アオネバ~尻立山編はこちら
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2023.5.13(土)今日は金北山へ行きます。
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朝一でスマホの天気予報をみる、曇り時々晴れ、ヨシ。
今回は横山登山口ではなく、白雲台へ下山するので朝は急ぐ必要ないので朝食をしっかりいただきます。
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7:15 宿名のプレートが2枚、出発。
このドンデン山荘、ドンデン高原ロッジに2020年に名称変更されたという事は、経営元が変わったのかな?
以前はGWでも一人ずつの食事だったと思うのですが、今回は夕食も朝食もバイキングでした。
美味しいですがまあいろいろ大変そう・・・
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まずは車道を下り、昨日通ったアオネバ十字路から縦走路へと入ります。
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わいわいヒトリシズカや
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奥ゆかしいシラネアオイがお出迎え
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オオイワカガミの咲く道を尾根まで登りますが、ぬかるんだところは朝から虫が多く
早速腕を4か所ブヨにやられ、またしても翌日から腫れ上がる&激しい痒み(;´Д`)ウウウ
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心配していたシラネアオイは、標高を上げた尾根辺りがちょうど見頃な感じでしたね
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ガラスのサンカヨウには会えなかったけど、会えると嬉しい花の一つ。
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登山口から1時間ほど登って”マトネ”ここで一回目の休憩
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センボンヤリとか
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ミヤマスミレ?とか
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ちょこちょこ花を見ながら、マトネからは気持ちの良い尾根歩きになります。
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ザレた稜線を歩いたり、
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緑の樹林帯に入ったりを繰り返していく
草地にはナガハシスミレ
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今年初のマキノスミレ♪ ウレシイ
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う~ん、マキノスミレにしてはお顔がスマートな美人さん・・・おまんは誰じゃ?
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稜線の緑は芽吹いたばかりの淡い色でとても和めます
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残雪でぬかるんだ場所にはカタクリとショウジョウバカマ
1ヶ月以上前に見た花たちが、ここでは今が花盛り
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何百万株のカタクリがあるのでしょう?
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まだ蕾のカタクリもあったり、坂戸山で会えなかったブルーのキクザキイチゲに会えたり、
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登山道脇からその奥までビッシリ、新潟の山々はこんな感じだと知ってはいても、
改めてみるとやっぱり凄い、カタクリで埋め尽くされそうな勢い
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カタクリ&シラネアオイロード
もうこれだけで幸せ~
と思っていたのに、
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次の幸せが訪れました。
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もう終わっているとばかり思っていたオオミスミソウに会えるなんて♪
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ここのオオミスミソウは天然物(^^♪
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登山道脇で普通に見れましたが、奥の斜面にはもっと咲いているような雰囲気でした。
ここは稜線でも雪解けが遅いエリアだったのかな?また来年も元気に咲いてね~
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お花に会えると嬉しくて、足取りも軽くなる
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海を見ながらの稜線歩き、この独特の島の雰囲気も佐渡の山の良さですね。
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1/3くらい来たかな?振り返る歩いてきた尾根
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草地のヒメイチゲ
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またまた濃い色のシラネアオイ
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小さくアップダウンしながら”真砂の峰”
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いもり平、天狗の休場を過ぎ、だいぶ山頂が近づいてきた感じ
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稜線、樹林帯、稜線、樹林帯を繰り返す途中には桜が咲いていました
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数えていたつもりだけどやっぱりわからなくなった、この登りは10回目くらい?
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”役の行者へ”夏道には残雪
”あやめ池”は残雪なし、ここから登っていくと今日の核心部
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雪の壁に取り付くまでが結構大変、ズルズルなぬかるみと木の枝をまたいでロープへ
ステップのある壁をザイルをつかみながら登るけど、ザイルは木の枝から下がっているので
ゆらゆら揺れてあまり頼りにはならなかった。アイゼン等は必要なし。
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雪が解けてしまったせいか、上部の雪壁急傾斜はなく尾根にのる手前でザイルが終わってしまっていたので、
雪壁上部から尾根までは後ろに落ちないように木の枝をつかみながら、横移動する感じで進み、枝の間を這い上がる
(うまく表現できませんが、画像は尾根に乗ったところから雪壁を見下ろしたところ)
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尾根に乗っても木々を跨ぎながら進み、
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残雪を登れば
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金北山、山頂到着
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山頂の神社には真っ白な猫が。
痩せっぽちでクレクレ言うんだけど、ニャンコが食べれるようなものは持ってないよ~
港に行った方が美味しモノ食べれそうなのに、ここに何か思い入れがあるのかしら。
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山頂から両津港
多分、前回はこの尾根を神子岩から横山登山口へ降りて行ったのだと思う。
あの道、長かったけどブナの巨木とかあり、きれいな森だったなぁ~
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山頂は狭く混んでいたので、その先の神社の鳥居のある広場で昼食
山荘でお弁当を用意してもらったのを頂きました(写真撮り忘れましたがおにぎり二個と唐揚げ¥700)
今回は”白雲台”へ下山します。
山頂神社からはずっと舗装&砂利道
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振り返る金北山
このルート、以前は必要だった防衛省管理道路(白雲台〜金北山)の通行申告はいらなくなり、
「登山届」の提出だけで良くなったそうです。
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舗装道脇でも花が途切れることはなく、やっぱり佐渡は花の島
熊、サル、鹿がいないから花たちがみんな元気でいられるのかな。
シラネアオイは日本の固有種で1科1属1種、そう聞くとやっぱり貴重な花だな、って思う。
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防衛省レーダーに向かって進む。
車道歩きでもう縦走終わった気持ちになるから、この登り返しが辛いし、暑い。
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案外長く感じる車道歩きもようやく終わりに近づき、
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14:30 気持ちよ~く白雲台にゴール。さあ、シュワシュワ飲もう~
と、建物の中に入ってポカーン・・・
自分が事前に調べた情報では売店やソフトクリーム、自販機があった。
予約してあるバスの時間まで2時間も早く着きそうだけど、もしかしてビールなんかも売ってたりして~♪
それなら待つのも苦じゃないね、と言いながら降りてきましたが、建物の中はテーブルと椅子があるだけで物販などない。
交流センターの係員がいらしたので聞いてみると、売店も自販機も今年から撤去され、トイレと水道しかない、と。
下山してきた人たちのほとんどが「えー!」って言っていたので、知らない人が多かったみたい。
この大佐渡スカイラインの通行解除が4/21だったから、そこで知った人の情報見ない限り解らないよ(-_-;)
(サイトも更新されてないし)
ガックリ・・・。
予約したバス時刻まであと2時間、ぼさーっとしてるのもなぁ、と試しにタクシー会社何社かに電話するも予約でいっぱい。
運賃も両津から遠いタクシー会社だと迎車料金入れて¥9000くらいだと言う。
さすがに二人で¥9000はもったいないから諦めてぼさっとしていたところに、
朝、出発時に見かけたテント泊で白瀬から縦走してきたデカザックの若いカップルが降りてきた。
金北山ライナーに電話していて、今日はもう一杯で乗れませんと断られて「ええ?どうする?タクシー?」
という声が聞こえ、それを見ていたおばちゃんな私は若者に
「4人だったらタクシーでもそれほどの金額じゃないから、迎車可能だったらご一緒しませんか?」
と声をかけた。
「えー?良いんですか?♪」と急いでパンフに乗ってたタクシー会社5社に電話するもすべて断られる。
「・・・どーする私たち?帰れないじゃん」
交流センターのおじさまは「下に降りる人に声かけて乗せてもらいなよ~」と笑顔で言ってたけど、
若者はそんなずーずーしさは持ち合わせていないようで、
「下のバス停まで歩きます!」(推定所要時間2時間)と言って急いで車道を降りて行った。可哀そうに・・・
金北山ライナーを予約していた私たちは16:30、バスに乗り両津港へと降りていく。
彼女たちがまだ歩いているはずなので気になってバスの窓からずっと見ていたが、
結局姿を見なかったので、途中で誰かにひろってもらえたか?タクシーがつかまったか?
だと思うのだけど・・・
バスに乗ってみて解ったけど、とても歩いて降りれるような距離じゃなかったから(足の感覚無くなりそう・涙)
無事に宿にたどり着けたのか?夕飯の時間に間に合ったのか?今でも気になっている(;'∀')
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白雲台から見ている分には近く感じる両津港
そんなすったもんだの縦走終わりでした・笑
金北山縦走路、前回来た時と比べると雪がない方が断然歩きやすかったし、
稜線のシラネアオイやカタクリ、お腹いっぱいになるほど咲いていて、色んな花が途切れることはなかったので
花目当てで歩くのなら、雪解け後の方がいいな、と私は思いました。
そして、島内の足(タクシー)予約だけは事前にしておくことを強くお勧めします・笑
長文失礼しました。
観光編へ続く
【歩行】ドンデン山荘7:15⇒マトネ8:30⇒真砂の峰10:00⇒あやめ池11:40⇒金北山12:10~13:10⇒白雲台14:30
※累積標高差:登り903m 下り949m 距離13.7km
※金北山ライナー=白雲台16:30ー両津港・椎崎温泉 日に一本 事前予約制
※白雲台に来てくれるのは両津港に近い”港タクシー””エビス観光タクシー”の実質2社しかない様子
※ドンデン山荘のテント場~縦走路は、島の稜線上なので風の強い時&夜は本当に寒いです。
※ヤマトグサは見つけられませんでした・・・(-_-;)
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