■メイン写真
河内七面山は、巨石と石仏のパワースポットだ
■今回のコース
石切駅→孔舎衛坂駅跡→(くさかハイキングコース)→河内七面山→石切場跡→
イノラムキ古墳→こぶしの谷→あじさい園上部→摂河泉コース分岐→生駒山三角点→
八大龍王龍岳院→旧鶴林寺→霞ヶ丘駅→寶山寺→ケーブル宝山寺駅
生駒山のいろんパワーやミステリーを感じられるお気に入りのルート。
下山先を変えながら、毎年のように歩いている。
今年は、よりパワー度が高い、石仏・洞窟→古墳→修験の寺跡→修験の古刹をハシゴしてみた。
今回のスタートは、近鉄奈良線の石切駅。
駅を出ると、大阪市街と六甲山系が鳥瞰できる。
旧生駒トンネルの手前に、孔舎衛坂(くさえざか)駅跡が残る。
神武東征伝説が駅名の由来だ。
旧生駒トンネルは、言うまでもない、数々の事故災害で知られる。
まるで早春のような陽気の中、くさかハイキングコースを登る。
途中でハイキングコースを離れ、河内七面山に寄り道するが、
大きな倒木に行く手を阻まれる。この隙間を潜って対処。
雰囲気満点の河内七面山。
寺院としての建物は一切なく、巨石に囲まれた特有の雰囲気の中、石仏などが並ぶ。
生駒石の巨岩が折り重なった胎内くぐりの行場内にも石仏が並ぶ。
洞内から這い出て、「生まれ変わる」瞬間!
巨石マニアだとおっしゃるこの日のお客様は、シャッターをパチパチ。
石切場跡も、倒木が折り重なっていた。
かつては良質の生駒石を切りだし、大阪城の石垣にも使われたようだ。
続いての"寄り道"は、イノラムキ古墳。
生駒山系の西側は太古の分譲墓地。小さな古墳は数多いのだが、これは中でも
最も高い標高に築かれた古墳時代末期のものだ。
イノラムキ古墳への道も、昨年末ごろは倒木でアクセスが大変だったそうで、
あれ程度覚悟してきたが、すっかり刈り払われていて、楽にアプローチできた。
こぶしの谷を通過。
らくらく登山道に入ると、時折、大阪側の眺めが開ける。
大きなヒラタケをみつけた。横にアラゲキクラゲもあった。
なんとなく怖いので採らなかったが。
辻子谷ハイキングコースの上部が崩壊のため通行止めのため、
らくらく登山道をアジサイ園の上部まで迂回し、摂河泉ハイキングコースを経て
生駒山の山頂へ。
冬期閉園中の遊園地の、汽車ポッポの敷地内に三角点がある。
昨年90周年を迎えた生駒山上遊園地では、新しいアトラクションがいくつか
できていた。いろんな遊園地がつぶれていく中、がんばってほしい。
遊園地を出て、旧鶴林寺跡へ下る。いかにも異界に入っていくぞというムードが
ただよう鳥居をくぐって坂を下りる。
旧鶴林寺跡。現在の鶴林寺は、江戸時代に奈良側へさらに700mほど麓に引っ越したもの。
境内は、修験道の痕跡と、雨乞い信仰の混交状態が見て取れ興味深い。
境内にたたずむ蛙石。このカエル、酒は飲めない。その心は「ゲコ!」。
古い石段を少し下ったところにある水行場、
この裏手に、うっそうとしていた樹々が倒れてしまい、若干、雑然とした感じに
変貌していたが、光が差し込むようになって、以前の怪しい雰囲気から、少し
明るく開けた印象になった。
生駒古道の名残を今に伝える標石も立っている。
生駒古道を草を分け分け歩くのも面白いが、また別の機会に。
宝山寺に下りてきた。
朝日嶽と、直下の岩壁、般若窟はいつ見ても圧倒される。
今日は軽~く、ケーブルカーで下山。おつかれさまでした。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教室」は、「ここをクリック」!!
河内七面山は、巨石と石仏のパワースポットだ
■今回のコース
石切駅→孔舎衛坂駅跡→(くさかハイキングコース)→河内七面山→石切場跡→
イノラムキ古墳→こぶしの谷→あじさい園上部→摂河泉コース分岐→生駒山三角点→
八大龍王龍岳院→旧鶴林寺→霞ヶ丘駅→寶山寺→ケーブル宝山寺駅
生駒山のいろんパワーやミステリーを感じられるお気に入りのルート。
下山先を変えながら、毎年のように歩いている。
今年は、よりパワー度が高い、石仏・洞窟→古墳→修験の寺跡→修験の古刹をハシゴしてみた。
今回のスタートは、近鉄奈良線の石切駅。
駅を出ると、大阪市街と六甲山系が鳥瞰できる。
旧生駒トンネルの手前に、孔舎衛坂(くさえざか)駅跡が残る。
神武東征伝説が駅名の由来だ。
旧生駒トンネルは、言うまでもない、数々の事故災害で知られる。
まるで早春のような陽気の中、くさかハイキングコースを登る。
途中でハイキングコースを離れ、河内七面山に寄り道するが、
大きな倒木に行く手を阻まれる。この隙間を潜って対処。
雰囲気満点の河内七面山。
寺院としての建物は一切なく、巨石に囲まれた特有の雰囲気の中、石仏などが並ぶ。
生駒石の巨岩が折り重なった胎内くぐりの行場内にも石仏が並ぶ。
洞内から這い出て、「生まれ変わる」瞬間!
巨石マニアだとおっしゃるこの日のお客様は、シャッターをパチパチ。
石切場跡も、倒木が折り重なっていた。
かつては良質の生駒石を切りだし、大阪城の石垣にも使われたようだ。
続いての"寄り道"は、イノラムキ古墳。
生駒山系の西側は太古の分譲墓地。小さな古墳は数多いのだが、これは中でも
最も高い標高に築かれた古墳時代末期のものだ。
イノラムキ古墳への道も、昨年末ごろは倒木でアクセスが大変だったそうで、
あれ程度覚悟してきたが、すっかり刈り払われていて、楽にアプローチできた。
こぶしの谷を通過。
らくらく登山道に入ると、時折、大阪側の眺めが開ける。
大きなヒラタケをみつけた。横にアラゲキクラゲもあった。
なんとなく怖いので採らなかったが。
辻子谷ハイキングコースの上部が崩壊のため通行止めのため、
らくらく登山道をアジサイ園の上部まで迂回し、摂河泉ハイキングコースを経て
生駒山の山頂へ。
冬期閉園中の遊園地の、汽車ポッポの敷地内に三角点がある。
昨年90周年を迎えた生駒山上遊園地では、新しいアトラクションがいくつか
できていた。いろんな遊園地がつぶれていく中、がんばってほしい。
遊園地を出て、旧鶴林寺跡へ下る。いかにも異界に入っていくぞというムードが
ただよう鳥居をくぐって坂を下りる。
旧鶴林寺跡。現在の鶴林寺は、江戸時代に奈良側へさらに700mほど麓に引っ越したもの。
境内は、修験道の痕跡と、雨乞い信仰の混交状態が見て取れ興味深い。
境内にたたずむ蛙石。このカエル、酒は飲めない。その心は「ゲコ!」。
古い石段を少し下ったところにある水行場、
この裏手に、うっそうとしていた樹々が倒れてしまい、若干、雑然とした感じに
変貌していたが、光が差し込むようになって、以前の怪しい雰囲気から、少し
明るく開けた印象になった。
生駒古道の名残を今に伝える標石も立っている。
生駒古道を草を分け分け歩くのも面白いが、また別の機会に。
宝山寺に下りてきた。
朝日嶽と、直下の岩壁、般若窟はいつ見ても圧倒される。
今日は軽~く、ケーブルカーで下山。おつかれさまでした。
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