気ままにツーリング

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⑥2022年 夏の北海道ツーリング(士幌から美瑛へ)

2022-09-19 | ツーリング(北海道)
2022年8月26日(金)

北海道上陸5日目。

現在地は帯広の上に位置する"士幌(しほろ)"

いよいよ北海道も、残すところ2日。
横浜からの走行距離は1700kmを走っていた。

この日の天候は曇り又はアメ。

今日は覚悟が必要だ。

併設する日帰り温泉で朝からサッパリする。

7時には朝食会場へ。
長い通路を歩き、昨日と同じ場所で頂く。

朝食はバイキング形式。
(取りすぎたかな〜)

このツーリングで食欲が増した。

それだけ食事が美味しいと言う理由にしておこう。

食事を終え、出発準備も完了。

今は降っていないが、先は分からないため、出発からレインウェアを着ておく。
お天気レーダーを見ると、アメは北海道の中央から南に停滞していた。

今日は一旦南に進んだあと、北に向かう。

8時15分 宿を出発

う〜ん、この先ヤバそう。

この日のルートは、白樺並木>ナイタイ高原>タウシュベツ川橋梁>三国峠>層雲峡>青い池>びえい白金温泉となる。

大雪山を反時計回りで迂回するルート。

先ずは帯広方面に向かうと、小雨に遭遇。

やはり南はダメだったか。

音更町駒場にある、白樺並木へと向かった。

8時45分 白樺並木に到着

ココは相変わらずのダート道。

大きめの石や砂利は走りにくく、クルマのわだち部分を辿り、何とか前に進めた。

おや?

向こうに見えるのは"ひまわり"。🌻

あんなに沢山咲いている。

見れたらイイなと思っていたら、こんな所で見られるとは。。。

結構な数が咲いており、少し気分も明るくなった

ひまわり畑から少し進んだ場所で停車。

この辺りはお気に入りの撮影スポット。

晴れていないのが殘念。

この道にもちゃんと標識もあった↙

(40kmも出せないが)

白樺並木を見たあとは、Uターンに近い右折をすると、またダート道。

道は締まっており、安心して少し速度を上げると、途中で大きめの石砂利ダートになり、またおどけてしまった。

ダート道を抜け、アスファルトの道に戻ると、R241に進み北上。

途中のホクレンで給油し、次の目的地"ナイタイ高原"に行くべきかを考える。

9時20分 道の駅ピア21しほろでトイレ休憩

バイクを停めた向こうに、宿で情報を得た"牛のグルマ"がいた。

名前は"ペコポちゃん"

士幌の牛(アイヌ語でペコ)、ポテト、トラクターを掛け合わせ、愛称はペコポとなったらしい。

面白いモノを見れて良かった。

道の駅を出発し、ナイタイ高原は真っ白だろうと諦め、次のタウシュベツ川橋梁へ進んだ。

ちなみにナイタイ高原方面はこんな感じ↓

たぶんダメだろう。

R273を北上すると少しずつ標高が上がり、バイクの外気温は14度と寒くなってきた。

幸い、レインウェアは防寒にもなるため、下は夏用ウェアと半袖の2枚でも大丈夫だった。

道の駅から約40kmほど走ると"タウシュベツ展望台"の看板。

10時10分 タウシュベツ展望台駐車場に到着

駐車場は反対車線にあるが、使われてなさそうなスペースがあったので、ココに停める。

バイクを降り、森の中を歩いて行く。

昔はタウシュベツ橋梁の近くまで、バイクで行けたが、今は許可が必要。

時間に余裕があれば近くに行ってみたい。

ココは旧国鉄士幌線の鉄道跡↓

今は散策路になっている。

道路から120mほど歩くと到着。

ん?どこだ?

あれかな?

少し見えるが沈んでる。。。

アーチ型の橋が見れると期待したが、今は水没期のようだった。

また機会があれば見に来たい。

バイクに戻り、次は三国峠へ向かう。

(ホクレンフラッグは、まだ1本のまま)

白樺の中を突き抜けるR273を北上。

標高が上がった、三国峠に続く橋の上で停車。

そこそこ寒い。

更に上がると、さっき停車した橋が見えた。

樹海の上を通る橋。

"松見大橋"と言うらしい。

10時45分 三国峠に到着

周囲は真っ白。

ココから、さっきの陸橋は見えない。

駐車場には小さなカフェがあり、軽食や温かいコーヒーなどが頂ける。

外気温の表示が12度なので納得。

景色も見えないので、次に進む。

R273からR39へ入り、層雲峡へ向かった。

11時20分 銀河・流星の滝駐車場に到着

ココも定番のスポット。

先ずは"流星の滝"

そしてこちらが"銀河の滝"

間近で見ると良く見えるが、写真では今ひとつ。

それじゃ、もう少し上から見に行く。

以前、汗だくになって登った記憶はあるが。。。

5月末から体調を悪くし、階段を上がるとすぐに息切れたが、今日は大丈夫だった。

ようやく体調が回復したのかも知れない。

そして、こちらが展望台からの景色。

右が"銀河の滝"、左が"流星の滝"。
一緒に見れると良さも分かりそう。

次は少し移動し黒岳ロープウェイ乗り場へ

黒岳の7合目に行ってみる。

ロープウェイは予定になかったが、時間に余裕が出たので、久しぶりに寄ってみた。

ロープウェイで行けるのは5合目まで。
5合目からはリフトで7合目へ行ける。

(チケットはリフト込みで往復3000円)

今回は登山の予定はなく、観光のみ。

先ずはロープウェイで5合目へ。

層雲峡の街が小さくなって行く。

到着すると、リフト乗り場まで少し歩く。

途中に、黒岳への登山道があった↓

13年前のツーリングで黒岳に登った事がある。

高山に生息するナキウサギを見たかったが、なかなか姿を見せず諦めた想い出があった。

あとは大雪山の御鉢平を巡るのもイイ。

3分ほどで、リフト乗り場に到着。

ゆっくり進むリフトで7合目へ向かう。

足元には"エゾオヤマノリンドウ"が咲いていた。

(札に書いてあった)

約15分ほどで7合目に到着。

7合目からの景色。

そこそこ見渡せるが、もう少し上から見たい。

こちらは下山道↓

時間があれば歩いて下るのもイイかも。

現在地のマップ。

大雪山周辺のルートが示される。

"愛別岳"に関する注意書きも。

愛別岳の分岐箇所は急斜面の砂利で、滑落しそうな恐怖が勝り、あの時は行けなかった。

こちらは山小屋。

土産物など見て回った。

山小屋の先には登山道。

2時間も有れば登れそう。

山小屋の隣りには"黒岳カムイの森のみち"と書かれた散策路。

片道20分らしいが、下山のリフトやロープウェイの時間、目的地までを考えると断念せざるを得なかった。

また、余裕を持って来よう。

リフトでゆっくり5合目へ戻り。。。

ロープウェイの出発時間を待つ。

青いロープウェイもあったのか。

帰り便も行きと同じ、ミドリの車体。

13時の便で戻る。

すれ違いで、青い車体とご対面。

イイ色だ(青好き)。

麓に戻って来た。

現在時刻は13時10分。

このあとは美瑛(びえい)方面に向かう。

石狩川沿いのR39を北上し、上川層雲峡ICより無料の旭川紋別道に乗り、時間を稼ぐ。

愛別ICで降りたあと、またR39に戻り。。。

14時 道の駅とうまで小休止

店頭の"でんすけスイカ"や"メロン"を買って、自宅に送ろうと思ったが、イイのがなかった。

小腹が空いたので、いつもの食事。

宿がある"びえい白金温泉"まで、もう少し。

途中で旭川のホクレンSSで給油した際、青色のホクレンフラッグをゲットした。

この時期のホクレンフラッグは、売り切れが多く、買える店はわずかに思えた。

美瑛に入り、道道966号を南下。
この先に"青い池"に寄って行く。

15時35分 青い池の駐車場に到着

池が青い場所は、ココと神の子池が有名。

こちらに来たのは初めてだった。

へぇ〜、これが"青い池"か。

確かに青い。

陰があるため、青さが分かりにくいので、
少しずつ移動し、別角度で見る。

神の子池よりも広く感じる。

うん、やはり青い。

池の端の側を流れる川も、青みを帯びていた。

ところで、なぜ青くなるのか。

上流の白金温泉からのアルミニウムを含んだ水が、美瑛川と交じる事でコロイドが発生し、太陽光がコロイドに反射すると、青く見えるらしい。

(観光看板より)

お土産に"青い池ソーダ"を購入。

あとで飲もう。

クルマは多く、バイクはちらほら。。。

"青い池"イイ景色だった。

次はようやく白金温泉のお宿へ。

前方の美瑛岳に迫って行くと。。。

16時05分 宿に到着

ラストの宿は"ホテルパークヒルズ"

最後は温泉地で、そこそこイイ宿にした。

窓からは大雪山系の山々が一望。

イイ部屋だ。

あちらは十勝岳↓

こちらは美瑛岳かな↓

いつか登ってみたい。

先ずは温泉で湯ったり。

サッパリしたあとは、白金温泉の観光スポットに歩いて行ってみる。

と、言ってもホテルの裏らしい。

現在地はこの辺り↓

橋の上から見えたのは"白ひげの滝"。

なかなか見応えがある。

十勝岳の地層から湧き出ている。

水が青くなっているのは、青い池と同じ。

この下流は、青い池へと続いている。

十勝の山々も晴れて良く見えた。

もう少し早く着いて、散策したかった。

北海道ツーリングは明日で最後。

ココまで無事に走って来れた。

17時40分になり、そのまま夕食会場へ。

夕食はバイキング。

ジンギスカン鍋まで取って、食べられるかな。

飲み比べのビールを注文(2本1000円)。

料理はどれも美味しく、流石に腹一杯だった。

日が沈む頃には、すっかり天気も良くなった。

この日の走行距離は259km

明日は小樽へと戻る。

部屋に置いてあった"てる坊"。

晴れるとイイな。

―Danke―


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