

樋口一葉の歌の師匠として知られ、明治の世に歌塾「萩の舎」を主宰していた中島歌子は、幕末には天狗党の林忠左衛門に嫁いで水戸にあった。尊皇攘夷の急先鋒だった天狗党がやがて暴走し、弾圧される中で、歌子は夫と引き離され、自らも投獄され、過酷な運命に翻弄されることになる。「萩の舎」主宰者として後に一世を風靡し多くの浮き名を流した歌子は何を思い胸に秘めていたのか。幕末の女の一生を巧緻な筆で甦らせる。








そうだねー・・・すごい一生
幕末の水戸藩の内乱
囚われの身になったくだりは、目を覆いたくなるようだった。
そして正式な妻ではなかったと・・・
釣りをしてた貞芳院と中島歌子になってからの再会に、あの時の・・・覚えているかしら?となぜかときめいた。
「人が集まれば、必ず敵味方に分かれる。そうせねば仲間と結束はできぬのだろうか。人は常に誰かを敵にして憎まねば、生きていられないのだろうか」
★★★★★
