ミスミソウ
どこまでもミスミソウが続いている。川の向こうの直角に立ち上がった崖にも咲いている。
カタクリの葉は相変わらず、良く見るが・・・・
道の左側の斜面を眺めながら歩いてゆくと、上から水が流れ落ちている場所に来た。雪解け水が流れ落ちているのかと思いながら、流れの右上をみると・・・・・
カタクリの花が咲いていた・・・・。
今年初めての出会いだったので、何とか写真に撮りたかった。登る場所を探し、何とか辿り着いて写した写真。
カタクリ
写してから辺りを見廻すと・・・・白いミスミソウに混じってカタクリが沢山咲いている。
蕾もあるが・・・・・
大半は開いている。
そのさらに上を見ると・・・・・
管理地と較べれば、その花の密度は高くはないが、この時期、山野でこれだけのカタクリに出会ったのは初めてだ。
十分にカタクリを楽しんでから、崖を下り・・・道に戻った。また、先に進むと谷は狭くなり、薄暗くなる。その先に・・・・・
崖の上から大きな石灰岩が落ちている場所にさしかかった。おそるおそる上を見ながら進むと、陽の当たる崖にカタクリが一輪咲いている。
その先で地元の赤いウィンドブレーカーが着た女性が犬を散歩させているところに出会った。「あの崩れたところを来たのですか?」と聞きながら驚いている。あそこは良く崩れるし、その手前には倒れた木が引っかかっていて、とても危ないとのこと・・・
この辺りにユキワリイチゲが咲いているところがあるらしいと聞いてきたのだが、知らないかと聞いてみる。ユキワリイチゲはいろいろなところに咲いてはいるが、この辺のユキワリイキゲがほとんど白いものばかり。でもこの先に、この辺では珍しい紫色の濃いものが咲いているという。
これが、この辺りに多いタイプだ。
さらに進んでゆくと、周囲はミスミソウだらけ。どれも白いものばかり。教えてもらった辺りで川を渡り探すと・・・・・
ユキワリイチゲ
あった!
周りには、普通のタイプも咲いている。
ユキワリイチゲ
やはり、この紫のユキワリイチゲは貴重だ。2株ほどしか見つからなかった。
あまりに綺麗なのでもう一度・・・・・