【1日目はこちら】
2017.8.11(土) 2日目
ご来光を期待したけど、さすがにそれは無理っぽい天気。
ま、行ってみなくちゃ解らないから・・
ゴロゴロ岩の斜面をゆっくり登って行くと、避難小屋跡
更に進んで
なんとなく、朝日の気配を感じながら山頂に到着しました
山頂は日本海側からの風が強いので、祠の陰で風をよけながらガスが切れるのを待ってみたけど
うーーん、これ以上は無理っぽい。
薬師岳は天気の良い日に来たかったんだけど・・・仕方ない、降りましょう
毎度お馴染みの景色
どこの山頂に居ても同じ景色
どこの山に登っているのか自分の位置がわからない景色(笑)
バイバイ、薬師岳。きっとまた来ることになりそう。
小屋に戻って朝食を頂き、来た道を戻ります。
昨日のお花畑の中をゆっくり降り、数が少なくなったテント場を通って太郎平小屋の赤い屋根へ
さて、今日の予定が少し変更になった。
晴れていれば北薬師岳まで行って、S字カールを眺めるつもりだったけど、
ガスで諦めてしまったので時間はたっぷりある。
太郎平小屋のベンチでまったりとコーヒー飲みながら作戦会議
・・・今日は予定通り、ゆっくりの一日でいいよね。
太郎平小屋に報告をして再出発
ここからは私が大好きなエリアだもの、急ぐこともない
右手に北ノ俣岳を見ながらゆっくり進みましょう
振り返る太郎平小屋
山小屋の屋根が赤いと嬉しいのはなぜだろう
密度の濃い森の中・黒部川に向かって吸い込まれていくような、この道が好き
いちばん最初にここに来た時のワクワク感は特別なものだったみたいで、
今でもあの日の感動が蘇ってくるから不思議
この辺りも木道脇にお花がいろいろでシアワセ
グングン降りてくると・・・あれれ?
ワタスゲの向こうに青空が?
わーー!カエルが見えた!
振り返ればなななんと!薬師岳が!
このタイミングって(笑)
さすがに戻る元気はないので、まあ、見えてよかったね、ということで・・・
いくつかの橋を渡り
大好きな”カベッケヶ原”を抜けて
透明度の凄い沢が見えたら”薬師沢出合”
今日はここまで。
時間的に余裕があったので、雲ノ平まで行こうか迷いましたが、
今回は”泊まったことのない小屋に泊まる”というのもひとつのテーマ
予約も入れてあったのでゆっくりすることにしました。
薬師沢の岩の上に腰掛け、深い谷から青空眺め、
火照った足を沢に着け 清らかな水の流れと
15時を過ぎても次々雲ノ平を目指して登って行く若い登山者たちを
ただただぼーっと眺め、時々ウトウト・・・
うん、最高じゃないですか!
まるで子供の頃の夏休みみたい(*´∀`*)
違うのは夕飯の時間まで延々とビールを飲んでいたことぐらいで・・・
若いスタッフが作るご飯はすべてが手作りでとても美味しかった。
小屋はこの日大混雑で寝苦しかったけど。
3日目へ
■行程■
8/11 薬師岳山荘(2684m)4:30→薬師岳2926m5:25~5:45→薬師岳山荘6:25~7:30
→太郎平小屋9:25~10:15→薬師沢小屋12:45
歩行距離約9.5km 24,139歩
※薬師沢小屋に宿泊の際は、出発前に太郎平小屋に申告することになっているそうです
混雑度・・・布団一枚に二人