翌朝、7時には目は覚めていたが、予定を決めていたわけじゃないので、寝床でゴロゴロしていた。朝飯を食べたりして時間だけが過ぎて行く。天気予報の通り、空は晴れていて気になってはいるのだが、雪を見に行くといっても何処に行こうか・・・・。
この季節、大山にも登ってみたいと思っているのだが、単独ではちょっと・・・・。去年、登った那岐山は何とか行けそうだが、今から行くには遅い。この所、何かにつけて決断力というものが欠如していて・・・・、迷っているだけで時間ばかりが過ぎて行くのだ。
そんな、こんなで11時になってしまった。もう、近所の山でも歩いて昼飯でも食べて来るかと思ったときに、笠形山の麓の氷爆を思い出した。あそこに行こう・・・・。
急いで着替える。何故か、一応山登りの用意。去年、道が凍っていて滑って怖かったから、軽アイゼンもザックに入れた。
それから、1時間後。麓の笠形クリーンエコーに到着。途中で、例によってカップラーメン、ビール、そしてお湯を調達してきた。
何故か、登山口へ・・・・。
登山口では多分、朝早く出発して山頂から降りてきたのだろう、団体さんが昼を賑やかに食べていた。初めての山だし、12時過ぎから登り始めることには躊躇したが、決めた。山頂まで行って、余裕があれば凍った滝を見てから降りてこよう・・・・・。
滝見台を経て三合目へ
水辺広場手前だったか・・・・
突然、トレースが消える・・・・
何処かで道を間違えたようだ。少し戻って修正・・・・
山の北側の斜面は杉林が続いていて、冷え込んでいる・・・・。
一人で黙々と歩いている。八合目まで来た。山から降りてくる人には何度か出会ったが、登っている人は前にも後ろにもいない。
急斜面に杉林は続いている・・・・・
漸く尾根に出た。ここから、笠形山山頂までは25分らしい。明るい尾根道を歩いた。
山頂の手前の急傾斜で、下ってくる団体さんとすれ違った。10人程いただろうか。中年の女性ばかりで、先頭としんがりに明らかに山登りのベテランと分かる人が歩いていた。何と、手にピッケルを持っていた・・・・
急斜面を登りきって山頂着。1時間半、高低差は600mくらいかな・・・・。予想より、少々早く着いた。
南側、遠くに姫路の辺りの海が見えている
山頂
山頂には3人が居ただけ。若い女性の二人連れとおじさん。ザックを降ろして、まずビールを取り出した。旨いなぁ
気温はちょうど零度。それでも、無風なのでそれほど寒さを感じない。カップラーメンにお湯を入れてから、缶ビールを片手に山頂をうろつく。
迫力には欠けるが、木々の枝には霧氷が張り付いている。
昼飯を一人食べていたが、そのうち女性二人は下山して行き、おじさんと二人だけになり、自然と話を始めた。定年になってから山に登り始め、1年と少しだという。その間に笠形山には40回以上登っているのだそうだ。近くの町に住んでいて、週に一度はいろいろなコースを歩いて山頂まで歩いてくるという。今は雪だが、5月の連休頃にはアケボノツツジがこの辺りに沢山咲くらしい。そして、実はここのツツジはアケボノツツジとされているが、実はアカヤシオなのだとか・・・・。
花の話、きのこの話など1時間近く、零度の山頂で話をしていたが、帰路が心配になってきたので、山を降りることにした。登りはアイゼンを着けずに来てしまったが、下りは滑りそうだ。アイゼンを着けてから、おじさんと一緒に下った。
おじさんとは尾根の三叉路で別れ、また一人で歩く。足を滑らせないように気をつけながら一気に下る。
水辺広場の東屋
滝見台の分かれ道で時計を見ると、まだ3時だ。これなら、氷爆も見て帰れそうだ。
滝見台
扁妙の滝を見下ろす。
ここから、滝まで凍った道を下った。下る谷には陽が差し込んでいて、ハラハラと空から落ちている雪に光が反射してキラキラと輝いて見える。
写真ではうまく伝えられないな・・・・
昨日は雨も降ったらしく、滝の結氷は7分といったところだろうか・・・・
扁妙の滝
満足して下る。途中、ミツマタの蕾を見つけた。去年、早春の節分草を広島まで見に行ったときに雪の残る山の斜面でミツマタの蕾を見たことを思い出した。節分草の花が開くまであと、2週間位だろうか・・・・・。寒い日が続いているけれど、早春の花の季節の開幕は意外と近いのだ。
そんなことを考えながら、駐車場に戻りついた。
この季節、大山にも登ってみたいと思っているのだが、単独ではちょっと・・・・。去年、登った那岐山は何とか行けそうだが、今から行くには遅い。この所、何かにつけて決断力というものが欠如していて・・・・、迷っているだけで時間ばかりが過ぎて行くのだ。
そんな、こんなで11時になってしまった。もう、近所の山でも歩いて昼飯でも食べて来るかと思ったときに、笠形山の麓の氷爆を思い出した。あそこに行こう・・・・。
急いで着替える。何故か、一応山登りの用意。去年、道が凍っていて滑って怖かったから、軽アイゼンもザックに入れた。
それから、1時間後。麓の笠形クリーンエコーに到着。途中で、例によってカップラーメン、ビール、そしてお湯を調達してきた。
何故か、登山口へ・・・・。
登山口では多分、朝早く出発して山頂から降りてきたのだろう、団体さんが昼を賑やかに食べていた。初めての山だし、12時過ぎから登り始めることには躊躇したが、決めた。山頂まで行って、余裕があれば凍った滝を見てから降りてこよう・・・・・。
滝見台を経て三合目へ
水辺広場手前だったか・・・・
突然、トレースが消える・・・・
何処かで道を間違えたようだ。少し戻って修正・・・・
山の北側の斜面は杉林が続いていて、冷え込んでいる・・・・。
一人で黙々と歩いている。八合目まで来た。山から降りてくる人には何度か出会ったが、登っている人は前にも後ろにもいない。
急斜面に杉林は続いている・・・・・
漸く尾根に出た。ここから、笠形山山頂までは25分らしい。明るい尾根道を歩いた。
山頂の手前の急傾斜で、下ってくる団体さんとすれ違った。10人程いただろうか。中年の女性ばかりで、先頭としんがりに明らかに山登りのベテランと分かる人が歩いていた。何と、手にピッケルを持っていた・・・・
急斜面を登りきって山頂着。1時間半、高低差は600mくらいかな・・・・。予想より、少々早く着いた。
南側、遠くに姫路の辺りの海が見えている
山頂
山頂には3人が居ただけ。若い女性の二人連れとおじさん。ザックを降ろして、まずビールを取り出した。旨いなぁ
気温はちょうど零度。それでも、無風なのでそれほど寒さを感じない。カップラーメンにお湯を入れてから、缶ビールを片手に山頂をうろつく。
迫力には欠けるが、木々の枝には霧氷が張り付いている。
昼飯を一人食べていたが、そのうち女性二人は下山して行き、おじさんと二人だけになり、自然と話を始めた。定年になってから山に登り始め、1年と少しだという。その間に笠形山には40回以上登っているのだそうだ。近くの町に住んでいて、週に一度はいろいろなコースを歩いて山頂まで歩いてくるという。今は雪だが、5月の連休頃にはアケボノツツジがこの辺りに沢山咲くらしい。そして、実はここのツツジはアケボノツツジとされているが、実はアカヤシオなのだとか・・・・。
花の話、きのこの話など1時間近く、零度の山頂で話をしていたが、帰路が心配になってきたので、山を降りることにした。登りはアイゼンを着けずに来てしまったが、下りは滑りそうだ。アイゼンを着けてから、おじさんと一緒に下った。
おじさんとは尾根の三叉路で別れ、また一人で歩く。足を滑らせないように気をつけながら一気に下る。
水辺広場の東屋
滝見台の分かれ道で時計を見ると、まだ3時だ。これなら、氷爆も見て帰れそうだ。
滝見台
扁妙の滝を見下ろす。
ここから、滝まで凍った道を下った。下る谷には陽が差し込んでいて、ハラハラと空から落ちている雪に光が反射してキラキラと輝いて見える。
写真ではうまく伝えられないな・・・・
昨日は雨も降ったらしく、滝の結氷は7分といったところだろうか・・・・
扁妙の滝
満足して下る。途中、ミツマタの蕾を見つけた。去年、早春の節分草を広島まで見に行ったときに雪の残る山の斜面でミツマタの蕾を見たことを思い出した。節分草の花が開くまであと、2週間位だろうか・・・・・。寒い日が続いているけれど、早春の花の季節の開幕は意外と近いのだ。
そんなことを考えながら、駐車場に戻りついた。