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2017.8.14(月)5日目
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この山旅も今日で終わると思うと、ゴール目前の喜びと同時に寂しい気分にもなる
とても居心地の良い時間を過ごさせてもらった野口五郎小屋にさようなら。
小屋の方が右に左に、歩きはじめる登山者たちに鐘を鳴らして見送ってくれた。
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私たちは烏帽子方面へ
出発からしばらくは風が強く寒くて手袋をする、久しぶりに味わう稜線の空気
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水晶小屋から野口五郎岳間と、
野口五郎岳から烏帽子岳への道はずいぶん違うみたい
昨日歩いた大岩ゴロゴロはほとんどなくて、ここからは本当の雲上の散歩道
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立山?剱?
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しばらく進み、振り返ると槍ヶ岳が!
今回初槍ヶ岳♪
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高曇りだったけど、これだけ見れたら贅沢は言えません。
赤牛岳の山肌の赤がこちら側からだとさらに赤く見える気がする
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歩いてきた道を振り返ると、自分にもまだできるんだ、と勇気が湧いてくる
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三ツ岳の手前で二手に分かれます
私はもちろんお花畑コースへ
と言ってもハクサンイチゲとチングルマぐらいであんまり咲いてなかった(*^_^*)
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三ッ岳ピークからは周囲の山々が見渡せ
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ピークの周辺はコマクサがまだ咲き残っていてかわいかった
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楽しみながら進んで行くと・・・ん?
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良く見ると鹿島槍ヶ岳の向こうに白馬岳の特徴的なシルエット
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後立山の峰々を遠くに思いながら手前に目をやると、不思議な岩がニョッキリ
あれが烏帽子岳?
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水晶岳方面はここで見納め
右手にぐぐっと曲がり下って行く
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池とテント場がみえてきたら、その先が烏帽子小屋でした。
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ここもよさそうな小屋ですね、でも野口五郎小屋より混むので、
昨日断られた、という人が野口五郎小屋に来ていました。
小屋の前のイワギキョウのお花畑がキレイでした
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小屋の中に入ってみると、大好きなCCレモンがあったので購入
(自分の持ってる500ml炭酸は下山のエナジーとしてまだとってある)
一息入れてから烏帽子岳へと向かいます
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花崗岩の白がどことなく、燕岳への道を思い出させてくれる
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ニセ烏帽子まで来ると、目の前にどーん、と烏帽子岳が
オベリスクそっくり( ̄▽ ̄) いや、オベリスクが似てるのか
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もう少し進めば烏帽子岳のふもとまで行けたのですが、ガスにまかれて見えていたのはほんの一瞬
十分楽しませてもらったのでここまでで小屋に戻りました。
(本当は下山が気になっていたという・・・笑)
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小屋にデポしたザックを背負い、ブナ立尾根を下山します。
長いから気合入れて下りないと。
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こっちを下山するのは登ってくる人には申し訳ない気もするのですが、
烏帽子小屋を一泊目にすると野口五郎小屋には泊まれないし、
二泊目水晶小屋は超混むだろうし、三俣まで行くのは遠いし薬師岳にも行きたいし・・・
そんなこんなで高天原~薬師岳の距離バランスがうまく組めなかったので
今回折立in~ブナ立outとなりました。
うわさ通り、日本三大急登らしくはありますが整備がされてて歩きやすい登山道でした。
登山道にはナンバーが1~12までふってあるので目安になります
途中で昼食を取り、10位まで降りてくると気温も上がって暑い
「あつーい、あつーい」
とひとりぶつぶつ言いながらの下山途中、ふと人の気配に振返ると・・・
「あれ?昨日野口五郎小屋で一緒だったよね?タクシー予約してるの?
してないなら乗っけてくよ、ほらあと2つだから頑張って歩いて!」
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と昨日に引き続きまた励ましていただき、
「汗流さないと帰れない」と言えば温泉まで連れてってくださり、
温泉から信濃大町の駅まで送って頂くという、至れり尽くせりの締めくくり。
地元の山の大先輩に感謝感謝で、楽しかった5日間の縦走がさらに思い出深いものとなりました。
私は出来るだけまだ行ったことのない世界を見てみたいと思う
歩いたことのない道、行ったことのない場所
まだ経験したことのない旅は不安もあるけど、感動はもっとあるから
今回もたくさんの気づきをもらいました。
一年のうちのたったの5日間だけど、130%楽しませてくれた山、ありがとう!
おしまい。
■行程■
8/14 野口五郎小屋(2898m)6:00→三ツ岳水晶池(2844m)7:50~8:10→烏帽子小屋(2551m)9:08~10:00
→ブナ立尾根(1339m)10:00→登山口13:05→高瀬ダム堰堤
歩行距離約9.5km 29,277歩
葛温泉・高瀬館にて入浴→信濃大町駅→松本→あずさ→新宿19:30頃
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