先日息子が、「イン・ザ・プール」の映画を観てきました。「何それ？」と聞くと、「本あるよ読む？」と言うわけで読み始めました。べッドには読みかけの貴志祐介の「ガラスのハンマー」があるのだけど、一向にすすまないのです。「イン・ザ・プール」はご存知のかたも多いと思いますが、ストレス社会でモヤモヤも溜め込んで、病気に罹ってしまった患者。「プール依存症」「継続勃起症」「被害妄想」「ケータイ依存症」「強迫神経症」の５つのお話です。
医学博士「伊良部一郎」なる色白の太った中年オヤジが「はい いらっしゃ～い」と出迎え、医者とは思えない発想で治療をします。最初は嫌悪を抱くが、次第に彼のペースに巻き込まれ、気が付くと病気が癒えてるというお話です。
確か最近ＴＶでは「空中ブランコ」で阿部寛が、映画は松尾スズキが伊良部医師を演じましたよね。ちょっとカッコよすぎかな…そんな本なのでイッキに読みました。
空中ブランコも読みたい～
※イン・ザ・プール 奥田英朗 文藝春秋刊 定価税別１２３８ｙｅｎ
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