチャレンジャブルなものである。万人にOKな薬剤なんてありえない。医療が成り立たなくなるのよ、つまりは。
もう一つ、イレッサという薬剤はかなり特殊な患者が対象だ。「末期肺癌」=遅かれ早かれ死亡することは確実、という患者集団だ、ということは「治してくれるはずの薬剤を使ったら、逆の結果になった」というような薬じゃあないのです。
死ぬという事実、皆それは認めたくない(その辺が、あっしとしては実は理解しにくいんだけど。『死ぬ事』がテーマのドラマや映画は大流行りなのにねえ)、なんでもいいから効きそうな薬剤を、となりがちになる。使わなければ使わないで、「あの先生は何もしてくれない」ってなる。立つ瀬がありません、医療者は。
今回の「和解拒否」は当たり前だと。で、判決が厚労省側敗訴だったら直ちに上告するべきである。
これが和解になっちゃったら、ちょっとでもチャレンジャブルな治療・投薬ができなくなります、それでよろしいんでしょうか?患者の皆様は。で、医療というのは、基本的にチャレンジャブルなものである。万人にOKな薬剤なんてありえない。医療が成り立たなくなるのよ、つまりは。
もう一つ、イレッサという薬剤はかなり特殊な患者が対象だ。「末期肺癌」=遅かれ早かれ死亡することは確実、という患者集団だ、ということは「治してくれるはずの薬剤を使ったら、逆の結果になった」というような薬じゃあないのです。
死ぬという事実、皆それは認めたくない(その辺が、あっしとしては実は理解しにくいんだけど。『死ぬ事』がテーマのドラマや映画は大流行りなのにねえ)、なんでもいいから効きそうな薬剤を、となりがちになる。使わなければ使わないで、「あの先生は何もしてくれない」ってなる。立つ瀬がありません、医療者は。