2016.5.14(土)
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このところちゃんと山頂を踏んでなかったり、楽な登山が多い私
ここらで自分に気合を入れなおし、初心に返ろうと日光男体山へ。
家から遠いのでなかなか足が向かないエリア・日光
道路渋滞にはまると日帰り登山が厳しくなるエリアなので
以前から行くなら「いろは坂」の渋滞のない時期にと、
GW明けを狙ってえいっ、と出かけてきました。
正式な登拝道は日光二荒山神社中宮祠から
中宮祠内の登拝門から山頂奥宮までは往復約6キロ・標高差は約1,200m
今回はもちろんこの正式登拝道を行きます。
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日光男体山は標高2,486mの火山 成層火山らしい円錐形
古くから山岳信仰の対象として知られ、山頂には日光二荒山神社の奥宮があるそうだ
神社で入山料¥500納め、登山者名簿に記入
簡単な説明をうけ、登拝お守りを頂いてスタートです。
登拝受付時間は午前6時~正午 登拝期間は5月5日~10月25日
これ以外は原則入れません。
神社から見上げる男体山、既に雲がかかって全貌は拝めませんが
この急傾斜・・・登る前から萎えそう・・・
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はい、心して登ります
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こちら表参道はウオーミングアップなどはありません。
神社の階段を登ったらすぐ一合目、ここからの登りがいきなりきつい!
三合目までですでに息は上がり、汗びっしょり
もうリタイヤかと思いました(笑)
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一旦車道に出ます。
この車道が嫌いと言う方が多いようですが、私はここでクールダウンできたのであって良かった。
ここがなければ山頂まで持たなかったかもしれませんw
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見上げれば山桜 さすが日光、まだ春でした
男体山も5月5日に山開きしたばかりですもんね。
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ほどよく呼吸も整ったところで四合目
ここからが本格的な登山道となります。
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最初は笹に覆われた 窪んで滑る道を進みます
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今日の天気予報は曇り、風は弱い
この時点ではまだ振り返ると中禅寺湖が見えていました
針葉樹の香りが心地よい木々の中を抜けたりして標高を上げて行きます
・・・ですが
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岩岩をえっちらおっちら登り始めたあたりから雨がぽつぽつと降りだして、
七合目に着いたらザーっと
ちょうど避難小屋?に着いたところだったので
トタン屋根のなかで雨宿り出来ました。
今日は曇り予報で雨マークはなかったんだけどなぁ・・・
こういうシチュエーションに会うと精神的に弱い私は
最近山頂がどうでもよくなってしまう傾向にあります・・・
でも今日はその弱気を克服するために来たのだから頑張りますよ!
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続く岩を越え鳥居をくぐり
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八合目 瀬尾神社
苦しかったけどここまで来るとあと少し!と頑張る気力が湧いてきます!
一合ごとにだいたい20分くらいのペースで登ってきた気がするので
合目表示は目安になっていいですね
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九合目までは少し緩やかでここでもクールダウンできました
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九合目から先は森林限界?
まるで富士山のようなザレた斜面を登ると前方にうっすら見えてきたーー
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やりました~
男体山山頂とうちゃく!素直に嬉しい!
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お腹ペコペコなのでまずは腹ごしらえ
気温が低く寒そうだったけど、もしか・・・と思って持ってきたオールフリー
炭酸が疲れた身体を癒してくれました
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ランチ中に一瞬青空が見えそうになり、慌ててカメラを持ってみたものの
その期待は一瞬で消え去りました(´Д`)
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ランチ後は頂上へ
頂上(三角点)は勝道上人一行が二荒山大神を拝したとされる聖域
大岩の上には対面石と、長さ3.6m余りのご神剣が立っています。
このご神剣は2012年10月に設置されたもの
以前のは311の年に鳥居と共に折れてしまったのですが、
その後新しいものを設置することができたらしいです。
以前の大剣は1880年に奉納されたもので、
約130年ものあいだ風雪に耐え山頂のシンボルであり続けたそうです。
さすが霊峰・男体山
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山頂は風の通り道で寒いので写真だけ撮って終了
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二荒山大神の像と男体山奥宮
真っ白な世界、まるで雲の上に浮かんでいるようです・・・
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結局今回も何も見えないまま下山開始
晴れれば観音浄土にもたとえられる絶景を拝めるそうですが。
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山頂直下は火山らしい赤い斜面
多分 正面に中禅寺湖があるはず
雨で濡れた滑る岩、気を付けながら降りたつもりでしたが、
最後のほうですってんころりん、岩に左下半身強打
青あざ作りました( ̄▽ ̄)
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五合目あたりからバスの時間が気になり、大急ぎで下山
なんとか間に合って神社で保護しているシラネアオイを見ることが出来ました。
もうすでに終わりかけでしたけど 今年初♪
終わってみると結局自分にとっては一番辛かったのはスタートの1~3合目で、
4合目からはいつもの登山のように苦しいけど楽しく登れた気がします。
神社に戻り振り返ると、男体山が全貌を表した。
下山すると晴れるの、山あるある。
バスの車窓から恨めしい気持ちで見ておりました・・・
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バスに揺られ日光駅に戻ると、夕焼けと大きな山のシルエット
女峰山かな?いつか行きたいなぁ
おととしはあの麓まで行ったっけ、凍りそうに寒かった記憶。
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JR日光駅はブラタモリでも取り上げられていましたね
明治45年竣工の木造2階建の駅舎、二階は貴賓室になっている素敵な駅です。
前回同様、日光ステーションホテルクラシックで汗を流し、
終電?で浅草駅へと戻りました。
電車片道4時間半の移動もきつかったけど、久しぶりに達成感を味わった山旅
この先、ちゃんと山頂踏める山歩きが続くといいな。
■行程■
東武浅草駅6:20→東武日光駅8:25→バス8:40(JR日光駅が始発でした)→二荒山神社前BS9:30
登山口9:50→四合目10:40~10:50→七合目11:55~12:10→山頂13:13~14:00
→四合目15:45→シラネアオイ群生地16:20→二荒山神社前BS16:32→東武日光駅17:30
(日光ホテルステーションクラシックで入浴~駅周辺で一杯)
東武日光駅19:35→19:44下今市駅19:53特急きぬ(驚くことに東京方面の最終列車)→浅草駅21:35
☆山の散歩道のsanpoさんの記事を参考にさせて頂きました。
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この山は私の故郷の山です。小さい時から
夕焼けの空の上に、春は蓮華咲く畑の上に
聳えている男体山を眺めながら育ちました。
二荒山神社で貰ったお守りは霊験あらたか
なお守りです、ぜひザックに付けて登山を
してください。何度もそのお守りに私は守
られたような気がします。
なるほど、インレッドさんの健脚はこのエリアで育まれたものなのですね(*´∀`*)
山頂からいろんなものを見たかったのですが・・・
今回はお預けでした。
実は中禅寺湖からの男体山も写真でしか見たことがありません、
まだ日光は行ってないところだらけなので、また訪れてその立派なお姿を拝みたいです。
あのお守りにそんなパワーが!
ありがとうございます、是非是非ザックに着けて登ります。
私も守ってもらえるかしら♪
雨が降りだしたりすると
気力がガク~ンと落ちますが
よく山頂まで行きましたね。
花マルですね。(^^)
nousagiさんに花マルもらっちゃった~♪
嬉しいな。
これで晴れ間が覗いたら花の二重丸だったでしょうけどね・・・
でもインレッドさんにお守りのこと、教えて頂いたので、
これからご利益あるかもですね(´゜艸゜)∴(欲張り)
日光白根山は反対側の志津へ下りたことがあります。
その昔の噴火が、中禅寺湖側に溶岩を流したのが一目瞭然で
志津側は樹林帯が続いて表と裏とでは全然様相が違うのにびっくりでした。
今頃はシャクナゲやイワカガミがきれいなはず。
下りてからの車道歩きが長いのがネックですが
いつか絶対晴れる日に?!再チャレンジをぜひ(^^ゞ
まだ桜が咲いていたんですね。
陣馬山もニリンソウの群生地があるんですね。
そして大山、大山は行きたいと思っていますが、繰り越しばかり。
シロヤシオが咲くのは知りませんでした。
アカヤシオは可愛いけれど、シロヤシオも清楚で良いですよね。
花が咲いて登りたい山、見たい花は沢山あって困っちゃいますよね。
アサにcyu2さん聞いてお邪魔しました
さすが素敵な写真いっぱいですね~
これから過去ログも拝見させていただきますね
楽しみだわぁ~
さすがpalletさん、志津側におりられたんですか!
私もそうしたかったのですが、帰りの時間が間に合わないだろうと思ってやめました。
やっぱり健脚さんは違いますね~!
時期が変わればお花も見れるんですね。
この日はタチツボスミレと9合目にヒメイチゲが咲いていただけでした。
日光も魅力的なお山がいっぱいありますが、我が家に日帰りではちと厳しそうです(´・ω・`)
なにせガスガスだったので、どんな山容なのか?
ちっともわからず。
私もできればワンウエイで行きたかったんですけどね~
日光はアクセスが日帰りだと厳しくて。
今年はお花が1~2週間ぐらい早いところが多いみたいですね。
天気とお花の咲き具合に合わせて山に行ける身分に早くなりたいです(*´∀`*)
見に来てくださったんですね!ありがとうございます、嬉しいです(*´∀`*)
本当に偶然の出会いにはビックリすることばかりですよね・・・
アサ妻さんの書かれるblog面白くって好きです♪
また、介護をしているものにしか解らない些細なことも書かれてて、
それがとても真面目で愛があって・・・
拝見していてなんだか心が軽くなりましたよ。
過去ログ、珍道中が山ほど(笑)あるので暇つぶしになるかと。
こちらこそ、また伺いますね♪