作品紹介・あらすじ
ベルリンのアパートを引き払い、日本で暮らした一年は料理三昧の日々でした。春はそら豆ご飯を炊いたり、味噌を仕込んだり。梅雨には梅干しや新生姜を漬けて保存食作り。秋は塩とブランデーで栗をコトコト煮込み、年越しの準備は、出汁をたっぷり染み込ませたおでんと日本酒で。当たり前すぎて気がつかなかった大切なことを綴った人気エッセイ。
読書備忘録
つまらない日常・・・ご主人が注文したぶら下がり健康器具、洗濯物干しにならないことを祈るばかり!って、うちは雨の日は便利に使っています。日常なんてつまらくてちょうどいい。同感です。
苺のおいしい食し方・・・取り寄せた苺が感動するくらい美味しかったそうで、カロリーなど気にせずいかに苺を成仏させるかを優先させます。苺を成仏って言うのが、独特!いつもそう思うけれど・・・
6歳・・・お散歩時いきなり後ろから「通るぞ!」と競輪選手のような恰好をした男性に怒鳴られ、ふざけんなよ!と思ったのですね。あーいますね、こういう人。自分は特別だと思っているのでしょう。私もトレイルランニングでしたっけ?ハイキング位の所をものすごい勢いで、その場の人たちを蹴散らすように走って来た人みました。おひとりよろけて、わ、あぶない!ってことが・・・夫があれ危ないから気を付けて!と言ってくれたから構えましたけれど、ちょっと服装がね。わかりやすかった。きっとまわりがみえない人もいるのでしょうね。
混浴の魔法・・・おでんの話。大きなお鍋で具をみんな一緒にお風呂に入れるみたいなもので、具材から色んな出汁が出て・・・え!?・・・これまた独特!
こういう独特が好きか?と聞かれたら・・・
★★★☆☆