Mr.Dashのぶろぐ館

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2019年6月2日(日) [大峰]行者還岳へ、シャクナゲとクサタチバナを同時に見られるのか!?

2019年06月06日 | 山登りの記録
■メイン写真
清明ノ尾に向かう途中にある巨大双子ヒノキ


■今回のコース
90番ポスト→タイタン広場→奥駈道出合→天川辻→行者還小屋→行者還岳→(往路を戻る)→
90番ポスト


今シーズンは行者還岳への企画を2本組んだ。1本目は行者還岳山頂のシャクナゲが
主目的だ。当初5/28に予定していたのだが、雨のためこの日に順延した。
そのため、稜線に咲くクサタチバナも咲き始めているかもしれない。



90番ポスト周辺の路肩には10台以上のクルマが停まっていた。
このルートも年々、人気が高まっているようだ。



支尾根を登っていくと。ユニークな形をした樹々が現れる。



このリョウブの根もおもしろいデザインに仕上がっている。



そして清明ノ尾に出る直前に、双子の巨大ヒノキが出現する。
この日の道中では最大の木だ。圧倒的な迫力だが、この木に名前がついているわけでも
注連縄がついているわけでもない。ただ、あるがままに。さすが大峰。



清明ノ尾に出る。古い廃トラックが放置されている、通称「タイタン広場」。
しかしトラックは、マツダ「タイタン」の前衛モデルで、E2500ディーゼルという車種なのだ。



向こうに大普賢岳が見える。恐竜の背中のようだ。



大峰奥駈道に合流する。



西に弥山が迫って見える。望遠レンズで見ると、弥山小屋がハッキリ見えた。



稜線にはシロヤシオが多い。今年は花の数がかなり少ない。



ヒメレンゲ。きれいな星形がかわいい。



この尾根の名物と言えば、これ。クサタチバナ。
まだまだ蕾が多く、咲いているのを探す感じ。
群落は年々、バイケイソウに侵食されているように感じる。



行者還小屋に到着。その向こうには行者還岳の垂直の岩壁がみえる。
じっとしていると風が冷たいので、小屋の中でランチとした。
小屋の中は先客でにぎやかだった。



山頂へは東から巻いていく。その途中にあるのが、第58番靡「行者還り」。



水場からは、木製のハシゴが続く。
確かに、これがなければ行者もビビッて引き返したくなるわな。



急坂を登り切り、稜線に出ると奥駈道を離れ、行者還岳への踏み跡をとる。
稜線にもシロヤシオが彩を添えている。



そしてたどり着いた行者還岳の山頂は、シャクナゲの大群落の中だ。



ふと視線を落とした木にくっついていたのは、ハルゼミの抜け殻。
稜線では彼らの大合唱が始まっている。



6月に入ってもまだ咲いているシャクナゲ。



シャクナゲ群落の中をちょっと散歩すると、さっき見えていた垂壁の真上に出る。
一人ずつしか乗っかれない岩角に出ると、まさに直下に行者還小屋の屋根が見える。
歩いてきた尾根も見えている。



シャクナゲ林の中で見つけたギンリョウソウ。



そしてユキザサ。繊細な花。

雲がしだいに重くなってきた。来た道を戻っていると、たまに雨粒が当たる。
それでも木陰に守られ、なんとかレインウェアを着ることなく登山口に着いた。


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