カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

お気楽極楽スノーハイク・高峯山編

2012-01-24 | ヤマのこと

2012.1.21(土)~1.22(日)
以前からいつかどうしても行きたかった場所へ出かけてきました。

3ヶ月以上も前から予約し、楽しみにしていた週末。
なのに!1ヶ月も雨も降らず、乾燥注意報がでていた東京(関東)に雪マークが!
なんでこの週末に雪なの??しかも土日とも雨&雪の予報
またしても雨オンナに戻ってしまったか・・・とガックリしながらも、
山友のI君Jちゃんと4人の旅はスタートしました。


 
東京駅6:50発の新幹線に乗り佐久平駅へ。
アサマ2000スキー場へ行くバスに乗ります。バスはスキー客も合わせてほぼ満席状態。



約1時間ちょっと揺られて10:00、お迎えの赤い車が見えました。
初めて乗る「雪上車」に子供みたいにはしゃぐ我らでした。

今回の旅、一番の楽しみはこの「高峰温泉」に泊まれること!
おととし、何度かチャレンジしても冬の間の土日は全て満室で行けない悔しい思いをしていたので、
この冬は早くからPCとにらめっこをして予約を取り、この日の来るのを楽しみに待っていました。



10時過ぎに宿に到着。
荷物を降ろし着替えている間に宿の方が靴のサイズを見てスノーシューを用意してくれます。
今日のお勧めのコースを宿の方に聞いくと「高峯山」か「池の平方面」とのことだったので、
高峯山に行くことにしました。


 
往復約2時間のこのコースは宿のツアーでも使われているのでトレースもあり、
最初だけちょっと急ですが、標高差100m程度なので安心して楽しめそうな感じです。


 
登ったりくぐったりしているうちに分岐に到着。
それにしてもすごい雪!
週の初めに宿に電話したときは雪が少ないのでスノーシューは必要ない?かも。アイゼンかな?
と言われていたのに木曜の夜からたっぷり降ったようです。
そう考えればこの天気は喜ぶべきだったのかな



青白く輝くふわっふわな新雪。
空はグレーでも、全てが白く包まれた山はなんて美しいのでしょう。



むひょ~~



粉雪 ねえ 心まで白く染められたならーー



冷たくても寒くても雪って楽しいーーー



もっさり


 
緑色のカエル岩(勝手に命名)が見えたら・・・


 
そこが「高峰山2092m」山頂でした。もちろんなーーにも見えませんけど



山頂には神社があり、剣がありました。
ここだけ見るとなんだかとても険しい山に登ってきたような感じなので、ポーズとってみます



山頂でお茶しようと思ったのですが、風もあり、降り積もる雪が冷たい。
来た道を戻る途中の森の中で、雪を避ける様にティータイム



その後来た道を戻る途中、宿が見える程度にまで雪がやみました。


すぐ側のスキーコースでびゅんびゅん滑ってくる人を眺め・・・


ゆるゆるスノーシューハイキング終了~ 楽しかったー



 
その後はお約束の尻ソリ遊びで大暴れして(登山道ではありません)

 
宿へと戻りました。


          


さて、宿といえばもちろん一番の楽しみは温泉。
「雲上の温泉」は外にあり、歩いていくので天候次第で入れる時間が変るとの事。
この日は雪のため17:00まで。明日も雪の予報なのでチェックアウトまでに入れるかどうか解らない。
何がなんでも今日のうちに入っておこう、と雪の中、野天風呂へ向かってGO


野天風呂に入る為には色々ルールがあるのですが・・・




雲上の温泉・男性の正しい入浴スタイル



女性はこちらです



脱衣場はオープンエアなので、雪が降っていると寒っ
機能性タイツを脱ぐ間にも自分に雪が積もるので、悶絶 でもお湯は最高

注:出来るだけすぐ脱げるスタイルで挑みましょう。


        


 
もうひとつの楽しみは宿自体。こちら高峰温泉はランプの宿
ウッディな館内は暖炉もあり、温かなランプの明かりに癒されます。

 
夕食は食堂で18:00から。
薩摩芋白和えや鮭の粕鍋、素材を生かした優しい味わい深いお料理が並びました。


 
苦手な鯉も唐揚げ野菜あんかけだと美味しい!舞茸や蕗の天ぷらetc・・・
どれもこれも美味しく、宿の方もみなさん本当に親切でクオリティが高い。
予約の取れない理由がよーーーく解りました。




外は雪が深深と降り積もっています。
就寝前に明日の予定を申告しなければいけないのですが、悩みます。
今回絶対に黒斑山へ行きたいと思って来たけれど、どうやら明日も同じような予報。
高峯山の途中で出会った山整備のオジサマ達に「今日の様な天気なら経験者といった方がいいよ」と言われたし。
温泉も満喫できたし、雪遊びでも十分楽しいからまぁ、いっか。
と、明日は水ノ塔山辺りでスノーシュー、というプランに決めました。



 
そうと決まれば酒好きの我らが飲まずにいられるはずもなく二次会へ
明日はゆるゆるプランだからと気も緩み、 
山小屋とは違い個室なので、ついつい飲んでしゃべって気づいたら23:00を廻ってしまったような・・・



翌日へ続く