内容紹介
人類史の最先端から秘宝館まで、個性あふれる博物館を探検!
好奇心とユーモア全開の愉快なルポエッセイ。
博物館が大好きな著者が、興味のおもむくまま、全国のおもしろそうな博物館を訪問。
まじめに、ときに妄想を膨らませつつ、お宝や珍品に迫ります。
「なぜ、こんなにたくさん集めなすった!?」という著者の素朴な疑問に答えてくれるのは、慎み深くも超キャラ立ちした学芸員さんたち。
話はついつい脱線し――。
人類史、鉱物、漫画、SM、服飾、地場産業、伝統工芸etc、
さまざまな世界の魅力を、著者の視点を通じて愉快に楽しめます。
カラー写真も多数収録。
【◎この本でぐるぐる旅した博物館】
茅野市尖石縄文考古館(長野)
国立科学博物館(東京)
龍谷ミュージアム(京都)
奇石博物館(静岡)
大牟田市石炭産業科学館(福岡)
雲仙岳災害記念館(長崎)
石ノ森萬画館(宮城)
風俗資料館(東京)
めがねミュージアム(福井)
ボタンの博物館(大阪)
書き下ろし「ぐるぐる寄り道編」熱海秘宝館/日本製紙石巻工場/岩野市兵衛さん
「人間って不思議だ。なぜ、こんなに知りたいんだろう。
なぜ、こんなにもなにかを愛し探究するひとがいるんだろう。
その不思議がつまっているのが、博物館だ。だから、博物館が大好きだ」
(あとがきより)
読書備忘録
国立科学博物館と龍谷ミュージアムはいったことがあったけれど、しをんちゃんは学芸員さんに説明を受けながらの見学だからよりいっそう楽しかったようで、読んでいても、へーそうだったの?と楽しかった。
大そう大人になるまで、美術館や博物館の端っこのイスにひざ掛けして座っている人が学芸員さんかと思っていて、楽なお仕事そうだわ!と思っていたのね。
全然違うじゃないの。とわかったのは、習い事のお仲間が大学で学芸員の勉強して資格とったけれどなかなか空きがなくて採用されない。って嘆いていたのを聞いて、そうだよね、座っているだけでしょ?楽そうだもんやめないよね。ってことから、学芸員とは・・・で始まったのを聞いてから、へ!そうなの?
ひざ掛けの人は、学芸員ではなくて監視人だそうで、聞いてみなきゃわからないのね。と・・・
探してみれば、あちこちにたくさんの博物館や記念館があるのね。
恵比寿麦酒記念館ってのもあって無料・・・ってことを聞いたことがあった。
ちょっとしたホールに博物館があって時間つぶしに入ったりしていたことはあったけれど、あまりまじめに見てはいなかった・・・今度行くことがあったらまじめに隅から隅までみてみよっか。
★★★☆☆