何とか谷から這い上がりホッと一息。まだ昼だ。下る前に少し上流の様子を見てみることにした。キバナサバノオの群生を
初めて見つけた時は少し上流でシロキツネノサカズキモドキをこれも初めて見つけたのだったが・・・・
登る道は2年間の台風のせいなのか随分と崩れ、削られていた。上流を眺めているとなにやら白いものが落ちてくる。何かなと思って見ていると、
数が増えてきて・・・・、やがてはっきりと雪だなと分かるようになってきた。これじゃキバナサバノオが綺麗に開くわけがないと納得した。
川沿いはまだ何とか登れる状態ではあるが気が進まず、途中で合流する支流を少し登ることにした。
キバナサバノオ
最初の場所のような群生はないが、ポツポツと咲いている。川沿いで何かを見つけた時、いつも考えるのはそれがどこから流れてきたのかということ。
キバナサバノオ
これで群生地のキバナサバノオは上流の支流から来たといえそうな気がするが、本流側の上流でもキバナサバノオは見つけているので、どっちも!
ということになるのかな。さらに少し登った沢の山側の岩壁に・・・・
二年前から比べるとかなり花数は増えているかな。もっと大きな群生に育つことを期待したい。
シロバナネコノメソウ
随分、小さなシロバナネコノメソウだ。本当に同じものなのか分からない。
岩の間に溜った土に生えていたのは・・・・
ヤマエンゴサク?
左:スミレサイシン? 右:ケイリュウタチツボスミレ?
下ることにした。山側の岩肌には・・・・
左:ダイモンジソウ 右:イワタバコの若葉
気の抜けない下りが続く。