内容紹介
ーー「小松さん、なんかいいことあった?」
52歳の非常勤講師小松の恋と、
彼を見守るネトゲに夢中の年下敏腕サラリーマン宇佐美の憂鬱
52歳の非常勤講師小松は、新潟に向かう新幹線で知り合った同い年の女性みどりが気になっているが、恋愛と無縁に生きてきた彼は、この先どう詰めればいいか分からない。一方、みどりは自身の仕事を小松に打ち明けるかべきか悩んでいた。彼女は入院患者に有料で訪問サービスをする「見舞い屋」だったのだ。小松は年下の呑み友だち宇佐美に見守られ、緩やかに彼女との距離を縮めていくのだか、そこに「見舞い屋」を仕切るいかがわしい男・八重樫が現れて……絲山秋子が贈る、小さな奇蹟の物語。
読書備忘録
なんか、ほんわかりん。
小松とうさんの話?小松さんとウサギのお話?なんて表題を見たときは え? なんて思ったけれど・・・宇佐美さんですよ。
お見舞い代行って言うのは知っていた。それは代わりにお荷物届けたりするっていうもので、この見舞い屋とは違いますね。
八重樫ぃ・・・そのウソ 私でも見破れたよ。
「ネクトンについて考えても意味がない」
これ好き・・・
南雲咲子とミズクラゲのお話
ミズクラゲ・・・しゃべれます。そして笑えます。ぷるぷる・・・
ミズクラゲは人間が七十年か八十年もっと生きるかも・・・に心底驚いた。そしてそんなに生きて、なにをするんだと・・・
妙にクラゲに興味を持った。
面白かった~・・・
そ・し・て・・・
宇佐美くん君? なんか変・・・
誤植のお詫びに書かれていた。
私・・・重箱の隅をつつくタイプではないと思うんだけれど・・・お年を召してそう言う人になっていたとしたら・・・がっかりだよ。