キバナノアマナ
3合目で実はセツブンソウを探していた。通りかかった人に尋ねると、今年のセツブンソウはもう、ほぼ終わりとのこと・・・。キバナノアマナが咲いていると教えてくれた。キバナノアマナは今年、追手神社、新見の谷で見ているので、それほど驚かなかったが、山ほど咲いているとのこと。日本でもこれだけの群生はここと、八方尾根辺りしかないということのようだ。場所を聞くと、近くだから案内してくれるとのこと。付いて歩いてゆくと・・・
群生というほどではないが、すっかり落葉した低木の下のかなり広い範囲にポツポツと咲いていた。
これまでに見たのは、1箇所でせいぜい10株位だから、それの何十倍かは咲いているだろう。
さて、セツブンソウはというと・・・・・、同じ3合目の開けた場所の木の下・・・といっても、すっかり葉が落ちているので普通に明るいのだが・・・に沢山あった。
セツブンソウ
やはり、盛りは過ぎていてアップには耐えないなぁ・・・
それでも、今年各地で見てきた、里山の自生地とは全く違った趣がある。
セツブンソウ
次に来るときは、ピークの時期を逃さずに来たいものだ・・・。でも、その時は他に何も咲いてはいないのかな・・・
キバナノアマナ
相変わらず、良く晴れている・・・
3合目から山頂に向かって左側に小高い丘がある。その丘を登ってゆく。
キバナノアマナとアマナ
これまで、同じ視野の中で見たことのない組み合わせだ。ヤマネコノメソウも見えている。 さらに進むと、これもまた、見たことのない組み合わせ・・・・・
アマナとミスミソウ
それから先は純白のミスミソウが一面に咲いていた。2合目半の辺りの花より少しだけ、開花は遅れていて丁度、いい頃合だ。
イチリンソウの葉が見えているが、花が咲くのはまだしばらく先のようだ。
やっぱりケスハマソウじゃないのかなぁ・・・
丘を進んでゆくと急な斜面になり進めなくなった。前方には岩肌が露出した崖が見えていた。