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念願の「谷川岳」に登ってまいりました!
・・・と言っても、天神平までロープウエイで行って、横に歩いてきただけなのですが。
ただその「横に歩いてきただけ」でも私にとってはかなりな進歩です。
水上あたりは以前から夏冬問わず6,7回は訪れている場所なのですが、
肝心の「谷川岳」は
「この弱っちい身体じゃ無理でしょう⇒もしかしたらイケるかも」
になれるまで3年かかり、やっと叶えることが出来ました。
土曜日、4:30起きで始発の新幹線に乗り、土合口に着いたのが8:45。
既に登山客と観光客が入り混じっていました。
この日の天気予報は雨&濃霧&雷&曇り。
覚悟はしていたのですが、歩き始めの9:00にはもうゴロゴロと
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山での雷は初体験だったのでドキドキでしたが、みんなが進んでいくので「大丈夫なんでしょう」という判断の元、
レインウェアをしっかり着込んでいざ出発。
東京は36度の猛暑だったらしいのですが、山の上は気温17度。
それでもレインウエアを着込んでいるのでウエアの中は徒歩10分でびしょびしょ。
雨はやむどころかどんどん強くなり、雷まで賑やかに。
ほとんどが岩の登山道はだんだん川のようになっていく・・・
森林限界が近づくにつれ、鎖場の岩場も多くなり、連休の人の多さと
悪天候、登山技術の無い私には結構辛い道のり。
おまけに高所恐怖症と来ているので、土砂降り雨&鎖場&崖でツルツルの岩場の組み合わせに
来たときはもう、泣きが入りました。
「もう、引き返そうよ、怖くて駄目
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というワタシに
「じゃ俺は頂上まで行くから、先に下りれば」というダンナ様の冷たい一言。
一人で帰れるはずもない情けない私は、歯を食いしばって着いて行く。
・・・すると頂上が近づくにつれ雨が小止みになり、
ザンゲ岩辺りに来ると青空が見えてきた。
ふと後ろを振り返ると、温泉街までしっかりと見えるほど霧は晴れ、
雪渓やすぐ傍の山の輪郭まではっきりと見えた。
なんて美しく、壮大なスケール。
「・・・これが・・・山・・・私が今まで見てきたものは山ではなかった・・・(ゴメン)」
と思った。
もうひとがんばり!で頂上!だんだん笑顔が戻ってきた。
「トマの耳」についたときは完全に青空
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頂上の岩にしっかりしがみつく私。
あそこで諦めていたら見えなかったこの世界。
下界からは想像できなかった雲上の楽園。
ああ、みんな、これを見たくてがんばってきているんだなぁ・・・
心にたくさんの清らかな雪解け水を補給してもらった。
自然のあまりの大きさを目の当たりにし、たった一つのこの身体さえ
思う様に扱えない自分の情けなさを感じ、
同時にまたひとつ、目標をクリアできた自分の心と身体に
感謝するのでありました。
「あー最高!来て良かったね!」
とおにぎりをほうばる私に
「諦めも早いけど、立ち直りはもっと早いね・・・」
と呆れ顔のダンナからの痛恨の一言を頂きました
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お元気そうで何よりです!
たまーーーに寄らせていただいてますが、すごく欲しいものに何回か遭遇してますが、
その度、既に売り切れですの。エヴィさんのアクセ、ホント素敵ですもん♪
写真の奥の広がり、感じていただけましたか~!嬉しいです。さすがです。
自然の偉大さはどうやってもカメラには納まりきれませんよね。
一瞬の晴れ間のようでしたが、その一瞬にあの場に立てた事に感謝感激でありました。
以前、エヴィさんのブログでスノーシュー拝見しましたよ!エヴィさんのは本格的だからためになります。楽しかったので、来年は絶対一ノ倉沢スノーシューやりたいですっ!
でもかなりな高所恐怖症だから(自分の勤めているビルの三階からも腰が引けて下が見れません・・・)それと山小屋さえ克服できれば広がるんだけど・・・世界がね。
遊んでばかりいないで、物作れって・・・
久しぶりにお伺いしたら、うぉ~~谷川岳の凄いお写真が!
稜線がこんなにクッキリ、しかも目線よか下.
お写真でこの迫力、実際は圧巻だったでしょう.
私も山登りしてみたくなっちゃいましたよー(無理っぽいけど)
山のオニギリってなんか知らないけど
この世のものとは思えないくらい美味しいですよねー.
そりゃ立ち直りも早いですわ.
また次のお山も楽しみにしております.
ではでは~