今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

例年のことながら、ツバキキンカクチャワンタケ 2010.02.28(1).

2010-03-03 07:49:09 | Weblog

ツバキキンカクチャワンタケ     Ciborinia camelliae L.M. Kohn





 いつものことながら、春のきのこはここから始まる。今年は寒い日が続いたこともあって、ちょっと早いかなとは思ったが出かけてみた。例年、梅林の方から歩いて登るのだが、今年は車で一気に山頂の神社まで走ってしまった。




 神社の片隅の藪椿の下、落ち葉や実を掃き集めてある場所を探すと、ツバキキンカクチャワンタケは見つかった。










 今年のきのこ観察はどうなるのだろう?ひとまず、無事に始まったね・・・・・。




 その後、神社の裏のケスハマソウを見に行く。管理された場所で、まだ公開されてはいないようだが、入れるようにはなっている。ケスハマソウ・・・、ここのユキワリソウは正しくはケスハマソウというようだ。ミスミソウ、スハマソウとは遺伝子レベルで区別されるとか・・・・











ケスハマソウ




 自宅庭のユキワリソウ?と丁度、同じような状態だ。開花を始めたところ・・・・。見ごろは1週間から2週間ほど先のようだ。他には・・・






カンアオイ



この山には、結構、カンアオイがあって、ギフチョウも羽化しているそうだ。





 その後、山をぶらつく。早春の山は下草も枯れ、見通しが良く歩きやすい。ぶらぶらと道も無い山を歩いていく。






ハチノスタケ     Polyporus alveolaris (DC.) Bondartsev & Singer






タマキクラゲ     Exidia uvapsassa Lloyd






アラゲキクラゲ     Auricularia polytricha (Mont.) Sacc.



これは、出始めのプリプリのアラゲだ。帰宅後、うどんの具になった・・・






・・・・




つい、この間のスライド会でSJ隊長の講義を受けたのだが忘れてしまった。どっちにしても、顕微鏡の世話にならないと同定は難しいか・・・・。




     
シハイタケ     Trichaptum abietinum (Dicks.) Ryvarden





 きのこはやはり冬から早春のきのこ達だけ。他には・・・





     
左:カンアオイ
右:知らない蘭





 神社に戻る途中・・・・





カワラタケ     Trametes versicolor (L.) Lloyd







カワラタケ     Trametes versicolor (L.) Lloyd





これではこの太い枯れ木もあっというまに栄養を抜き取られ、倒れるだろうな・・・・。





 最後にケスハマソウをもう一度眺めて・・・・・










 ・・・・・、梅林に向かった。
コメント
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