朝5時起床。十分すぎるほど寝た。普段の倍近い睡眠時間だ。明け方、小屋の近くで獣(シカだろう)の物音がしていたそうだが、全然気がつかなかった。朝食を済ませる。表はすっかり晴れ渡っていて、今日はいい写真が撮れそうだ。台高山脈から登る朝日をカメラに収める。ご夫婦に別れを告げ、6時20分出発。
天気がいいと、気分がよくなり、歩みも力強くなる。しばらく背の低いササと疎林の尾根を逍遥。舟ノタワを過ぎ、振り返れば七面山のコブ、眼下にはカラハッソウ谷の白い帯。カラハッソウ谷は、遡るとさぞかしいいたろうな、と上から見ていてつくづく思う。近いうちに行ってみよう。
森林が荒れ果てた箇所を過ぎれば、もう弥山辻。なんだか仰々しいシカ除けフェンスが新設されている。なんだかなぁ。それに沿って歩く我々は、サファリパークに飼われている動物のようだ。
8:53、八経ヶ岳(写真)。何度も来て、今さら、感慨も少なくなったが、今日は快晴。実は、この山ではよく雨に祟られ、ハッキョー寸前になることもしばしばであった。ここでシッカリ晴れたのは2回しかないだけに、かなり嬉しい。ここまで来ると、登山者の姿も急増する。
弥山小屋でジュースを買う。缶バヤリースオレンジ。久しぶりに見るバヤリースは、合成着色料のドギツイオレンジ色ではなく、自然の着色しかしていない、おとなしい色合いで、果汁も20%入っているという。愛されて50年(Mr.Dashが50年も愛したワケではない)。バヤリースは、まだまだ進化していた。
鳥居をくぐり、コケむしたカエデ等の美しい樹林帯の中、鬱陶しく長い階段を下りる。最近の「整備」は、わざわざ歩きにくい階段をひたすら造ることで、「整備」を管轄・計画しているお役人さんたちは、本当にマジメにやればやるほど、アホバカになるのである。
狼平の小屋の前では、単独行の兄ちゃんが、なぜか沖縄の三線を弾きながら大声で歌っていた。普通、変なヤツに見えるはずなのだが、ずいぶん愉しそう。時間が許せばこの兄ちゃんとセッションしたかった。我が家にも、カンカラ三線くらいあるし。BEGINや夏川りみ、ディアマンテスなんか大好きだし。兄ちゃんの歌は、THE BOOMのようで、多分、上々颱風だろう。
天気がいいと、気分がよくなり、歩みも力強くなる。しばらく背の低いササと疎林の尾根を逍遥。舟ノタワを過ぎ、振り返れば七面山のコブ、眼下にはカラハッソウ谷の白い帯。カラハッソウ谷は、遡るとさぞかしいいたろうな、と上から見ていてつくづく思う。近いうちに行ってみよう。
森林が荒れ果てた箇所を過ぎれば、もう弥山辻。なんだか仰々しいシカ除けフェンスが新設されている。なんだかなぁ。それに沿って歩く我々は、サファリパークに飼われている動物のようだ。
8:53、八経ヶ岳(写真)。何度も来て、今さら、感慨も少なくなったが、今日は快晴。実は、この山ではよく雨に祟られ、ハッキョー寸前になることもしばしばであった。ここでシッカリ晴れたのは2回しかないだけに、かなり嬉しい。ここまで来ると、登山者の姿も急増する。
弥山小屋でジュースを買う。缶バヤリースオレンジ。久しぶりに見るバヤリースは、合成着色料のドギツイオレンジ色ではなく、自然の着色しかしていない、おとなしい色合いで、果汁も20%入っているという。愛されて50年(Mr.Dashが50年も愛したワケではない)。バヤリースは、まだまだ進化していた。
鳥居をくぐり、コケむしたカエデ等の美しい樹林帯の中、鬱陶しく長い階段を下りる。最近の「整備」は、わざわざ歩きにくい階段をひたすら造ることで、「整備」を管轄・計画しているお役人さんたちは、本当にマジメにやればやるほど、アホバカになるのである。
狼平の小屋の前では、単独行の兄ちゃんが、なぜか沖縄の三線を弾きながら大声で歌っていた。普通、変なヤツに見えるはずなのだが、ずいぶん愉しそう。時間が許せばこの兄ちゃんとセッションしたかった。我が家にも、カンカラ三線くらいあるし。BEGINや夏川りみ、ディアマンテスなんか大好きだし。兄ちゃんの歌は、THE BOOMのようで、多分、上々颱風だろう。