2014.6.8(日)初めましての花に会う為に、とある会に参加しました。
薄暗い森でひっそり咲いていたタニギキョウ(谷桔梗・キキョウ科)
小指の爪の先ほど小さい花、ピントがなかなか合わない・・・(^_^;)
ツルシロカネソウ(蔓白金草・キンポウゲ科)
ツル・・・と言う名は根茎が地下を這うことからきているらしい。
エゾノタチツボスミレ(蝦夷立坪菫・スミレ科)
白くて清楚な感じ♪ ちゃんと写真に収められたのは初めてかな(笑)
時折青空も覗く草原では・・・
アヤメ(菖蒲・アヤメ科)
花びらの基の部分が、ショウブは黄色、カキツバタは白、アヤメは網目状の模様と今更のように覚えた。
アヤメを真面目に見たことがなかったので新鮮でした。
ヒメイズイ(姫委ずい・ユリ科アマドコロ属)
先端はこんなカワイイ、ちゃんとユリの形してる【RDB-VU 希少種】
こちらも初めましてのカイジンドウ(甲斐竜胆・シソ科)
ほとんど紫のものばかりでしたが、ピンクのベニバナカイジンドウもありました。
白花もあるそうですが見つけられませんでした。
【地域によってはEX~VU/NT 希少種】
フナバラソウ(舟腹草・キョウチクトウ科)
【地域によってはEX~VU/NT 希少種】
他にもいろいろ見ましたが、今年どうしても会いたかった花のNO.1はこの蘭・・・。
遠くからでも目立つピンク色。その姿が確認できただけで胸が高鳴りました。
わぁ・・・・・。
残念ながら旬は過ぎてしまっていたけれど、こんなに近くで見るのは初めて。
さすがの貫録を感じました。もっとゆっくり眺めていたかったなぁ・・・
恋焦がれていた人に会った時のようなドキドキはその場を立ち去るまで続きました
ところで。
花に興味を持つようになって知った、絶滅の原因の多くが私たち人間によるものであるということ。
森林伐採や土地再開発、大量生産、大量消費の生活、乱獲など・・・すべてヒトの都合。
この日も写真のような明らかに盗掘と思える穴がいくつかありました。
こういう自分勝手なのを見ると本当に悲しくなる、生態系を破壊する行為は、
巡り巡って結局自分たちに降りかかってくるというのに・・・
来年も再来年もこの美しい自然に会えるよう、今の自分に出来ることをしよう、と思いました。
花に会えた嬉しさももちろんですが、考えさせられる事の多い、勉強になった一日でした(*^_^*)
教えてくださった皆様、お世話になりありがとうございました。