内容紹介
格差社会のもと、その「不幸」が報じられる若者たち。
だが統計によれば、20代の75%が現在の生活に「満足」している!
これまでの若者論を覆す現実を前に、本書の立場はシンプルだ。
――悲観論にも感情論にも意味はない。
26歳の社会学者が「幸せ」な若者の正体を徹底的に取材し考える!
同時代を生きることになった人々のこと、僕たちが生きることになった国のことを、この本では考えてきた。それは、別に社会全体に向けられた啓蒙意識からでも、少しでもこの国を良くしたいという市民意識からでもない。ただ、「自分」のこと、「自分のまわり」のことを少しでもまともに知りたかっただけなのだ。(本文より)
「今、ここ」が幸せであればいい――。
W杯の深夜、渋谷で騒ぐ若者たち。ネット右翼の主催するデモに集まる若者たち。そして震災を前に、ボランティアや募金に立ち上がる若者たち。
すべての現場に入り調査を重ねた末に見えてくるものは?
最注目の若き社会学者が満を持して立ち上げる、まったく新しい「若者論」!
オビ寄稿:上野千鶴子(社会学者)、小熊英二(慶應大学教授)。
巻末「補章」:佐藤健(俳優)との1万字オーバーの対話を収録。
読書備忘録
そりゃそうだよね。
今、ここがよかったら、いいんだわ。
だって、昔を知らないんだから・・・自分が生きた時代しか知らないんだから・・・と当たり前のことを言ってみたりして。
毒舌はいている古市さんが二十代に書いた本。
すごいね。
発言した人の年齢と出身地がかかれている。
終わりなき日常かぁー・・・
日本の人口がそっくりそのまま減るなら問題ない。東京の電車は混みすぎだし、家も多すぎだ。問題なのは、保険料や税金を払ってくれる現役層が減る一方なのに、同じペースでは高齢者が減ってはくれない事。
でもこの国、自殺者多いのよね。
「平成くん、さようなら」につながるのかなー・・・
佐藤健くんとの対話に・・・
ふたりともちゃんとしてるのね。
息子に、読んでみっ!って言ってみたら、あらま!本棚に・・・
★★★★☆