「チチチチチ・・・シマ~」
「ん?何?え?あたし?勝手に名前付けんなよなぁ~」
「シマちゃ~ん、おいでよぉ・・チチチチチチ・・・」
「んだよー、せっかく気持ちよく寝てるのに。なんだ、またちゅちゅか。
仕方ない、上がってやるか。」
「スリスリスリ・・あれ?何も持ってないの?
なんだよー、おやつ持ってないなら呼ばないでよーもー! 上がってきて損しちゃったよぉ・・・む。」
「む?」
「むず?」
「むむむむずむず???」
「クシャンクシャンクシャンクシャンクシャン、ヘーックション」
・・・びろ~ん・・・
「げっ!アタシ花粉症だったのかしら?いや~ん、鼻水がぁ・・目まで伸びた~」
「あ、汚ねっ。じゃな」
「ひどいよ~鼻拭いてよ~!」