3連休の最後、成人の日は寒い日だった。この辺りの冬には良くあることなのだが、晴れているのに雪がハラハラと落ちてくる。硬質菌を探すのが多少面白くなってきて、この日は去年に初めて入ったきのこ豊富な山の探索を兼ねて出掛けた。秋には、クリフウセンを沢山、その他、シャカシメジ、ホンシメジ、コウタケなどを収穫したところである。
途中、道が狭くなるので車を停め、歩いて山に向かう。ツルリンドウの赤い実がなっている。
夜には少し雪が降ったのだろう。生長途中でストライキを起こしたキヒラタケが枯木や倒木に張り付いている。
キヒラタケ
ニカワハナビラタケの上には融けかかった雪が残っていた。
ニカワハナビラタケ
クロニカワハナビラタケ
定番のカワラタケ、どこに行っても出会う。傘の模様に幾つかのタイプがあるが、この所、出会うのはこのタイプだけだ。所謂クロクモタケのタイプではない。
カワラタケ
次に出会ったのは良くあるタイプの小型硬質菌だが、傘の裏は針でも、目視できるほどの孔口もないものだった。肉眼的は特徴はチャウロコタケに近いと思ったがどうだろうか?
チャウロコタケ?
これも、良くお目に掛かる。
ネンドタケモドキ
またまた、良くあるタイプの菌が出ており、傘の裏を覗き込んで驚いた。柔らかくごく普通のヒダだ。カイガラタケだ。全体に柔らかく食べられそうなくらいだ。
カイガラタケ
次も白っぽい、良くあるタイプ。赤松の枯木に発生している。傘の裏は小さな孔口が並び、端の部分が薄紫に色づいている。シハイタケ属の特徴で、傘表面は灰白色なのでシハイタケではないかと思った。
シハイタケ
山道を歩いているとどんよりとした空だったのがきれいに晴れてきた。古い道なのだろう、脇に石の灯篭のようなものが立っている。夕方に出会ったら不気味だろうなぁ。
この先で道は二つに分かれ、沢に近い方の道を択んで進む。足元の枯れ枝に硬質菌が出ている。ありふれた姿だ。傘は管紋が明瞭で表面はビロード状。裏は細い針状のものがびっしりと並んでいる。匂いを嗅ぐとかすかにバニラのような匂いがある。結局、図鑑などを調べたがこれというきのこには出会えなかった。
不明
その先に太い赤松の枯木が立っていて、地上から2メートル位のところに硬質菌が出ていた。大型になるのだろうが、まだ若い個体。傘表面は黒くツガサルノコシカケだろうか?これも自信なし。
ツガサルノコシカケ?
更に進むと道を横切って太いコナラ倒れており、きれいなヒイロタケが並んでいた。
ヒイロタケ
その倒木の先の方にツノマタタケが少し出ていた。
ツノマタタケ
そこから斜面を下り沢に下りてゆくと日陰の枯木の根元にクヌギタケの仲間が出ていた。
センボンクヌギタケ
まだ、クチベニタケが出ている。
クチベニタケ
きれいな苔
分からないコウヤクタケの仲間?
不明、不明
沢まで降り中を覗くと・・・・。
沢蟹は寒くないんだろうか?元気に横歩きをして行き、石の下に隠れた。
硬質菌もさることながら、この山は実に良い相をしている。きのこ観察には最適に思えた。今年はこの山を訪れることが増えそうだ。
途中、道が狭くなるので車を停め、歩いて山に向かう。ツルリンドウの赤い実がなっている。
夜には少し雪が降ったのだろう。生長途中でストライキを起こしたキヒラタケが枯木や倒木に張り付いている。
キヒラタケ
ニカワハナビラタケの上には融けかかった雪が残っていた。
ニカワハナビラタケ
クロニカワハナビラタケ
定番のカワラタケ、どこに行っても出会う。傘の模様に幾つかのタイプがあるが、この所、出会うのはこのタイプだけだ。所謂クロクモタケのタイプではない。
カワラタケ
次に出会ったのは良くあるタイプの小型硬質菌だが、傘の裏は針でも、目視できるほどの孔口もないものだった。肉眼的は特徴はチャウロコタケに近いと思ったがどうだろうか?
チャウロコタケ?
これも、良くお目に掛かる。
ネンドタケモドキ
またまた、良くあるタイプの菌が出ており、傘の裏を覗き込んで驚いた。柔らかくごく普通のヒダだ。カイガラタケだ。全体に柔らかく食べられそうなくらいだ。
カイガラタケ
次も白っぽい、良くあるタイプ。赤松の枯木に発生している。傘の裏は小さな孔口が並び、端の部分が薄紫に色づいている。シハイタケ属の特徴で、傘表面は灰白色なのでシハイタケではないかと思った。
シハイタケ
山道を歩いているとどんよりとした空だったのがきれいに晴れてきた。古い道なのだろう、脇に石の灯篭のようなものが立っている。夕方に出会ったら不気味だろうなぁ。
この先で道は二つに分かれ、沢に近い方の道を択んで進む。足元の枯れ枝に硬質菌が出ている。ありふれた姿だ。傘は管紋が明瞭で表面はビロード状。裏は細い針状のものがびっしりと並んでいる。匂いを嗅ぐとかすかにバニラのような匂いがある。結局、図鑑などを調べたがこれというきのこには出会えなかった。
不明
その先に太い赤松の枯木が立っていて、地上から2メートル位のところに硬質菌が出ていた。大型になるのだろうが、まだ若い個体。傘表面は黒くツガサルノコシカケだろうか?これも自信なし。
ツガサルノコシカケ?
更に進むと道を横切って太いコナラ倒れており、きれいなヒイロタケが並んでいた。
ヒイロタケ
その倒木の先の方にツノマタタケが少し出ていた。
ツノマタタケ
そこから斜面を下り沢に下りてゆくと日陰の枯木の根元にクヌギタケの仲間が出ていた。
センボンクヌギタケ
まだ、クチベニタケが出ている。
クチベニタケ
きれいな苔
分からないコウヤクタケの仲間?
不明、不明
沢まで降り中を覗くと・・・・。
沢蟹は寒くないんだろうか?元気に横歩きをして行き、石の下に隠れた。
硬質菌もさることながら、この山は実に良い相をしている。きのこ観察には最適に思えた。今年はこの山を訪れることが増えそうだ。