内容紹介
趣味は上を目指さない、競争をしないから素敵――趣味に興じる鞠子と銀行員・小太郎の結婚生活の行方を描く、著者最高傑作!
読書備忘録
絵手紙、家庭菜園、俳句、小説、散歩・・・
どれもつながっているのよね。
小説は銀行員の夫も書き始め、賞を取って銀行を辞めてしまう。
えー食べていけるの?しかも妻の鞠子の単身赴任ならぬ単身赴趣味に引かれお引越しまでしてしまって・・・
ってことで、つい親目線で、おいおい!と読んでいたけれど・・・
そもそも趣味とは楽しむもので競争などしないのだ。という考えに、ほー・・・と今更感心し、夫べったりだった鞠子の母親アンナさんが夫を亡くした後の趣味三昧に、なるほどね・・・その後、やはり健康でいたいわ!と深く思い、読み終わって小太郎と鞠子の生き方にいいじゃん!とほっこりした。
ただ、読んでいるだけで 腹いっぱい になりました。
★★★☆☆