【1日目】【2日目】
【3日目】今日は時間的にタイトなスケジュールなので3時起床。
昨日早く終えてテントでゆっくりしていたので、会社に行く平日より元気になっていた(*^_^*)
今日は5月5日、そうだ、こどもの日だったね。山荘には子供達も何人か泊まっていたようだった。
素晴らしい日の出を迎えられ、4:50、気持ちよくスタートです!
レリーフも朝日に染まってる中、息を切らしながら山頂へ向かう。
山頂では登山者たちがそれぞれの朝を迎えていた。快晴だからみんなニコニコです♪
2年ぶり?の山頂かな?やっぱり何度来ても感動しますね。
しばし景色を楽しんだ後、今日はいつもの石尾根ではなく奥秩父縦走路へ。
三条ダルミまではまだ日が当らなく、北風が冷たくて手袋が欠かせません。
分岐から先は初めて歩くルート。
朝日を浴びながら、緩やかに進むと広~い「狼平」にでました。
この日の朝も寒くて、5月といえども霜が降りるほど。
今日も富士山に見守られながら歩けることに感謝。は~気持ちいいね。
カラマツを眼下に、見上げれば笹の斜面~
鬱蒼とした原生林も好きだけけど、この明るい風景も奥秩父が大好きな理由のひとつ。
と、途中まではお散歩気分でしたが「三ッ山」あたりを巻いて進む辺はなかなか辛かった(もう忘れてるけど)
約2時間のアップダウンも終わり、開けたところに出るとそこが「北天ノタル」
ここから「三条の湯」にも降りれますが、今回の最後の目的地「飛竜山」に行かなければ
おととし同様、日影には雪が残り凍った箇所もあり慎重に進みます。軽アイゼンは必要ない程度。
北天ノタルからピストンする人も多い中、私たちはテント装備のまま進みます。そ、縦走ですからね
山頂直下の分岐に到着。ここは迷わず「直登」です!短いけどきっつ~
そして・・・ようやく・・・2年前、目の前にして時間切れで踏めなかった「飛竜山頂2068m」クリアしました~。
樹林の中の静かなピーク。
奥秩父では何度もこのようなピークに出会ってきた(小川山・和名倉山等)けど、
山のピークは展望だけじゃないよ、私の縦走の原点、奥秩父に来るとそう教えられる気がする。
ここもしゃくなげがトンネルを作っていた。今年こそはどこかの森でしゃくなげに囲まれてみたいなぁ。
やっと繋がった達成感を胸に「禿岩」へ向かい降りていきます。hagehage~~~GO~~(ダンナ様ゴメン)
ここからの眺めがすごく良かったので、また必ず来たいと思っていた場所。禿岩!(ダンナ度々ゴメーン)
右の一番遠くが「白石山」手前の白っぽいところが「カバアノ頭」
手前が唐松尾山~笠取山方面。
甲武信ヶ岳~北奥千丈岳・・・数年に分けてはいるものの、全部自分の足で歩いてきたと思うと、
本当に千里の道も一歩から、ってホントだな、って今更だけどそう思う。
この岩に腰掛けて山の連なりを眺めていたら、何時間でもすごせそうな気持ち良さ。
・・・・・・とそうも言っていられない現実が。
ここからミサカ尾根の下山がハードなんですよね・・・その分体力温存しておいたので・・・行きましょう。
頑張って下山開始!気の抜けない岩とザレと段差の連続で寒いのに汗ビッショリ
緩やかになってもまだまだ長い下山道、
飽き飽きするほどの長い道のりもようやく「サオウラ峠」まで降りてきました。
ここから右に折れると前回降りた「奥秋集落」への足場が崩れる蟻地獄のような嫌~~な急坂。
とても苦手であそこは出来れば使いたくないとの思いで、今回は初めての天平尾根へ。
私の地図は破線なのでGPS頼りに進んだところ、30分ほどで丹波天平、りっぱな道標が。
(後日確認したら2013年地図では実線になってました)
下り始めは緩やかでこれはイイゾ!と思ったら、やっぱり途中からズルズル蟻地獄の急斜面・・・
でも、あっちの下りの嫌さが100としたら、こっちは50くらいだったかな?ズルズル区間が少ない?
あくまで主観ですけどね
こちらのルートも足の皮が剥けるほど下って下って・・・ようやく役場前に下山。
「もう一歩も動きたくない・・・」ほどくたびれてのめこい温泉へジャブン
ビールで最後の元気を注入し、18時台の最終バスに乗り奥多摩駅へと戻り、帰りました。
GWでも長沢背稜はやっぱり静かでよかった~。あとはあの区間を歩けば瑞牆から繋がる。
奥秩父は好きなエリアなので焦らず楽しみは後に取っておき、またいつか歩きに行きたいな、と思ったのでした。
おしまい。
【行程】雲取山荘テント場4:50→雲取山頂5:25→三条ダルミ6:15→狼平7:00→北天のタル8:30→飛竜山頂9:15
禿岩9:55~10:30→前飛竜11:05→サオウラ峠13:00→丹波天平13:30→登山口(役場前)14:45
(行動時間 約9時間 休憩含む)