2012.1.28(土) 今年もありがたいことに当選、高座に行くことが出来ました。
いつのまにか、はまってしまった志の輔師匠の落語。
何度見ても、何度聞いても、良い。面白い。心が震える。
2012年もお馴染み抽選くじがありましたが、今年もハズレ。
私の前の女性が、2本しか引いてないのに、二本とも大当たりで一本は談志師匠のカレンダーだった、
羨ましいなぁ・・・
このPARCO公演はもっとも入手困難な落語会の一つ、私にとっても特別なもの。
通常の落語会とは全く違い、落語というイメージを覆す、アートと落語の融合?
とでも言いましょうか、とにかくオシャレ、とにかく「そうきたか!」という驚きがある。
このセンス、見事だなーっていつも思います。
(ネタバレになるとかで内容は書かないのが?常識?
でもこの公演、1月の頭からやっていますが、私は知りたくないから検索すらしないので、
これから見に行かれる方も多分このブログは見ないだろうという勝手な判断で、載せます。)
仲入り後は意外?にも古典でした。
なんとなくいつもの(とは言ってもparcoは3回しか見ていないが)流れと違っていたのだけれど、
最後の挨拶で「自分が昇進した時に談志師匠がやってくれた噺です」ということで納得。
談志師匠のエピソード。
自分の落語を聴きにきてくれたのは同じPARCO公演の「歓喜の歌」だったそうなのですが、
普段なら絶対最後まで聞かず帰る談志師匠が、唯一最後まで座って聴き入ったのがこの志の輔のPARCO公演だったと。
「弟子の高座で最後まで聴いた噺家はお前が初めてだよ」
と言われたことが、自分にとっての宝物になった、というお話で終わりました。
今年の公演はいつものような爆発的なキレはなかった気がしたけれど、
(昨年の「大河への道」が素晴らしすぎただけに?)
志の輔師匠にもいろんな思いがあった1年だったんだろうな、と感じました。