作品紹介・あらすじ
「おばちゃんとこ、ナポリタンはやんないの?」
焼き魚、ハンバーグ、串カツ、豚汁、オムレツ、ふろふき大根、カレー……昼は定食屋で夜は居酒屋。
姑の一子と嫁の二三に、今や大黒柱になった万里の三人で営む佃の「はじめ食堂」は、庶民的で美味しい料理が評判だ。
お客のリクエストで、なつかしのナポリタンもメニューに入れることに。
一方、常連客の瑠美先生の告発記事が週刊誌に出てしまい……。
続々重版の大人気シリーズ、第9弾。文庫オリジナル。
読書備忘録
毎度、美味しいものがたくさん!
ちょっとした事件って程でもないけれど、そんなこともあったのね。
そして・・・
訪問医療専門の山下医師が天涯孤独の高齢の患者から「・・・・・寂しさを消す薬ってないんですか」と、訊かれ何とも答えようがなかったと、それをきいて二三が思ったことは、その考えにはもっともだなと思ったの。
もう、どこぞのどなたがわかっているから、どんどん読むのが楽しくなっている。