三日目は、ハワイに行くと決めた時から、
行きたかった、イオラニ宮殿へ。
今回の旅は、旅行者専用のワイキキトロリーには乗らず
地元の方たちの足となっている
ザ・バスで移動。
どこまで乗っても、$2.50均一
乗り換えて行く時は、トランスファー チケット プリーズって言うと
こんなチケットをくれます。
2時間以内であれば、
一回だけ乗り換えられます。
日本語が通じないのが、少しドキドキですが、とっても便利です。
どこで降りたらいいのか、わからないので
ドライバーさんに、イオラニパレス プリーズと声をかけておくと
現地に着くと、ちゃんと教えてくれました。
バスを降りる時のコールは、窓際の紐を引っ張るところは、昔と同じでした。
この路線は、どうしてなのか、ご老人が多く乗ってこられます。
知らずに座っていた、日本人のお嬢さんは、
立ちなさいと言われていました。
ハワイでは、体の不自由な方、自分よりも老齢の方には、
席を譲るのは、当たり前のことなのだと、
隣にお立ちの日系人の方が、教えてくださいました。
日本も見習いたいですね。
無事
イオラニ宮殿に到着
チケット売り場も上品でしょ☆
1日に1回、11時半からは、
日本語ガイドツアーとのことで
当日でしたが、ツアーデスクから、予約を入れてもらいました。
アメリカ合衆国で、唯一の宮殿。
椰子にも注目!幹が白いのは、
王朝椰子だそうです。
ラナイで、椅子に座らされて、ガイドさんから、レクチャーを受けます。
床を傷つけてはいけないので、
全員靴に布のカバーをかけられました。
床も掃除されるし、一石二鳥とか…
内部の写真はNGなので、
ラナイの天井だけ
1882年にカラカウア王によって建造されました。
大広間、王座の間、正賓室、青の間など…
ロココ調だったり、ゴシック調だったりと
先日、迎賓館を見たばかりなので
派手さは、さほど感じられませんが、上品な内部をじっくりと。
明治天皇とも、交流が深かったようで、皇室からの贈り物も…
太平洋の楽園に生まれたハワイ王国でしたが
100年足らずで消滅してしまいます。
ハワイ王朝
唯一の女王
リリウオカラニ女王が、
1893年のクーデターで、宮殿内に幽閉されてしまいますが
その時に幽閉された部屋と、その時に作られた
クレージキルトも印象的でした。
アメリカのビジネスに屈してしまったハワイ王国の最後でしたが
その後、ハワイ共和国となり、のちに、アメリカ50番目の州となりました。
クリスマスデコレは
なぜか提灯です。
お祝い事があると、提灯を飾ったそうです。
ガイドさん曰く、夜に提灯に灯りが灯ると
とても幻想的になるそうです。
一時間半くらいの見学と聞いていましたが、気がつけば2時間あまり…
最後の質問コーナーで、カラカウア王は、フリーメイソンですか?と
質問されたご婦人がいました。
そのとおり、フリーメイソンだったそうです(興味津々)
ハワイの歴史は、知らなかったので、勉強になりました。
宮殿の庭にある、ガジュマルの木です。
南の国では、この木をよく見かけますね。
幹から、枝のような気根が地面に向かって伸びていきます。
別名は、絞殺しの木とも呼ばれているようです(怖っ)
道を隔てた裏手の、
ハワイ戦国時代を統一した、初代の王
カメハメハ大王像にもご挨拶☆
すっかりお腹も空いたので
ザ・バスに乗ってアラモアナに到着
まだまだ、旅行記は続きます