川沿いの道を走り、谷に入ってゆく。人家がなくなった辺りの谷に車を停め、細流に沿って歩いてゆく。谷の入り口には立派なフキノトウが幾つか出ていた。
そして、少し進んだ辺りには・・・・
ユキワリイチゲ
この辺りのユキワリイチゲは色が薄い。ほぼ白色に薄っすらと紫がかる。
その近くの斜面に派手な赤いもの。ゴミかと思ったが、良く見るとキノコだ。ベニチャワンタケだろうか・・・。径が5cmくらいはある、大型のチャワンタケだ。
同じ視野の中に、スズシロソウとカテンソウが写っている。その近くには・・・・
ヤマアイ
そして、圧倒的に多いのは白いミスミソウ。白だけ。オシベには薄っすらとピンクがかるもの、オシベの柄が緑色のものなど、多少の変異はあるが、花色は白のみ。
谷沿いの道は続いている。がけにはミスミソウとカタクリの葉が頻繁に目に付く。が、蕾はない。まだ開花は先なのか・・・・・
そう思いながら進んでゆく。左右の崖に咲くミスミソウの数は段々と増えてきている。ユキワリイチゲの花も時々混じる。
ユキワリイチゲ
道はさらに続いている。
つづく。