![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/de/bd110ab876b9f3b65d4ea314ac65ac58.jpg)
金剛山に、こんな素晴らしい谷があったのか!12人全員が、きっとそう思ったに違いない。今日は、金剛山の中でも最も自然度の高い、丸滝谷を遡行しているのだ。
沢靴9人、登山靴3人。先週日曜日に、高天谷をやったばかりの連チャンメンバーも、なんと7人もいる。わざわざ流れを選んで登っていく沢靴軍団連中と、流れを避けて飛び石づたいに、あるいは高巻きしながら進む登山靴部隊。まったく異様なパーティだ。
石筆橋を渡り、林道を上がる。右に大堰堤を見送り、鉄板の橋を渡り入渓する。はじめは平凡だが、やがて小滝が続くようになる。そして二股。丸滝谷は右だが、左にすぐ魅力的な滝が見える。今日はあまり濡れないつもりでいたが、これを見て登らない手はない。登山靴部隊を待たせて、9人の”高いところ好き”が順々に取り付く。左岸のトラロープは全くアテにせず、中央突破、完全にシャワークライム。一気にパンツの中までずぶぬれだ。ひやー!とか言いつつ嬉々として登る9人は果たしてマゾなのか。宇宙人I村さんは、濡れ足りず、滝芯に入って両手をあわせ、何やら母なる惑星に祈りをささげていた。
ひと通り楽しんだ後、丸滝谷を進む。7分ほどで斜瀑に出合う。2段10mくらいかなぁ。ここはたいしたことはなく、快適に流れをたどる。しばらく美しい新緑の中を、小滝のラッシュ。Mr.Dashはすっかり有頂天だ。
最初に遊んだ滝から1時間弱、再び二股。左に下ノ丸滝が見える。渇水には、ほとんど水が涸れてしまうらしいが、今日は滝の体をなしている。しばらく下から眺めていたが、Mr.Dashは”登りたい菌”がウズウズしてきた。またまた登山靴部隊に待ってもらう。ホールドはあるにはあるが、かなりヌルヌル。落ち葉も積もっていたりするし、たまに剥離したりする。ともちゃんが右岸を巻いてトップロープを垂らしてくれたので、安心して登れた。
すると、他のメンバーも滝下で腕をグルグル回していたり、屈伸をしたりしているではないか!結局、ほとんどの沢靴軍団が登ることになった。クライミング技術No1の”女子プロ”Y口さんが、どうやら皆を脅して登らせているらしい。
今日が初めての沢登りという、新入部員のW邉さんは、長いリーチをフルに生かしたダイナミックな登りで皆を圧倒する。2週続けて登場のエレガントF原嬢も、健気に(そう見えてしまう)登る。すっかりスリップ慣れした感のあるチョイ悪アンクルM居氏も、登りきって、なんとも言えないすがすがしい笑顔をみせた。いや~、みんな楽しいネ。
右を詰め、最後の上ノ丸滝も、トラロープを無視して中央突破。ここも水量が少なくヌメる。後続が、慎重を期してザイルを要求。仕方なく、せっかくまとめたザイルをもう一度出す。
ここからのV字谷は、流れも一気に乏しくなる。最後はザレザレの急斜面を根性登り。植林の支尾根(中尾の背)を経て、六道ノ辻へ。あとは太尾の眠い道を、ひたすら下りる。一同、大満足の冒険だった。
次はぜひ、最初の滝から、そのまま左の沢を遡上してみたい。
沢靴9人、登山靴3人。先週日曜日に、高天谷をやったばかりの連チャンメンバーも、なんと7人もいる。わざわざ流れを選んで登っていく沢靴軍団連中と、流れを避けて飛び石づたいに、あるいは高巻きしながら進む登山靴部隊。まったく異様なパーティだ。
石筆橋を渡り、林道を上がる。右に大堰堤を見送り、鉄板の橋を渡り入渓する。はじめは平凡だが、やがて小滝が続くようになる。そして二股。丸滝谷は右だが、左にすぐ魅力的な滝が見える。今日はあまり濡れないつもりでいたが、これを見て登らない手はない。登山靴部隊を待たせて、9人の”高いところ好き”が順々に取り付く。左岸のトラロープは全くアテにせず、中央突破、完全にシャワークライム。一気にパンツの中までずぶぬれだ。ひやー!とか言いつつ嬉々として登る9人は果たしてマゾなのか。宇宙人I村さんは、濡れ足りず、滝芯に入って両手をあわせ、何やら母なる惑星に祈りをささげていた。
ひと通り楽しんだ後、丸滝谷を進む。7分ほどで斜瀑に出合う。2段10mくらいかなぁ。ここはたいしたことはなく、快適に流れをたどる。しばらく美しい新緑の中を、小滝のラッシュ。Mr.Dashはすっかり有頂天だ。
最初に遊んだ滝から1時間弱、再び二股。左に下ノ丸滝が見える。渇水には、ほとんど水が涸れてしまうらしいが、今日は滝の体をなしている。しばらく下から眺めていたが、Mr.Dashは”登りたい菌”がウズウズしてきた。またまた登山靴部隊に待ってもらう。ホールドはあるにはあるが、かなりヌルヌル。落ち葉も積もっていたりするし、たまに剥離したりする。ともちゃんが右岸を巻いてトップロープを垂らしてくれたので、安心して登れた。
すると、他のメンバーも滝下で腕をグルグル回していたり、屈伸をしたりしているではないか!結局、ほとんどの沢靴軍団が登ることになった。クライミング技術No1の”女子プロ”Y口さんが、どうやら皆を脅して登らせているらしい。
今日が初めての沢登りという、新入部員のW邉さんは、長いリーチをフルに生かしたダイナミックな登りで皆を圧倒する。2週続けて登場のエレガントF原嬢も、健気に(そう見えてしまう)登る。すっかりスリップ慣れした感のあるチョイ悪アンクルM居氏も、登りきって、なんとも言えないすがすがしい笑顔をみせた。いや~、みんな楽しいネ。
右を詰め、最後の上ノ丸滝も、トラロープを無視して中央突破。ここも水量が少なくヌメる。後続が、慎重を期してザイルを要求。仕方なく、せっかくまとめたザイルをもう一度出す。
ここからのV字谷は、流れも一気に乏しくなる。最後はザレザレの急斜面を根性登り。植林の支尾根(中尾の背)を経て、六道ノ辻へ。あとは太尾の眠い道を、ひたすら下りる。一同、大満足の冒険だった。
次はぜひ、最初の滝から、そのまま左の沢を遡上してみたい。