カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

帰りのひと山弥彦山

2014-05-13 | ヤマのこと

一日目アオネバ渓谷編   二日目金北山縦走編


2014.5.5(祝)


今日は佐渡を離れます。天気予報は曇り時々雨。


 
結局佐渡にいる間晴れたのは昨日だけ。まあ、一番大事な日に晴れたのだから良しとしましょう。
朝、宿のおかみさん&お嬢さんに見送られ両津港へ。
フェリー乗り場の階段から振り返ると、昨日歩いたドンデン高原~金北山の稜線が見えました。
ここから見ると優しい表情なのに、稜線に立つとこの時期だからか?なかなかワイルドでしたね。


 
朝早いのでフェリー乗り場の土産店は開店前。搭乗口横の売店は開いていたので朝食におにぎり購入。
コンビニの味気ないおにぎりが多いこの頃、こういう人の手で握られたおにぎりはありがたいですね。
帰りはジェットフォイルです。両津港7:20初の”超朝トクきっぷ”なら通常¥6,520のところ¥3,680
急ぐ旅ではありませんでしたが、ジェットフォイルも乗ってみたかったので(笑)

1時間ちょっとで揺れもせず、あっという間に新潟港へ到着しました。


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新潟駅からそのまま帰れば3時間後には家にいるわけですが、それではちょっと寂しいので、
普段交通費が大変で気軽にはこれない新潟の山、弥彦山に立ち寄ることにしました。


なぜ角田山ではなく弥彦山なのか?というと角田山はお花の時期に再訪したかったから。
それに駅にコインロッカーがあるのが弥彦駅だったから。
角田山の玄関「巻」駅にはコインロッカーがなかったからです。重たいザックで登るのは嫌だもん・・・



 
新潟駅から弥彦線に乗り換え弥彦駅下車。赤く彩られたりっぱな駅舎、駅にはキオスクとコインロッカーあり。
そこから神社までは徒歩20分くらいのようです。

弥彦山とは・・・(Wikiより引用)
標高634m、越後平野の日本海沿いに連なる、俗に弥彦山脈と呼ばれる山並みの主峰。
北は角田山(482m)南は国上山(313m)に連なる。弥彦山自身も、北に位置する多宝山(634m)との双耳峰である。
一連の山と共に佐渡弥彦米山国定公園に指定されている。
新潟県の広い地域から見ることができ、弥彦神社の祭神・天香山命を祀った山として、古くから人々の崇敬を集め、
山全体が弥彦神社の神域となっている。英彦山、雪彦山と共に日本三彦山と呼ばれる。


・・・だそうです。


 
こどもの日とあってか神社は大賑わい。参拝に列ができていました。


 
神社につくと雨が降り出したので(良い口実)電車の時間もある事ですし登りはロープウエイで。
このロープウエイ、乗車は5分くらいですがなかなか素晴らしい眺めを見せてくれます。
あいにくの天気でしたが、晴れていれば飯豊山、粟ヶ岳、守門岳などが見えるようです。



 
あっという間に弥彦山公園下車。むこうのとんがりが多宝山。
雨がぽつぽつ降っているので残念ながらここから佐渡島を眺めるという計画は達成できず。
日本海側に突き出すこのポールは”パノラマタワー(回転昇降展望塔)”というものらしい。
ぐるぐる回りながら上下してます。怖い!!私には無理~
(ヤヒコザクラ見るの忘れました(^_^;))


 
そこから尾根伝いに15分ほど歩くと”弥彦山頂”
弥彦山頂(標高634m)には、御祭神並びに妃神の御廟(奥宮)がありました。
ちなみにここにきて知ったのですがスカイツリーと同じ標高だとか。



越後平野方面、うっすら雪をまとった山が見えてるけど・・・天気なら素晴らしい眺めが広がっていたことでしょう。



 
さて下山は徒歩で。
神社参道を降りて行きます。


 
ようやくじっくりナガハシスミレを拝めたのだけどもう終わり気味、マキノスミレもいました。



イカリソウとショウジョウバカマの終わった子が一緒にいたり。
普段あまり見ない組み合わせなので不思議な感じでした。


 
あいにくの天気でも下からどんどん登ってきていました。
こどもの日だから?子供たちも多く、調べてみればコースもいろいろあり、地元の方に愛されているお山なんだな、と思いました。


 
帰りは参道でコンニャク食べたりすっかり観光モードで駅まで戻り、
車窓から弥彦山と越後平野を眺めながら燕三条まで行き、新幹線で東京まで帰りました。



 
ひとつだけ心残りだったのが分水堂菓子舗・ブンスイドウカシホの”パンダ焼き”
行きにも並んでいたので帰りにしよう、と思ったら帰りはもっと列が伸びていて・・・並ぶの苦手なので諦めちゃった。
またいつか(*^_^*)


”パンダ焼き”
知らなかったので帰って調べたら「2010年 ニッポン全国おやつランキング」
でグランプリを受賞していた名物らしいです。




おしまい。



【行程】佐渡・両津港7:20→(ジェットフォイル¥3,680)新潟港8:25 バスにて新潟駅
    新潟駅9:21→(弥彦お花見号・直通 ¥970)弥彦駅10:28  弥彦山ロープウェイ片道¥750
    弥彦駅14:22→(臨時¥237)燕三条駅14:45 新幹線とき15:35(¥8,760)→東京駅17:20
 


■弥彦線は本数が少なく、時間帯によっては2時間以上ないので要注意。
 この日は祝日で臨時列車があったので助かりました。